アイデアを生むためのテキスト脳と動画脳
アイデアを生むには、賢い方がいいだろう。
だから、まず自分をバカなモードから賢いモードにしないといけない。バカなモードとは、「あの人にこんなこと言われたな」とか、テキストで考えている状態。コミュニケーションには良いけど、扱っている情報量は少ない。
次に情報量が多いのが静止画でイメージしている状態で、一番多いのは、動画でイメージしている状態。夢は動画で見るけど、動画脳に近づくほど夢に近づき、意識はぼんやりする。逆にテキスト脳ほど意識はハッキリする。
アイデアが出ないのは、情報量が多い動画脳モードで考えれば良いのに、一番情報量が少ないテキスト脳で考えようとしているからだ。テキスト脳は、一番ハッキリした形をしているので、賢そうに見えるのが原因だと思う。
動物から人間は進化したというけど、扱っている情報量から見れば退化している。テキスト脳という、情報量を極端に減らして言葉を作りコミュニケーション能力を上げたのが成功の根幹で、つまりバカなのが人間の特徴だ。
ちなみに悩みの原因の多くが、情報量が少ないテキスト脳で考えているからだと思う。そもそもテキスト脳は性能が低いので、悩みを解決する力はなく、それによってまた悩むという悪循環になる。
ここでいう情報量は、同時に処理できる、並列的な情報量のことだ。アイデアは情報の組み合わせなので、同時にどこまで情報を扱えるかが決め手になる。だからテキスト脳ではアイデアは出ようにもでないのだ。
誰でも夢は見る、つまり動画脳は持っているのだから、まず脳内のテキスト脳を停止(頭に浮かんでいるテキストを止めるか、もしくは客観的にテキストを眺める)、次にイメージで考え、最後に動画で考えればいい。
幼児を見ているとよく分かるけど、言葉が話せない状態でも思考はしている。あれは動画や静止画で思考しているのだろう。テキスト脳がまだないんだから。
テキスト脳から動画脳にもっていくやり方は人によって様々だと思うので、興味ある方だけで。
ここから先は
¥ 300
読んでくれてありがとう!