#ご当地絵恋ちゃん 大阪編 感想
・はじめに
①本テキストは #ご当地絵恋ちゃん 大阪編の感想・ネタバレを多分に含みます。
おそらく2024/4/20(土)放送の絵恋ちゃんのラジオ番組「えれナイ」第12回にて詳しい話が絵恋ちゃんと聞き手の谷さんから大いに語られると思うので、わくわくをとっておきたいオタクの方はそちらを優先してください。
②本テキストではあえてX (旧Twitter)のことを、読みやすさと書きやすさをふまえ「Twitter」表記で統一します。リプライやリツイートなど関連用語は表記揺れするかもしれません。ごめんね
③本テキストではある程度地下アイドルの基礎用語解説は省きます。
また絵恋ちゃんに関する情報はWebサイトやオタクのツイートをいくつか貼り付けて説明します。特に絵恋ちゃんのWebサイトについては注目ポイントを紹介しますので、ぜひ訪問してみてください。一見怪しいサイトに見えるかもしれませんが怖くありません。あと気持ちが強くなると文体が変わってきます、自分でも嫌なんだがすまん
あと多分めっちゃ長いです
④本テキストについて
筆者が2024年3月〜4月に参加した「絵恋ちゃんのご当地アイドルなりきりツアー」大阪編の感想です。細かい現場のレポというよりは、オタクとしての所感と新曲の感想が中心です。
===以下本題です。===
・そもそも絵恋ちゃんとは
絵恋ちゃんは、本当に一言で表すならばソロの「地下アイドル」です。千葉県出身で、普段は東京を中心に10年以上活動しています。
♡センス♡覚悟♡義理人情♡の人で、コンセプトに沿っていつも楽しい、面白い、かわいい、かっこいいことをしています。
(筆者の僕は横浜住みの絵恋ちゃんオタク(=えれにすと)です)
こちらは絵恋ちゃんのホームページです。↓↓
※初めて訪れる方はぜひ右上の「ヒロシモード」ボタンをクリックしてみてください。スマホは左上のメニュー内の一番下です
・絵恋ちゃんのご当地アイドルなりきりツアーとは???
そんな関東を中心に活動する地下アイドルの絵恋ちゃん、当然これまでも大阪、名古屋、長崎、沖縄など全国各地でワンマンや対バンなどを行ってきましたが、この度関東圏を飛び出して、実際にライブする現地に住む、そしてその期間ご当地のアイドルになってしまおうという企画がこの度発表されました。その第1弾が大阪編(2024年3月30日〜4月14日)です。
(現実の出来事としては渡辺直美がニューヨークに拠点を移した、が一番イメージに近いかもしれません)
以下は特設サイトから引用↓↓
※ページ下部の「現地語翻訳」ボタンを押してみてください!
↑↑の引用に今回のツアーのすべてが詰まっています。
ぼくも絵恋ちゃんのオタクとしてこの数年関東圏以外でのライブに参加してきましたが、それまでは関東からの遠征のオタクが多いことも事実でした。安室奈美恵やSPEEDならともかく、現地、しかも新規のオタクを現場に呼ぶのはどのアイドル運営も課題として掲げているのではないでしょうか。
・本当に「予定が合わないので」に対するソリューション
一般的に、興味があるライブがあるからといって人は「その日は予定があって・・」など、必ずしも行けるわけではありません。初現場であれば、それだけでさらにらハードルがさらにあがる人もいると思います。バフがかかる人もいますが
いわゆる「行けたら行く」は、友達との約束でも、普段行き慣れていない(あるいは長らく通っていない)アイドル現場でも同じでしょう(人の数だけ主現場があるので)。アーティストの拠点地域でならばともかく、地方であれば必然的に会える機会は減ります。
しかし2週間現地にいるとしたら???かなりそのハードルが下がるのではないでしょうか。
地方のアイドルが関東で定期イベントやる、くらいはそこそこ見かけますが、2週間平日含め2日に1回以上など、どこかしかの運営が仮に思いついていたとしても、おそらく誰もやったことがない、少なくともやってる人全然見ないタイプの地下アイドルソリューションを絵恋ちゃんは提案・実行したのです。
