鎌田さゆり 衆議院議員(立憲民主党)
おばんでございます。
仙台の衆議院議員 鎌田さゆりです。
法務省の皆さん、また関係省庁の皆さん、お疲れ様です。
衆議院の法務委員会で、本村さんも法務委員会なんですが、参考人質疑を異例の形で2回立てで行いました。
午前中と午後に分けて、その参考人質疑を聞きながら、臨みながら本当に絶句の一日でした。
日本はDVや児童虐待がなければ離婚ができない方が健全な社会だ、という発言を与党の議員が発しました。
そして、与党が呼んだ参考人の方は、DVの証拠は、今みなさんスマホを持っている時代だから証拠が取れるでしょうとおっしゃいました。
悪いけど何も分かってない。
私も、一度離婚してます。
ただ、話し合いができたパターンです。
今回、怖いのは話し合いができない。
会いたくない。
もう、また会ったら怖い。
そういう思いを抱えている母子かもしれない。
父子かもしれない。
そういう人たちに怯え続けさせてしまっている今回の法案だということを、官僚の皆さん、改めて胸に刻んでいってください。
私は官僚の皆さんを責めるつもりは一切ない、本当です。
自民党が法制審議会の家族法制部会の第19回、あの時に政治介入しているでしょう。
皆さんは法制審議会で出た議論を両論平起で自民党の法務部会に持って行ったにもかかわらず、その法務部会で共同親権が原則になってないじゃないか、とマスコミを外に追い出して大声で怒鳴りつける、廊下まで声が響き渡る。
そういう中で今日は参事官来てないけど、どんだけ参事官たちは苦労してるかと。
だから、官僚の皆さん、どうぞ入庁した時の初心に帰っていただきたい。
国民の利益のために、今、弱ってる人のために手を差し伸べる。
そういう初心があって国の官僚になられたんじゃないかと私は思う。
自民党に忖度する必要なんかないんです。
耐えられるDVもないんです。
どうか参議院での審議にも、その気持ちを皆さん胸に持って答弁に当たってください。
最後にもう一回言います。
耐えられるDVなんてありませんから。
お願いします。
以上です。お疲れ様です。
福山哲郎 参議院議員(立憲民主党)
共同親権の導入を含む今回の民法改正に非常に不安に思って勇気を持って声を上げていただいて、皆さん、本当にありがとうございます。
立憲民主党 参議院議員の福山哲郎です。
衆議院の審議で我々もかなりいろいろなことを、皆さんの不安を今回の審議の中でまた修正要求、さらに附則の中で取り入れることも含めてやってまいりました。
付帯決議もかなり密度の濃い付帯決議を衆議院のメンバーが頑張ってくれましたけれども、まだまだ不安だという声が消えないというか、それでも当然だと思います。
これから衆議院から参議院に審議が移ります。
参議院の審議はすごく重要だと思っています。
まずは1回目の審議があって連休後、参考人、さらなる審議が進みます。
皆さんと連携をしながら、皆さんの不安を少しでも払拭できるように改めて修正を求めていきたいと思います。
ハードル、きついですけれども、審議の中で皆さんの思いを伝えられるように頑張っていきたいと思います。
衆議院が終わっても参議院の審議、とっても大事だと思いますので、また皆さんお力を貸してください。よろしくお願いします。ありがとうございます。
山本太郎 参議院議員(れいわ新選組)
どうも、れいわ新選組代表 山本太郎です。
国の制度やルールは一番弱い立場に置かれた人たちのためにあるものだと私たちは考えています。
れいわ新選組は共同親権の導入に反対いたします。
共同親権というものが形になってしまえば、婚姻中に子ども、そしてその同居親をDVから守るため、精神的、肉体的DV、こういったもので我慢できないと、ワンオペで育児してきた人たちがもう我慢ならないということで、やっとの思いで逃げ出せたという人たちを引き戻すことになってしまいます。
そういうことができなくなってしまうような社会になってしまう。
それは絶対に止めなきゃいけないと思っています。
それだけじゃない。
これはもうすでに何年も前に離婚をしたそのような状態であったとしても、この共同親権の申し立てをされてしまえば、また地獄に引き戻されることになってしまう。
こういったことは絶対に止めなければならないと思っています。
何としても、みんなで力を合わせて頑張っていきたいと思っています。
力を合わせて頑張りましょう。