金曜日に多い犯罪と対策
１、金曜日に多い犯罪
金曜日に最も多く発生する犯罪は
【ひったくり】
との統計があります。
何故なのか？
そして対策方法は？
是非知って対策を取りましょう！
２、金曜日に侵入盗が多い理由
ひったくりとは家すれ違いざまや、追い抜きざまに他人の物を奪って逃げる泥棒の事を指します。
なお、その際に鞄等を放さない被害者に暴行を加えたり、引きずって怪我をさせた場合は路上強盗になります。
似たり寄ったりで、
「どちらもひったくりでしょ？」
と軽い怪我だと申告しないでひったくりのまま被害届を出す被害者がいます。
しかし、ひったくりと路上強盗とでは、刑期は雲泥の差です。
少しでも怪我をしていたら路上強盗で届出をしましょう！
ひったくりは金曜日の２０時ころが一番多いと言われています。
それは、金曜日の夜、
◎、世間は翌日休みで気が浮わついていて狙いやすい
◎、飲み会終わり等で一人で歩いている女性や酔っ払い等がいる
◎、犯人的に、土日に遊ぶお金が欲しい
等が理由のようです。
３、防犯対策
ひったくりは人通りの少ない場所を歩いている人を狙います。
そのため、
【人の通りがある場所を歩く】
これが一番優先して、意識してやるべき対策です。
しかし、家に着くまで全て人通りが多い場所のみなんて、家の立地的にほぼ無理な人の方が多いですよね。
その場合は、暗い場所で出来るだけターゲットにされ難いよう対策をしましょう。
◎、鞄は壁側に持つ。
◎、自転車の場合は、前カゴにネットを掛ける。
◎、歩きスマホをしない
等、年末年始に警察が訴えかけている方法で大部分は防げます。
特に歩きスマホや電話をしている人。
これに関しては、ひったくり犯だけではなく、強姦魔も格好の餌食として見てきます。
「夜一人で歩かないといけない暗い場所があって怖いから、変質者が出てもすぐ言えるように電話しながら行く」
と言う人がいます。
それは逆です。
電話に意識が行き、接近に気付くのが遅くなるため格好の餌食なんです。
通りで発生する犯罪では、まず最初にターゲットにされるのが電話やスマホに集中している人です。
犯罪被害に遭い、電話口で即電話相手に警察へ通報してもらっても、それでは間に合いません。
通りでの犯罪は、モノの数秒で逃走されますので、それでは全然間に合わないんですね。
そして犯人はそのことを知っているので、気付かれずに近づける対象を優先して狙うんですね。
そのため、歩きスマホ等は、せめて暗く危険そうな場所では自衛のために絶対にしないで下さい。
マナー云々よりも自分の身を守るためにしないで欲しいと思います。
どうしても暗い道を一人で歩かないといけない場合の対策として防犯ブザーもどうぞ。
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自転車の前カゴにネットを張るのも、１００均でネットは売っています。
年末なら警察が駅前で無料配布もしています。
自分の身と財産を１００円で守れるのですから是非やって下さい。
４、最後に
犯人がひったくりをする動機として
「土日の遊ぶお金欲しさ」
と言いました。
曜日毎で見ているから【土日】としているだけです。
つまり、ゴールデンウィーク、祝日の連休、年末年始等々の時にもひったくりは増えます。
その場合は曜日に関係なく増え得ます。
しかし、対策方法は、自転車の前カゴにネットを張る、歩きスマホをしない等ですから、曜日に関係なく行い続けることは可能ですよね？
ひったくり被害に遭うと金銭的被害よりも、ショックがとにかく大きいですので、被害に遭わないようにキチンとした意識を持って対策をして欲しいと思います。
他の曜日の犯罪傾向と対策にも興味がある貴方はこちらをどうぞ。
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