確かに絵恋ちゃんには「ライブ中オタクに牛乳をかける」「ライブ中最前で携帯をいじっていたオタクのガラケーをぶん投げる」など数々の逸話があり、インターネット上では「怖いアイドル」という印象を持っている方も少なくないかもしれません。
ですがその本質は「本当の優しさ」や思いやりであり、なりきりツアーの前文を読んでもその一端が伝わってきます。
今回のツアー最終日も、物販締めで現場に来れなかった関東のオタクのことを心配してました。オタサーの姫としてTiktok毎日頑張ってるのも、そういったことへのフォローだったりするのかなと勝手に考えてます。そもそも絵恋ちゃんオタクが多い関東を飛び出すことは、いろんな面で相当勇気のいる決断だった気がします。
ベンチマークとしての大阪ワンマンライブはツアーの後半に設定されていましたが、対バン、コンカフェイベント、チェキ撮影会などコアユーザーからライトユーザーまで、様々なバックボーンを持った人が楽しめるイベントが絵恋ちゃん滞在中の16日のうち、13現場開催されていました。
普段から絵恋ちゃんはイベント詰め込みすぎてオタクからも過労を心配されますが、今回は前代未聞の仕事量です。ようやっとりますね。
・新規めっちゃおるやんけ!
3/30の服部フェス出演から始まったご当地アイドルなりきりツアー大阪編ですが、
義理人情を大事にする絵恋ちゃんと、義理人情の町・大阪との相性が抜群に良かったこともあいまって、結論からいうと相当な数の初めて、また久しぶりの方が期間中絵恋ちゃんのライブ・イベントにいらっしゃったようです。
(そもそもなんでライブレポツイやチェキツイすらまちまちな自分がnoteを書いてみたかったかというと、普段見ない人がたくさんいて、絵恋ちゃんオタクとしてめちゃくちゃ本当に嬉しくて、そのことや気持ちを記録に残しておきたかったから、そのことを関東のオタクにも伝えたかったというのが理由の一つだったりします)
僕は関東でも絵恋ちゃんをよく観に行くので、
めちゃくちゃ面白いからいろんな人にみて欲しい、知って欲しいし、
絵恋ちゃんが売れていろんなオタクが増えてくれるのが一番嬉しい。
また絵恋ちゃんはかつて、自分が売れることを「遠くに行ってしまうこと」ではなく
「もっと(みんなの)近くに来れること」と表現していました。
そのあたりは今回のツアー前文にある「あなたの街にも絵恋ちゃんが住むかも!」というコピーともリンクしているように見えます。
インターネットの伝聞もあいまって絵恋ちゃんはこわい怖いと言われているけど、誰よりもオタク思いでやさしいし、誠実だと思ってます。
(その辺のエピソードは埋もれがちなのですが)
そして絵恋ちゃん本人よりオタクの歌唱パートの曲があるくらい、絵恋ちゃんとオタクは不可分であるようにみえます。
以前、長野遠征の特典会で「今日は新規ゼロでした!」とか
去年11月のDSPM大阪対バンで、絵恋ちゃんトリだったのにその前二組のお客さんがそれなりの数外に出ちゃうとか、(全然そんなの個人の勝手なんで強制する気もさらさらないけど)あれだけいいライブやってるのに・・と思うとオタクながらにほんとに悔しかった。
(一番悔しかったのは当然絵恋ちゃんだと思うけど・・・)
そういうこともあって、今回これなかった関東のオタクに一番レポとして伝えたかったのは新規めちゃくちゃいたよ!ってことだったりします。
一番わかりやすい話だと、4/12の大阪ワンマンの日に、絵恋ちゃんの「頭痛い」という曲中にオタクが横移動したり、ぐるぐる回ったり、土下座したりする定番ソングが披露されたのですが、
絵恋ちゃんが終盤のMCで「ワンマンなのに壁に佇んで回ったり土下座しない人がたくさんいた」と喜んでました。
比較的コアなファンが集まりやすい場で土下座が少なかったことが、新規がたくさん来ていたことの何よりの証左だと思います。土下座って当たり前じゃないんだね。そういえば自分も初めて土下座するまで1年半くらいかかった。
