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ちゃこのVリーグ観戦記2020【6】

V.LEAGUE Division1 MEN
レギュラーラウンド
前半戦

2020年11月1日日曜日
愛知県稲沢市・エントリオ(豊田合成記念体育館)
vs 東レアローズ

エントリオは、本当に、JR稲沢駅のホームからその姿が確認できる近さに位置してました。
元は操車場だったとのことで、MAZDA zoom zoomスタジアムと似てますね。
新幹線を名古屋駅で降りて、東海道本線に乗り換え、枇杷島→清洲→3駅目でした。
新しく今年のVリーグ開催にあわせて開館する形だったので、動線や広さも本当にちょうど良い感じでした。
コートに光が当たって客席が暗くなり、光で演出出来る感じも、福山市に新しく出来たエフピコアリーナを思い出しました。
バレーボール、ハンドボール、バスケットボールの公式戦会場になるそうですが、そのほかにも使い道がありそうです。
大型ビジョンが両エンドとセンターと、合計4面あり、演出にも使えるし、試合経過確認のために選手も振り返っていました。
新しく作る、ということは、今に適応した建物になっているということ。素晴らしいとおもいました。
通風口が何個もあって、換気も十分にされる状態でした。(サイドに設置されたウルフッドクス名古屋の大きな団旗が風で揺れていました)

さぁ。今日も昨日に続いて、東レと対戦です。
東レは、対策を練ってくるのが得意なチーム。昨季も、1レグでいけたから次も大丈夫だろうと思ったら2レグで痛い目に遭い、地元呉大会であわや負けそうになったことを、鮮明に覚えています。
試合はどうなった?!

25-20
20-25
20-25
18-25
セットカウント1-3。1セット取った後に3セットダウンという、痛ーーい逆転負け。
今シーズン初の黒星。ポイントを奪うこともできませんでした。
5勝1敗 ポイント15 (獲得セット16 失セット3)。
この土日テクトに連勝して、まだ負けがないパナソニックに抜かれて、2位に落ちました。
1ポイント差で3位サントリーに肉薄されてます。

…今日の敗戦はいけません。
初手が読み間違っている上に、修正するのが遅い。
私は昨季の呉大会の「痛い目」をよくよく覚えていますけどねぇ…。監督もコーチも変わってるから、東レに対してそこまでは思わなかったのかなぁ。東レは今季まだ勝ってなかったし。(と言ったって、東レが負けたWD名古屋、ジェイテクトとうちはまだ戦って無いわけだから。対戦がグルリと一回りするまでは、どこが負けが混んでるだの連勝してるだのって、関係無いですよね)

スターティングメンバーは
OH:陳建禎、武智
MB:小野寺、安永
OP:エドガー
S:深津
L:唐川

…何故に、Lに至るまで昨日と同じメンツだったのでしょうね…。
相手は、ここまで未勝利。必死に食らいつかれるのはわかっているでしょうに。
昨日と全く同じメンツで、昨日以上のパフォーマンスを出す、という試みだった?
セットカウント1-1になって、今シーズン初めて、セットを失った時に、「試み」は失敗に終わったことを認めて、次の策を出さなければいけなかったのではないの?
第4セットは頭から、OH将平&武智、MB小野寺&西にしましたが、時すでに遅し。
スロースターターの東レにもうスイッチが入ってしまい、手遅れ感満載。
東レの方は、2日目MB富松 OH米山に変更していて 昨日決まっていたセンター攻撃に対応してきたことは明らか。で、トムのマークもしっかりされるし(止める、というよりワンチを確実に取る、って感じ)、陳さんは昨日に続いてサーブで狙われる…。
うーーーむ。やはり、昨日と同じメンツでスタメンを組むメリットが分かりませんー。

