台湾のトランスジェンダー活動家がセルフID法反対派たちの身元を晒すと脅迫苺畑より苺畑より2024年10月30日 12:21PDF魚拓


本日はReduxxの記事から、台湾のトランス活動家(TRA)政治家がトランスに批判的な女性団体のメンバーたちの住所など身元を晒すと脅迫しているという記事をご紹介しよう。

実は台湾の名誉棄損の法律はアメリカや日本とはかなり違い、たとえ真実でもそれが本人に何かしらの害を及ぼす場合には名誉棄損だと認められてしまう可能性があるので、トランスジェンダーに関して書くときは多大なる注意が必要とされる。

今回のこのエントリーはあくまでも記事の紹介なのでそのへんをご了承いただきたい。

10月19日、著名なトランスジェンダー政治家がソーシャルメディアにおいて、女性専用空間を守ろうと活動している女性団体を脅かし脅迫した。

ウー・イーティン(Abbygail ET Wu 吳伊婷)は数名の女性活動家を相手にフェイスブックとインスタグラムを使って脅迫したという。ウーは台湾の緑の党の議員であり、No Self ID Taiwan (NSIDT)というセルフIDを反対する団体の女性会員たちの電話番号や台湾版のマイナンバーを公開すると脅迫。

ウーNSIDTのサイトに掲載されている記事を24時間以内に削除しなければ会員の個人情報を晒すと脅迫したのだ。

NSIDTは諸外国及び台湾におけるセルフID法の設立を懸念して、法廷書類やメディアで公開されている7件のセルフIDに関する記事を掲載したところ、ウーが抗議をしたというわけである。

そしてウーが会員たちの情報を持っている証として、一人のメンバーのIDナンバーや電話番号住所の一部を公開。(原文は英語なので言葉使いは私が勝手に決めた)
指定した時間内に情報を削除しないと、次にこの火が誰に燃え移るかみるがいい。お前らが訴える勇気があるなら、俺はお前らが提訴する1人につき少なくとも6人の情報を公開する。わかったか?



お前らは最初、大企業に謝罪の電話をかけさせ、内部の詳細を明かさないように要請したが、俺が関係者の個人情報を直接公開しないとでも思ったのか?


NSIDTは自分らからは誰もウーに連絡を取っていないと主張。

ウーはトランス自認で公式に性別を女性に変えている。ウーはオープンなトランスジェンダーとして初めて緑の党から立候補して話題を呼んだが落選。選挙では大惨敗したにもかかわらず、台湾でセルフID法を通すために活動を続けると発表。台湾では公式に性別を変えるためには性転換手術が必要。
「手術など神話だ...なぜ手術後もまだ男の子のように見えるのか。それは女の子っぽく見えるのは、性別表現や気質だからだ。手術は本当に無意味だ。」
ウーは以前から身元を晒すやり方でしょっちゅう反対意見をいう相手を威嚇している。例えば去る4月、LGBアライアンス台湾のニック・ヤオ、元Trees Partyの政治家で長年にわたり活動家として同性愛界隈では有名でトランスジェンダー人権も支持している。ただセルフID法には反対で女性や女児の空間は守られるべきという姿勢を取っている。

緑の党はウーの行動についてコメントを求められたが今のところ声明は出していない。

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私は台湾の法律に詳しくないので何とも言えないが、ウーの行動に抗議してプライバシーの侵害でNSIDTが訴えたとしても、裁判をする際に原告は本名や住所を公開しなければならないはずなので、それでは本末転倒だろう。無論それがウーの狙いだ。

しかしこんなことがまかり通るなら、だれでも相手の身元を晒すと脅かして相手の言論を弾圧することが可能になってしまう。なんと恐ろしいことだろう。
https://reduxx.info/trans-activist-taiwanese-politician-threatens-to-release-addresses-identification-numbers-of-women-who-oppose-gender-ideology/
ところでウー氏は日本でもトランスジェンダリズムに関する講義をやっているので日本のGCの女性たちはくれぐれも注意していただきたい。

台湾のトランスジェンダー活動家がセルフID法反対派たちの身元を晒すと脅迫

苺畑より

2024年10月30日 12:21