⭕️ (都と各区宛て) TransgenderJapanという団体などから後援申請があった場合の要請書
令和5年(2023年)8月17日
東京都都知事 小池百合子 殿
新宿区 区長吉住健一 殿
千代田区 区長樋󠄀口高顕 殿
中央区 区長山本泰人 殿
港区 区長武井雅昭 殿
文京区 区長成澤廣修 殿
台東区 区長服部征夫 殿
北区 区長山田加奈子 殿
荒川区 区長西川太一郎 殿
品川区 区長森澤恭子 殿
目黒区 区長青木英二 殿
大田区 区長鈴木晶雅 殿
世田谷区 区長保坂展人 殿
渋谷区 区長長谷部健 殿
中野区 区長酒井直人 殿
杉並区 区長岸本聡子 殿
豊島区 区長高際みゆき 殿
板橋区 区長坂本健 殿
練馬区 区長前川燿男 殿
墨田区 区長山本亨 殿
江東区 区長木村弥生 殿
足立区 区長近藤やよい 殿
葛飾区 区長青木克徳 殿
江戸川区 区長斉藤猛 殿
女 性 ス ペ ー ス を 守 る 会
共同代表 山田響子、野神和音、森谷みのり
ホームページ https://womens-space.jp/https://note.com/sws_jp
FAX 050-3385-4669
事務局 〒242-0021神奈川県大和市中央2-1-15-5階
大和法律事務所内 弁護士滝本太郎
要 請 の 趣 旨
東京都、新宿区はもちろん、どの区におかれましても、TransgenderJapanという団体又は類似する団体が、その集まりについて「後援」を求めてきた場合は、それぞれの要領・要綱に従いくれぐれも慎重に審査し、間違っても「Fuck The TERF」やこれに類するプラカードやバッジ等を使用する可能性がある場合には、後援しないようここに強く求めます。
要 請 の 理 由
東京都並びに貴区におかれましては、日頃から都民・区民の福祉向上、安心安全と快適な生活のために様々なご努力をして頂きありがとうございます。
1 当会は、市井の女性を中心に、2021年9月18日に発足した集まりで、別紙冊子に記載の趣意書にあるとおり、女性トイレや女湯など女性スペースを守ることなどを求めている団体です。
この6月成立のいわゆるLGBT理解増進法にあっては、仮に成立させるのであれば「トランス女性は女性だ」とのイデオロギーを他に押し付けるものとせず、女性の安心安全など他の法益も十分考慮するような修正を各党に強く要請し、相応の修正を得ることができました。「トランス女性」とは、身体違和がない方を含め、性自認や性表現が女性である身体的には男性の方です。
2 さて、当会は、TransgenderJapanという団体に対し、昨年11月12日のパレードにおいて「Fuck The TERF」というプラカードを掲示した者がいたこと、主催者である当該団体がこれにつき「全く問題ありません」としバッジ「Fuck TerFs」を示して容認と推奨したことについて、深刻な恐怖を感じ、別紙のとおりの抗議書を送りました。
「Fuck」は、言うまでもなく著しく攻撃的かつ女性に対して侮蔑的な英語表現であり、「TerFs」は、抗議書に記載ある通り「性自認至上主義」に反対する女性らの意味です。「性自認至上主義」とは、本人の性自認をそのまま認めなければ差別とする思想です。
その考え方を主張するのは自由ですが、その中で「Fuck」などの女性に対する暴力的かつ侮蔑的な言葉を使って良いはずもありません。
このままであれば、昨年に止まらず今後同会が主宰するイベントの参加者の中から、このような侮蔑的な暴言や罵りを遠慮なく掲示する者が続出する蓋然性があるので、抗議しました。
3 そして、新宿区がこの集まりを「後援」をしていたために、昨年11月22日、当会は新宿区に対し、新宿区の後援名義等の使用承認に関する事務取扱要領に違反するところがあるとして、適切な対応を求めました。
新宿区は2023年2月2日、同団体あてに下記のとおりの相応の指導をしたということであり、その連絡を当会にも下さった経緯です。
4 しかるに、TransgenderJapanという団体はこのことについて何ら反省をしない姿勢であり、この2023年7月20日に至るも、別紙の記事に示した通り何ら反省せず、これを今後とも使う姿勢を明らかにしています。
すなわち、
『「Fuck The TERF」というプラカードが差別的ではないのか!』といった指摘、問い合わせを頂いていますのでTransgenderJapanの見解をお話ししておきたいとおもいます。結論から先に言えば全く問題ありません。これは、特定の個人・団体・集団などへの攻撃ではなく『私たちを執拗に差別・排除しようとする思想』だからです。私たちは私たちを社会から排除しようとする行為に抵抗します。また、私たちを排除しようとする行為に抵抗する権利を有しています。
などとしています。
しかし、TERFと呼ばれる女性たちの主張は、トランスジェンダーへの差別や社会からの排除ではなく、ただ女性の安心や権利を守るためのものです。それに対して著しく攻撃的かつ侮蔑的な表現であるから批判され新宿区からも注意があったのに、主催者が引き続きこの使用を推奨しているのです。
このことからすると、今年のこの集まりにあっても、「Fuck」呼ばわりをするプラカードなどがなくならず、むしろ乱立して開催されるという過激さが増進する可能性が高いと言うほかありません。
これらは、それこそLGBT理解増進法において性的少数者への理解を増進すべきところ、むしろその理解を阻害してしまうものであり、もとよりその第12条「この法律に定める措置の実施等に当たっては、性的指向又はジェンダーアイデンティティにかかわらず、全ての国民が安心して生活することができることとなるよう、留意するものとする。」に反する事態であると思われます。
5 以上のことから、要請の趣旨記載のとおり、強く求めます。
添 付 書 類
1 TransgenderJapanへの2022.11.20付抗議書 1~5ページ
2 2022.11.12のパレード使われたコール内容 6ページ
3 TransgenderJapanの2023.7.20付説明文章 7~8ぺージ
4 当会の小冊子、Q&A 各1冊