↓↓「頭痛い」ってこんな感じの曲です
・Twitterにいないオタク
僕は関東のオタクで、大阪編には全期間参加したわけではないけど、大阪に行けない日は、大阪に住んでる/実際に遠征したオタクのレポツイートを毎日楽しみにしていました。
特にここ数年は、自分が7〜8割方の現場/配信に通っていたこともあり、なんとなく全てわかった気になっていたので、
行けない現場のレポというもののありがたみをあらためて実感できました。
個人的に印象に残ったのは、Twitterに全く浮上(投稿)しないのに、今回の大阪全現場に通ったオタクのお話を聞けたことです。
絵恋ちゃん、ならびに絵恋ちゃんのオタクは、インターネット廃人の素養が人並み以上にあるのでTwitterを我慢できる人、本当にいるんだな・・と衝撃でした(それでいて絵恋ちゃんのえれナイ(ラジオ番組)やオタク事情など、諸々の情報をきっちりフォローされていたので話が盛り上がりすぎて、その方が終電逃しそうなくらいギリギリまで話していました)
結果逃したらしいです。
ここまで書いてやっぱりオタクの話がめちゃくちゃ多いな
急にここで自分語りを挟みます。
先日複数のオタクに、「チャラぼっち(僕)は絵恋ちゃんの方を見ていない、オタクの方を見すぎている」と言われ、薄々自覚はあったものの図星すぎて、絵恋ちゃんとの距離感や承認欲求とオタク活動のバランスが取れず、自分でもなにやってんだか全然わかんなくなって、何やっても人を不快にさせてるんじゃないかとか、何もできなくなった時期があって、今でもそのことについて回答が出ないまま、考えながらオタクをやっています。(そのオタクに対して怒っているとか1ミリもないです)
絵恋ちゃんはよく「オタクは馴れ合うな」と言います。通いなれて、オタクの繋がりが増えた今では難しいですが、ほんとにそう思う。
人間関係がこじれて他界とかはともかく、やっぱりオタク同士が「アットホームに仲良く」しすぎていると、新規は疎外感を感じてしまうと思うのは少なからずあると思う。
何より絵恋ちゃんとの向き合いが減ってしまうので
当然全く話すなということでもなく、というか一定の集団が同じ空間に定期的に集まると、「社会」が自然発生する、絵恋ちゃんは社会に馴染めないことの辛さや嘆きを歌った曲が多いにもかかわらず…
でも絵恋ちゃんのこと知ったのも会ったこともないオタクのツイートだし、困った時に助けてくれるのはオタクだったりするので、距離感を保って、自分も困った人がいたら少しでも力になりたいし、何より絵恋ちゃんのこと知って欲しいので、距離感保って、調子にのりすぎず、そこにはずっと向き合っていこうと思います。
(このテキストも知り合いのオタクに『絵恋ちゃん現場は社会だね〜』と言われたことを反芻しながら書いてます)
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本題それすぎた!でも自分にとってオタクの話題は不可分だったので書きました。ご当地絵恋ちゃんの話に戻ります。
・「おはえったん!」→「おはえったんやで!」
絵恋ちゃんはTwitterでここ数年挨拶活動を続けています。
本人も一時期はやめたがっていた節がありましたが、現在も毎日
「おはえったん!」(おはようございますの意)してくれます。
それが大阪在住期間は「おはえったんやで!」になったのでした。
このツアー、コンセプトが「大阪のご当地アイドルになりきる!」なので、
当然ライブ中のMCも関西弁です。期間中に発表された新しい衣装も頭から「たこ焼き」が生えていたり、スカートが「お好み焼き」モチーフだったり、ネクタイには「ハリセン」がついています。明らかに実在する大阪のご当地アイドルを超えて”やり”に行っています。オフ日の主食はたこ焼きだったようです。
そんなコンセプトをとことんまで突き詰めるところも絵恋ちゃんの魅力の一つです。(真っ白い衣装はご当地に染まりに行く、とかコンセプトあったのかな?)