同じチームと2連戦する、ということで、
色々な組み合わせで戦える=駒が豊富で、バリエーションがある、ということ、と、
昨年と同じ助っ人、ほぼほぼ同じ乗組員で戦うことも、コロナで調整不足が見込まれる中ではJT有利かも、
とこれまでも書いてました。
平均年齢の高さ、は、新しいメンバーが入ってない時点で致し方なく。
でも、組み合わせが色々出来るところが、うちのいいとこだと思うのに。ビハインドだったら「手」が鈍るようでは、この先どんどん苦しくなりますよ…。
同じ相手と2連戦ですから、ウィークポイントは突かれ続けるし、トムは疲れるし。
だから、戦力の底上げをしてきたし、1人の選手が複数のポジションを担える、など全体の底上げをしてきたんじゃなかったっけ。

私は、いつも、敢えてJTのことを中心に書く様にしていて、相手のチームの出来不出来には触れない様にしているんです。が。今日は、ホンマに。東レの助っ人パダルは、ウルドに入ったクレクやテクトのフェリペ と比べると日本での知名度がないけどが、ハンガリーの実績のある選手で、しかも23歳と若い!!東レ、よく見つけてくるよなー、こういう選手。1日目よりも2日目の方が高くて速いなんて。JTのセンター陣&トムは彼に置いてけぼりになってました。サーブも、トスの精度がイマイチ(エンド席から見てたので、トスが、あぁぁぁぁ〜、と流れていくのが丸わかり)なのに、入れていくということを全くせず、強引に打ち込んできましたからね。
昨日までの殻を破ってくる。
まさに、このシーズンにうってつけの選手だと思いました。
次にホームゲームで当たる時が思いやられます…。

第3セットにパダルのサーブにやられまくっていた時に、L唐川→L井上航に変わったけど、やっぱり、試合勘とでも言うのか、場数?今シーズンは出してもらってないから、急に「航マジック」を期待されても…って感じがしました。
それは、将平キャプテンのサーブもそう。
メンバーを固定せず、みんなにチャンスを、ということを謳うなら、こういうことはないようにしなきゃいけないよねー。
相手のリズムが変わった(速くなった)時に、こっちもリズム変えられれば良かったけど、深津-トム→八子-合田の2枚替えを7点ビハインドでしたけど、2-3点縮められたに留まりました。金子はベンチ外だったため、だせない…。ううう…。く、苦しい…。
第4セットの9点10点のところがキモだったよなぁ。みんながみんな、スパイクをミスって。そしてサーブでやられる。って感じ。
トムを下げて八子にしたのに、八子にボール出さないし。どうしてレフトレフトって
なっちゃったかなぁ。確かに、深津-八子ラインは出場すると打数が増えるっていうデータをどのチームも持ってる、けど。それでも、敢えての、トム→八子なわけでしょう。深津-八子ラインで生まれるものを見てみたかったなぁ。八子を生かすトス、が、強制的に、深津のトスのリズムを変えるかもしれないし。
それでもリズムが変わらなかったら、セッター交代もあり、と思う。
常に出場できる状態のセッター、リベロが複数安定して居る、こともうちの強みだと思うし。野球のキャッチャーの様に、そのポジションは直ぐには育たないと思うから。

勇気を持って、挑戦してこう!
みんな、俺を出せよ!俺を使えよ!!と、前向きに行こう!

そうは言っても、シーズンまだ始まったばかりです。
頑張っていきまっしょう!
これからは、上位陣との戦いであったり、外国人枠で新たな戦力補強したチームと当たっていきます。こちらのデータが向こうには既に有る、という不利を味わう場面も出てくると思います。
その時に、
昨日の自分の殻を破る!ことを、よくよく考えて!
1日目と2日目のメンバーをガラリと入れ替えられるだけの戦力がうちにはあるから、それも良いかもしれないし。
いや、昨日の自分を越えていくならサイコーになるはずだし!

よし!頑張って行こう!
JTサンダーズ広島!

来週は、和歌山で、堺ブレイザーズと対戦です。
ちゃこは又日曜日のみ現地応援です!

(ちゃこ)


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