以 上
⭕️(2022年支援政党等宛て)TransgenderJapanという団体などから後援申請があった場合の要請書
令和5年(2023年)8月21日
(同会への2022年メッセージ紹介の順)
社会民主党党首 福島みずほ 殿
日本共産党中央委員会委員長 志位和夫 殿
立憲民主党代表 泉健太 殿
れいわ新選組党本部代表 山本太郎 殿
国民民主党代表 玉木雄一郎 殿
緑の党グリーンズジャパン 共同代表 中山均外 殿
新社会党 中央本部委員長 岡﨑宏美 殿
新宿区議会議員 高月まな 殿
愛媛県松山市議会議員 渡邉啓之 殿
北海道議会議員 渕上綾子 殿
女 性 ス ペ ー ス を 守 る 会
共同代表 山田響子、野神和音、森谷みのり
https://womens-space.jp/https://note.com/sws_jp
FAX 050-3385-4669
事務局 〒242-0021神奈川県大和市中央2-1-15-5階
大和法律事務所内 弁護士滝本太郎
要 請 の 趣 旨
貴党におかれましては、2022年11月12日、TransgenderJapanなる団体が東京都新宿区内で実施した「東京トランスマーチ」につき、賛同のメッセージを寄せられましたところ、本年において、同団体又は類似する団体から、その集まりについて賛同のメッセージを求められた際には、これに応じることのないよう、強く要請します。
要 請 の 理 由
貴党におかれましては、日頃から国民・市民の福祉向上、安心安全と快適な生活のために様々なご努力をして頂きありがとうございます。
1 当会は、市井の女性を中心に、2021年9月18日に発足した集まりで、昨年11月21日別紙のとおりの要請書を貴党らに送ったものです。
これについては、国民民主党におかれて遺憾の意を表明され、感謝申し上げます。また新社会党にあっては検討中であるということでありました。これらは、当会のサイトで報告しました。https://note.com/sws_jp/n/n47dc4da909be
当会の要請は、TransgenderJapanが、「Fuck The TERF」というプラカードを掲示した者がいたこと、主催者である当該団体がこれにつき「全く問題ありません」としバッジ「Fuck TerFs」を示して容認と推奨したことについて、深刻な恐怖を感じたからですが、他の政党からはなんら返答がなかったことは、大変な問題だと確信します。
2 このことについては、その後、新宿区がこの集まりを「後援」をしていたために、同区に対しては後援名義等の使用承認に関する事務取扱要領に違反するところがあるとして、適切な対応を求めたところ、新宿区は2023年2月2日、同団体あてに下記のとおりの相応の指導をしたということであり、その連絡を当会にも下さった経緯です。
3 しかるに、TransgenderJapanという団体はこのことについて何ら反省をしない姿勢であり、この2023年7月20日に至るも、別紙の記事に示した通り、これを今後とも使う姿勢を明らかにしています。今年はこれら文言が乱立する蓋然性さえあります。
http://march2022.wp.xdomain.jp/%e3%80%8cfuck-the-terf%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%89%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/
すなわち、TransgenderJapanはその公式サイトで
『「Fuck The TERF」というプラカードが差別的ではないのか!』といった指摘、問い合わせを頂いていますのでTransgenderJapanの見解をお話ししておきたいとおもいます。結論から先に言えば全く問題ありません。これは、特定の個人・団体・集団などへの攻撃ではなく『私たちを執拗に差別・排除しようとする思想』だからです。私たちは私たちを社会から排除しようとする行為に抵抗します。また、私たちを排除しようとする行為に抵抗する権利を有しています。
などと書いています。
「Fuck」は、言うまでもなく著しく攻撃的かつ女性に対して侮蔑的な英語表現であり、「TerFs」は「性自認至上主義」に反対する女性らの意味です。「性自認至上主義」とは、本人の性自認をそのまま認めなければ差別とする思想です。
その考え方を主張するのは自由ですが、その中で「Fuck」などの女性に対する暴力的かつ侮蔑的な言葉を使って良いはずもありません。TERFと呼ばれる女性たちの主張は、トランスジェンダーへの差別や社会からの排除ではなく、ただ女性の安心や権利を守るためのものです。それに対して著しく攻撃的かつ侮蔑的な表現であるから批判され新宿区からも注意があったのに、主催者が引き続きこの使用を推奨しているのです。
このことからすると、今年のこの集まりにあっても、「Fuck」呼ばわりをするプラカードなどがなくならず、むしろ乱立して開催されるという過激さが増進する可能性が高いと言うほかありません。
4 これらは、それこそこの6月成立のLGBT理解増進法において性的少数者への理解を増
進すべきところ、むしろその理解を阻害してしまうものであり、実に本末転倒です。
もとよりその第12条「この法律に定める措置の実施等に当たっては、性的指向又はジェンダーアイデンティティにかかわらず、全ての国民が安心して生活することができることとなるよう、留意するものとする。」に反する事態です。
これに賛同のメッセージを寄せてしまえば、貴党らにあって、疑義を言う女性らに対して、著しく攻撃的かつ侮蔑的な姿勢を示したという外ないこととなります。
以上のことから、要請の趣旨記載のとおり、強く求めます。
添 付 書 類
1 TransgenderJapanへの2022.11.20付抗議書
2 TransgenderJapanの2023.7.20付説明文章
3 当会の小冊子、Q&A 各1冊
以 上
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