また普段は標準語で喋る関西出身の絵恋ちゃんスタッフ(あかのみやびにさん)が、特典会(チェキを撮ったり物販をやる時間)で会うたびにどんどんキツめの関西弁に戻っていくのもサブ見所でした。
・『僕らはようやっとる』『お邪魔しま stay me』 の感想+α
そんな絵恋ちゃん大阪滞在期間中、2曲の対照的な新曲が発表されました。
曲の感想書くのちょっと苦手なのですが、好きなフレーズを掻い摘みながら、ツアーや音源で実際に聞いてみた感想を書いてみようと思います。
『僕らはようやっとる』
この曲は絵恋ちゃん作詞。作曲は中村さんという(最近アーバンギャルドの浜崎容子さんとご結婚されました)いつも絵恋ちゃんの楽曲を手がけている方による、いわば黄金コンビです。
「そんなんだから 人がついてこない」
「生きてるだけで 信用なくした」
歌い出しからいきなり泣きそうになります、なんて辛い歌詞?絵恋ちゃんも歌ってて辛いらしい。
個人的に今年に入ってからほんとに仕事しんどくて、
最初に現場で聞いた時は自分に重ねて涙ぐんでしまいました。
かと思えば
「終電乗って 宇宙でも行こう」なんて急に手を差し伸べてくれたりするんですね
今回のツアーは夜行バス多用したので、ぼくのイメージはこれ。
夜行バス会社、このフレーズ使ってもいいんじゃないでしょうか。
また絵恋ちゃんには『就職しないとナイト』という、主に無職のことを歌ったアンセムがあるのですが、今回の絵恋ちゃんの過密スケジュールを考えると、労働哀歌でもある『僕らはようやっとる』はご当地絵恋ちゃんにおける、絵恋ちゃんそのもののテーマソングであったといえるでしょう。
『お邪魔しま stay me』
この曲は絵恋ちゃんが大阪在住中にお世話になったエミュリボン店長の栗原ゆうさん作曲、
そして大阪で一番売れてないグループ「くぴぽ」のリーダーまきちゃん作詞による、まさしく大阪座組みによる絵恋ちゃんソング(編曲もめっちゃいい)
こちらはサブスク解禁前であまり具体的な部分には触れませんが、ぜひさわりを聞いて欲しいです。
歌詞はまさしく ご当地絵恋ちゃんのテーマソングという趣で、言葉遊びの中に絵恋ちゃん、えれにすとのことも沢山考えてくれたんだなと感じ取ってます(この2週間でくぴぽのことも大好きになったさかい、ありがとやで!まきちゃん!)
