
ちゃこのVリーグ観戦記2020[22]
2020-2021 V.LEAGUE Division1 MEN
レギュラーラウンド
第11週 第22戦/全18週 36試合
vsウルフドックス名古屋(全4対戦 第2戦。ここまで1勝0敗)
2021年2月7日(日)
愛知県稲沢市・豊田合成記念体育館(エントリオ)
まさかとは思うけど、この後に及んで、1日目勝って良かったー、って思った、とか言わないでしょうね?!首脳陣の皆様?!
毎回申しておりますが、大事なのは、「同一カード2連戦」の2日目をどう勝ち切るか?!だよ?!
相手は首位のウルドだし、1勝はしたから1勝1敗でいいや、接戦に持ち込めたらいいや、あわよくば2勝だけど、そんなに上手くはいかないよなー…、とか、こんな感想を妄想してないでしょうね?!そんなセリフを吐いていいのは、16勝5敗とかで余裕持ってる上位チームだけでしょ?!自分のチームの立ち位置は理解してますよね?!うちは今10勝11敗、勝てなくて、下位に低迷中ですよ?!!
今日のエントリオはどうだった?!
22-25
23-25
23-25
どのセットも競ってはいるけど、バレーボールはセットスポーツ。
これは、セットカウント3-0、と記録に残される。
獲得セット0だからもちろん獲得ポイントも0。
ポイントよりも勝利数が優先されるシステムなので、勝率で言うと、JTは7位。
ここより下位の3チームには勝っているものの、自分の上に6個もチームがあり、まごうことなき「ドベ」感…。
勝てない古豪、落ちた緑…、烏野高校かーい!!
いつになったら連戦2日目にまともな試合ができるんでしょうねぇ。
スターティングメンバーは、
OH:陳建禎、新井雄大
MB:小野寺、中島
OP:エドガートーマス
S:深津
L:唐川
えぇ…どなた様も気が付かれてますよね。また、やってくれました…。1日目と全く同じ布陣、です。
昨日披露した「奇策」も、2日同じことをすればそれはもう奇策ではなく普通のことになります。
L井上航のR投入も、MBナカジにリリーフサーバーOH武智を入れ、OH新井にL唐川を投入するのも、もう昨日披露している手なのです。対策されるのが当たり前なんです。対策していないとしたら、相手のスタッフがボンクラってことで、こっちが勝ってるわけではない。昨日自分のところが見せた策が上手くいったので、策に溺れたんですかね?先生?
策で下手を打った(こちらはメンバー全くおんなじ。ローテも全くおんなじ。向こうは、おんなじ、に見えるけど、ローテをひっくり返してきました。相手の方が、メンバーを変えることが出来ない、苦しい状態にあるんですよ。昨日エースのクレクに69本も打たせながら勝ちきれず、2日目の今日もそのエースに頼るしかないという状況が。だからこそ、何をしてくるだろうか、を読んで、その対策をした先発で行かないといけなかったのに。完全に後手に回りました。)のに、コートの中の選手は、その状況でも現状を打破しようと、果敢に頑張りました。それが、この、僅差ですよ。
第1セット。相手のサーブは昨日と同じく、ネットインを狙っているようで、特定のところには集まっていなかったと思います。まぁ、出来るスコアラーなら、これで、データを取ってるのかもしれないですが。JTはOH高梨を潰すべく、ボールを集めていましたね。結果、やはりクレクが打つことになるのだけど、ローテを回した分昨日のプレッシャーよりは楽(トム&小野寺に塞がれることがない)だったようですね。あれって、私は近いわぁーと思ったけど、トス。省エネ(テイクバックをあまりせずにヒットする。陳さんみたいなスタイル。)仕様に見えました、クレク。しかも、昨日やられた仕返しを陳さんにしっかりしてましたね(苦笑)。
それでも、トスを散らして、善戦したけど、20点辺りにうちにのみミス(アタックミスやサーブミス)があって、粘れなかった。
第1セット取れなかったので、この第2セットは絶対死守しないなきゃいけなくなりました。4セット目以降をやることになれば、昨日クレクに相当な数打たせたことも、今日の第1セットもかなり飛ばしていることも、相手のマイナス要因を増やして、初回の後手を取り返せる可能性も出てきます。
