柔道で強くなる方法
まえがき
柔道で強くなる方法ですが、幾つか注意事項がありますので、まずはそれを言っておきます。
まず、大前提として、練習をキチンと行うことです。
幾ら強くなる方法と言っても、練習をし実践していかなければ意味がありませんからね。
次に、強さのレベルですが、高校全国出場レベル、3段くらいまでで通用し得る程度の強さです。
と言うのも、私がそのくらいだからです。
もちろん、柔道初心者、これから柔道を始めたい人にもオススメします。
私が教えられる上限の強さが先ほどのレベルだと言うだけです。
そのため、
「オリンピックを見据えた練習をしています!」
なんて人向けではありません。
そして最後に、この方法、考え方は私が選手として実践したり、指導する場合に良いと考えているモノですので、貴方の指導者が違う方針で指導していても、その方法に疑問を持つ必要は有りません。
ネットで不特定多数に配信している情報より、貴方と言う個人を日頃から見て指導している内容の方が、貴方に合った指導の可能性が高いと思いますので。
なお、初段取得を考えている人はこちらも併せてお読みください。
【柔道の黒帯。強さ、取得方法、凄さ、年齢等々。日本人なら知っておきましょう】
もくじ
◎、柔道は特化型で鍛える
◎、立ち技重視か?寝技重視か?決める
◎、得意技を決める
◎、【強み】を作る
◎、戦術を考える
◎、最後に
1、柔道は特化型で鍛える
柔道で強くなる方法としての基本的な考え方ですが、幅広く何でもできるタイプよりも、狭く深くの方が柔道は強くなりやすい傾向にあります。
例えば、
「得意技は背負い投げ、内股、払い腰、大内、大外、巴投げ・・・です」
等と無数に持っているオールラウンダー・ジェネラリストよりも、
「得意技は背負い投げ、大外です。」
等のように、絞って重点的に鍛えているスペシャリストの方が強い傾向にあると言うことですね。
ただし勘違いしてはいけません。
重点的に鍛えると言うだけで、その他の部分を捨てると言う意味ではありません。
「私は背負い投げしか使わない」
なんて極端なことをしてしまうと、様々な臨機応変性がなくなります。
【誰にも負けない武器を持つために、絞った方が良い】
と言う考え方です。
これから教えていく強くなる方法もこれに沿っています。
2、立ち技重視か寝技重視か決める
まずは
「立ち技を重点的に鍛えたいのか?寝技を重点的に鍛えたいのか?」
を決めましょう。
結構この部分を決めずに、立ち技も寝技も均等に漫然とやっている学生が多いです。
しかし、先程も言ったように、柔道は絞った方が強くなる傾向にありますので、これは重要です。
そこでまずは
「立ち技で勝つスタイルにするのか?寝技で勝つスタイルにするのか?」
を決めましょう。
これを決める上でそれぞれどんな戦い方になりやすいかの特徴等を紹介します。
<立ち技重視タイプ>
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