くぴぽの曲(結構たくさんまきちゃん作詞)も聞くと、より理解度が上がる気がします。
作詞家のまきちゃん(服部真希さん)についてはこのブログを読んでほしい。くぴぽのこともめっちゃ書きたい。正直くぴぽのことは知ってたし、2回くらい見たことあったけど、
この2週間でめちゃくちゃ好きになって帰ってきてしまった。まず楽曲がいい。メンバーも衣装も最高。何より面白い。くぴぽの現場はどこにいても最前。
おじゃステ(『お邪魔しま stay me』のこと)に話を戻すと、この曲の中では「距離感保って 調子乗らないで」というフレーズが本当に好き。自分が失敗する時大体これなので・・
おりしも、例のお笑い芸人ファンによるブログが公開された後だったので、
ほんとにたまたまだったんだろうけど、現実とのリンクを感じました。ワンマンでも演出にがっつり組み込んでたし。
曲の最後の最後まで盛りだくさんなので、ぜひ聴いて欲しいです。
2014年発表『心の声、そして満ち足りた時間、あるいはかけがえのないもの』
番外編です。この曲はなんと2014年に発表された絵恋ちゃん楽曲なのですが、
信じられないほど詰め込まれた歌詞xBPM200越えの異常に難易度が高い曲で、ライブで披露されることはあまりありませんでした。
しかしこの歌詞には歌詞に関西弁が含まれていることから
今回の大阪ツアーにあたり絵恋ちゃんが「向き合う」とイベントで宣言し、
それに伴い新たな「オタ芸」が追加されました。
これが絵恋ちゃんはともかく、オタク側もリズム天国ばりのコール精度を求められる超絶難易度高い曲になってしまったので、
自分も向き合ってみることにしました。結果、スケブ(コールが書いてある本、いわゆるカンペ)に、楽曲をフレーズごとに分解してカンペをつける、というカンペのカンペというものまで作ることになりました。
↓がそのカンペ
余談ですが、これらの曲、どれも明らかに難しいです。しかし絵恋ちゃんは難なく歌います。(『心の声』〜は大変そうですが)
宮野弦士の最近のブログの言葉を借りれば、絵恋ちゃんは声質がよくて、リズム感がある、故に歌がうまい、と解釈できます。
・さんきゅー『くぴぽ SOS! びよーーーーんど』
また話がそれますが、『くぴぽ SOS! びよーーーーんど』という映画があります。僕はこの映画を大阪に行く一月前に鑑賞しました。
コロナ禍における大阪の地下アイドルを記録したドキュメンタリーです。どうしても長くなるので割愛しますが、
今回の大阪遠征ここまで深く楽しめたの、間違いなくこの映画を先に観たおかげです。
具体的には対バンに行ったら映画で見たアイドルが出てたり、その映画に出てきたアイドルに他のえれにすとがハマったり、どの最善管理が厄介だとか大阪のオタクが色々補足してくれたり、 少女模型のにっしーさん現場で見かけるたびにテンション上がったし、そんでもってこの映画見たからくぴぽのこと好きになりました。
今観たら理解度が絶対違う、もっかい観たい。
ぶっつけ本番で一目惚れすることも大事だけど、
やはり予習は大事、大学受験と同じであるなと久々に悟りました。
くぴぽ(まきちゃん)を媒介にして絵恋ちゃんに対する理解が少し進んだ気もします。逆も然り。
僕の中ではすでにアイドルといえばハロプロ・絵恋ちゃんに加え、くぴぽという三本目の柱がにょきにょき生えてきました。
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ここからは余談です。自分の日記です。日記を人にひけらかすのはどうなのかよくわからないので、グロテスクに感じたらごめんな。
・「おはえったんやで!」→「おはえったん!」
そんなこんなで僕は大阪全日程のうち、2回遠征(日帰り+2泊3日)、キグルイフェス、大阪ワンマン、おせち倶楽部1日店長(2回目)、マッシュアップの4現場に遊びにいった。
(個人的には関西に来たら絶対京都観光がしたいので、絵恋ちゃんが出るライブを一本干してまで1日は京都観光にあてた。これもいつも通り鴨川と哲学の道歩いて抹茶のペットボトル飲むだけなんだけど、本当に楽しかった)
色々な兼ね合いで最終日の前日に帰る予定だったんだけど、1回目の遠征の後に夜行バス取り直して、最終日もしっかりライブを観ることができた。
前回の絵恋ちゃんツアーラストの沖縄公演では、初ツアーということもあって絵恋ちゃんが感極まって泣いてしまうほどだったが、今回はうるっとしていた?ものの、とくに湿っぽい感じもせず、ほな!って感じで終わった。
