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君のわくわくスイッチ大爆発!~三重県の地域コーディネーターが引き出す若者の可能性〜

一般社団法人わくわくスイッチ
中村憲和 (なかむら のりかず) さん

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シゴトリップ
参画地域コーディネーターインタビュー

「コーディネーターっていったいどんな存在なの?」「どんな活動をしている人?」
シゴトリップに参画している地域団体のコーディネーターさんにお話をお伺いして、その活動や人柄などを取材してみました!

わくわくで世界征服したい!

ーご自身が活動される目的や想いを教えてください。

わくわくで世界征服がしたいっていうところですね。わくわくすることに飛び込んでいく人が世の中に溢れたら実現できるんじゃないかなと思っています(笑)

ー「わくわく」を追究されているのはどうしてですか?

若者と話をしていたときに、「将来やりたいことが分からない」「自分に自信がない」と言う人が多く、夢も自信も育めていない教育に危機感を感じてこの業界に入りました。やりたいっていう想いがあったり何か後悔していることがあるのに、自分の可能性に蓋をしていくのはすごくもったいないと思っているので、「是非やってみようよ」って後押ししています。私たちは一人一人の可能性を爆発させる装置のことをわくわくスイッチと呼んでいて、そのスイッチをたくさん作りたいと思って活動しています。

ー何か挑戦したいことがあっても、そこに踏み出すまでの勇気がいるのはすごく分かります。

子供のときって、目に付いた物全部を触るし、だから人間って本来興味を持ったらやってみたり、新しいものを作ってみたりする力が備わっているはず。でもそれがいつの間にか、「あれダメ、これダメ、こうしなさい」と言われるうちに何もできなくなってしまう。私自身が当事者だったのもありますが、この人間社会の中で本来持っていたものが矯正されていってしまうことに違和感を抱いていて、もっと世界がわくわくで溢れるようにという想いから今活動しています。

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命を越えたわくわくの機会を

ー活動する上で大切にされていることをお聞かせください。

わくわく Over DIE ですね。わくわくスイッチのバリューなんですが、「死を越えた先にあるわくわく」という意味です(笑)つまり、死ぬくらいの限界を越えた先にある達成感や、自分の命を使ってでもやってみたいという想いのことです。関わっている人の人生が変わるくらいの衝撃的な瞬間を作れているかどうかを考えています。

ー人生を賭けてわくわくできることを見つけられるような機会を作るということを忘れずに活動されているということですね。

もう一つ、わくわく中心アプローチというのがあって、これは世の中の課題解決を中心に取り組むのではなく、課題が解決された先にあるわくわくを中心に考えるという方法です。

ーたしかに、楽しい未来を考えていた方がやる気も出てきますね。

そうですよね。その方がたくさんの人を巻き込み、色々な発想が出るのではないかと思っています。このアプローチを大切にしているので、その人がわくわくしている状態や、その人が持っている可能性がひらいている状態を常にイメージしています。可能性は必ずひらけると信じて向き合っています。

知らなかった自分を発見する

ーシゴトリップへの参加を迷っている学生にメッセージをお願いします。

シゴトリップに参加することで、もちろん色々な企業や、働くということを知ることができるんですが、一番知れるのは自分のことです!「こんなことに興味を持つなんて思わなかった」というように、考え方が広がった新しい自分に出会える機会になります。シゴトリップであなたのわくわくスイッチが大爆発します!


◆シゴトリップとは?
オンラインで全国各地の企業に訪問して社長の話や従業員の話を聞き、実際のシゴト体験ワークショップをしながら、自分の将来のキャリアについて考えるプログラムです。
詳しくはこちら!
https://www.challenge-community.jp/shigotrip/?fbclid=IwAR0ZIKmUngWlixyg5XoV0ptslWgRCSy8JI3zoRvbgLc1hMkcSme5DR-0gGE

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取材した印象

 今回のわくわくスイッチの中村さんへの取材を通して、熱い想いを持っていると同時に、学生の気持ちにも寄り添ってくれる方だという印象を受けました。つたない私の話しも急かさずに聞いてくださり、もしコーディネーターとして担当していただけたら、歩調を合わせつつも前へ進んでいけるように促してくれるのではないかと思いました。
 ご自身の体験や現代の若者と接して感じた危機感を、自分がなんとかしていくんだという強い気持ちで活動されているかっこいい大人に取材をすることができ、わたしもわくわくを共有していただきました!

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団体紹介

「わくわくで世界征服を企む秘密結社!」
一人一人が持つわくわくを爆破させる爆破装置-わくわくスイッチ-を埋め込むべく、インターンシップのコーディネートやキャリア教育事業を中心に活動に取り組む三重県の団体です。若者がチャレンジできる場をつくり、誰もがわくわくできる世界を目指しています。

団体概要

団体名:一般社団法人わくわくスイッチ
所在地:〒510-0065 三重県四日市市 中浜田町5−22 ルナハイツ四日市3A号
    室
設立:2015年6月9日
代表:中村憲和
社員数:理事 5名
    監事 1名
    スタッフ 10名
主な事業内容
・イノベーターンプログラム
課題挑戦型長期インターンシップのコーディネート。学生には、地域や企業の課題解決という実践の場を通じた成長の機会を提供。企業には、新事業に若者と共に挑戦する機会を提供。
・シゴトラベル
取材型インターンシップのコーディネート。三重県内の企業と学生の出会いの場を提供。経営者や若手社員への取材を通して、働く人のホンネや働くことのリアルを聞くことができる。
・就活アウトロー採用
現代の「就活」に対して違和感を持つ若者のための就職サービス。互いの属性を明かさないまま企業と若者が本気で語り合うことで、本当にマッチする企業を見つけることができる。
「夢現人」「志援人」「世継人」
社員の主体性を引き出すための研修を行う。若手社員の自立を促す研修と、上司のメンター研修で二方面からアプローチしている。
・ふるさと兼業
共感を基にした外部人材マッチングサービス。経営改革に挑戦したい中小企業とスキルや経験豊富な人材のマッチングや、プロジェクトの設計、伴走を行う。
・東海学生AWARD
他団体と共に東海の学生が夢や志を語る舞台の場を提供し、若者の挑戦を応援する環境の醸成を目指す。合宿や審査員からの評価を通して自分と真っ向から向き合うことができる。

参照:一般社団法人わくわくスイッチ HP

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取材:播磨菜月
国際教養大学4年生

秋田県出身で、大学では地方学やメディア学などを学んでいます。現在は、秋田県にあるNPO法人みらいの学校で4か月間の長期インターン生として企業への取材や企業と学生を繋ぐプロジェクトのサポート業務を担当しています。


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