ローテは相手に合わせて回しましたが、当然向こうは回してくることを予想して更に動かしてました…。だから、初手間違うと、コートの中がうぉぉぉぉぉーー!!と取り返さないといけないわけですよ。どんだけの負荷かわかります?!そりゃ爪も噛むよ。
第2セットからは、相手は新井にサーブ集めてきましたねー。そして、新井の攻撃が決まらなくなってきました。
もの凄い精神力と集中力でうちがリードを取っても、ミスで詰められる。それを深津さんがアタック打ったりして必死でカバーする。
…20点いくまでは、ギリギリリード保ってたのに。レセプション連続で××で、グダグダになって、そのまま⤵︎ 逆転されてズルズル行ってしまった…。
セットカウント0-2。
JTの方はもうちょっと集中力切れてきましたー。
逆に相手は、イケイケになってきちゃいましたー…。
セット開始から、レセプションは新井新井。新井のとこしかボール行かない。
小野寺シャット。トムがシャット。…0-3。このままでは、このセット大量リードで負けて、この負けを引きずってしまいそう…。
ややや!?全然動かんじゃん、と思ったベンチ、動きました!
S深津→S金子。
でも新井がサーブで狙われるのは変わらず。
点差はどんどん開いていく…。2-9。5-11。8-14。なかなか縮まらない…。
10-15からS金子のスパイクサーブで、OH高梨・白岩(山田に代わって守備に入ってた)の間にことごとく分け入って、2人が同時に転んで、攻撃が絞られる(ま、この場合クレクだよな)で、ワンチ取ってトランジションアタック!成功!!
おぉ!気がついたら、金子のサーブで14-15まで追い上げてきてたーーー!!
見てるこっちもテンション上がってるんで、コートの中はさぞかしアゲアゲだったんでしょう。ディグの精度もパスの精度もブロックの良いワンチも、ぐぐぐぐぐっと上がってきたーーー!!
もう1つベンチが動いてくれていたらー、と思ったのは多分私だけじゃないと思うけど、16-16、17-17、のとこまで行けたことは、これからの宝になるよ、多分。
小野寺がコートの中で、サーブ打ちに行く時まで色々と喋ってたのはホント珍しいもん見ました。この第3セット、トムが爪を噛んでいなくて笑顔だったことも。
相手セッターのトスが、短く速く近いものだったから、金子のトスはその対極に見えました。でも打ちやすそうで、打ってる皆んな楽しそうだった。
で、ワン、を自分が取った時に、高ーいワンにしてたから、あれ、誰か俺にトスくれんかなぁ、と思ってたりしてー、なーんて妄想してしまいましたよ(笑)。
どんなに接戦だろうと、1セットも奪えず0-3での負けとなれば、完なる負け、完敗です。
コートの中での粘りは、凄いものを見せてもらいました。配置であれだけ不利な中でよく接戦まで持ち込んだと思う。でも、詰め切れなかったのは、小さなミスです。
そこを振り返って、力をつけて、この敗戦を糧に出来れば、強くなれる!
そう信じています!
首脳陣の皆様、アナリストも含めた皆んな。シーズンの残り試合が少なくなってきました。
幸い、まだ、ウルフドックス名古屋との対戦はあります。借りは借りたままにせず、ちゃんと返してください。現場での作業は、コート上は選手が、応援席はうちらファンが、やりますけぇ。よろしくお願いします。
来週は、1/9.10の代替日程で、広島グリーンアリーナで大分三好ヴァイセアドラーと対戦です。大分三好とは、今シーズン初戦大分大会で対戦し、勝っています。
が、この土日連戦2連勝(しかも今シーズンここまで未勝利だったので、喜びのアゲアゲムードになってます)している大分三好、多分元気モリモリです。
こっちも負けじと、ムードアゲアゲで参りましょう!
ホームゲームです!!広島市です!!
みんなで一緒に盛り上げていきましょう!!
頑張れ!JTサンダーズ広島!
うちらファンが付いとるけん!!
(ちゃこ