(この『ほな!』って別れ方、大阪のオタクに教えてもらったんだけど、湿っぽくならないのでこっちでも多用したい)
絵恋ちゃん後もくぴぽみたりで結局最後の出番まで見ていた。
そのあとオタクとぎりぎりまでご飯食べて別れた。ぎりぎりだったので結構バタバタしながら夜行バス乗り場に行って、荷物整理してやっとバスで一息ついた。
するともう、明らかにこれまでの遠征と違うレベルで寂しい気持ちに一瞬で埋め尽くされてしまった。正直これまでの遠征もめちゃくちゃ楽しかったが、「寂しい」という気分にはならなかった。いつもならまた5日後くらいに絵恋ちゃんにもオタクにも東京で会えていたので、日常プラスαのスペシャル感だったのかもしれない。
今回は明らかに違った。さすがに3日連続絵恋ちゃんに会ったのは今回が初めてだし、東京のオタクはもちろん、大阪のオタクがいろんなお店つれてってくれたり、道案内してくれたり、色々予定あわせてくれるなどとにかくめちゃくちゃ優しくしてくれた。前から優しくしてくれてたけど、オタクに連日会えるということは中々なかったので、これがめちゃくちゃ効いた。
仕事もあるし、帰りたくないという話でもないが、スマホでレポ見ながら涙が止まらなかった。フード付きの夜行バスでよかった。
流石に泣いたのは自分くらいだろうけど、割とさみしいというオタクのツイートもいつもより見かけた気がする。
話を戻すと、今回の交通手段について
遠征が短期間で複数回あるということもあって、
少しでも費用を浮かそうと極力夜行バスを使って移動した。
言わずもがな夜行バスは夜中乗り込んで、カーテンでびっちり締め切られた真っ暗闇の中移動し、明るくなったら目的地につく。(もちろんそんな気持ちよく眠れるはずもなく、30過ぎの身体にはとても堪えるのであるが)
ある種「どこでもドア」に一番近い乗り物かもしれない。
でもその日は割と眠れた方で、体内時計が自然と仕事モードに切り替わって寝覚めはそこまで悪くなかった。
起きてすぐスマホを見るとほぼ同時に絵恋ちゃんのツイートが目に入った。
絵恋ちゃんの朝の挨拶が前日の「おはえったんやで!」から「おはえったん!」に戻っていた。
始まりがあるものはいつか終わってしまう、ということで大阪ツアーが終わってしまったことを、絵恋ちゃんの「おはえったん!」で思い知った。自分もおはえったん!で返したけど、ここまでの気持ちを持っておはえったん!したのは「おはえったん」が始まってこの1年強、初めてだった。
さらにバスを降りた後、横浜駅の崎陽軒ビルをみて、ダブルパンチで感覚的に分からされてしまった。自分は横浜に帰ってきてしまった。ご当地絵恋ちゃん大阪編は、本当に終わってしまったのだ、という事実。
もうこのご当地絵恋ちゃん一番の衝撃。
衝撃度でいうと『劇画絵恋ちゃん』(という配信ライブ)に近い。ネタバレできないので、観てね。
あれが自分の身に降りかかってきた衝撃。
いつか絵恋ちゃんが「経験を売りてえんだよ」と言っていたことを思い出した、これだわ。
楽しかった遠征の思い出、帰ってきた朝の衝撃も含めて、その日は余韻に浸りながら1日仕事した。この衝撃を何か形に残したいと思ったのもnote書いた理由です。
まとめるとご当地絵恋ちゃん大阪編、自分の中では行けなかった日を含めて本当に最高の絵恋ちゃん経験だった。
===
日記終わり
・まとめ 絵恋ちゃんとIMAX
僕はIMAXの導入映像がめちゃくちゃ好きで、
「Watch a movie. Or be part of one.」というフレーズがめちゃくちゃ好き。
映画の一部になるために、あえて観づらさや音響を捨てて最前で見ることも多い。
絵恋ちゃんとの過ごし、ライブにキャッチフレーズつけていいなら↑をもじったものを提案したいなと思います。。
あえて目にレモンを絞られに行くとか、ガラガラの声でコールするとか、酒飲んで土下座したら熱中症になりかけてぶっ倒れそうになったりとか、どんなこともすべて経験です。
これからも絵恋ちゃんのことを距離感保って、でも適度に調子には乗って、一緒に楽しめたらいいなと思っています。
ここまで読んでくれた酔狂な人、一部でも読んでくれた人、おおきに!
ほな!
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