私はイスラエル国必要派だが生物学的女性等に対する中絶禁止弾圧や銃規制緩和のトランプ前共和党大統領再選は勘弁してくれって感じですのでトランプ前共和党大統領の性暴力事件カバノー事件の記事PDF魚拓資料復活させるよ。米最高裁判事ですが性的暴行事件で告発されてるカバノー判事はアウトという事で。


アメリカの上院司法委員会で9月27日行われた公聴会で、クリスティーン・ブレイジー・フォード氏は、最高裁判事の候補に指名されたブレット・カバノー氏から受けた性的暴行について証言した。

権力を握る男性に関する真実を語ることは、女性たちにとって、未だ重荷となる。

27年前の1991年、最高裁判事の候補として指名されていたクラレンス・トーマス氏から性暴力の被害を受けたと証言したアニタ・ヒル氏に対し、アメリカ上院議会がとった態度は「国家の恥」と見なされている。

クリスティーン・ブレイジー・フォード氏に対する扱いも、さほど変わりがなかったとの印象を後世に与えるだろう。

勇気を出して告発した女性が、二次被害を受ける

あれから27年たった現在、女性たちはいまだに自分たちの言い分を信じてもらうには、過去を洗いざらい晒し、抱え込んだトラウマを具体的に説明するよう強いられている。

「若い女性たちが立ち上がり、『No more(もう泣き寝入りはしない)』と公言しているのに、カミングアウトする女性の処遇という点で、アメリカの政府機関には進歩が見られません」と、上院司法委員会の幹部、ダイアン・ファインシュタイン議員(民主党・カリフォルニア州)は批判した。

「女性の記憶や発言の信ぴょう性が攻撃を受けるケースが多すぎます。基本的には、裁判となり、自らを守る必要に迫られるのです。さらにその過程で二次被害を受けることが多いのです」



フォード氏(左)が証言したのは、アニタ・ヒル氏が声を上げてから27年後のことだ。

GETTY IMAGES

クラレンス・トーマス氏からセクハラを受けたとヒル氏が証言したとき、彼女は全員白人男性で構成された上院司法委員会と対峙した。委員会は、ヒル氏が話す内容が理解できないのか、取り扱う気がないといった様子だった。その後上院は、何事もなかったかのようにトーマス氏の最高裁判事就任を承認した。

2018年、上院司法委員会の顔ぶれは1991年と比べて多様化した。しかし、これは民主党側に限った話だ。民主党側は女性と有色人種の両方とも委員会に加わっている。共和党側は、未だに全員が白人男性だ。

世論の反応や、委員の構成が偏っていると見られる可能性が高いことを意識して、上院司法委員会のチャールズ・グラスリー委員長(共和党・アイオワ州)は、アリゾナ州の女性検事レイチェル・ミッチェル氏を起用した。ミッチェル氏は女性への性犯罪を専門とし、共和党議員団の代理人として、フォード氏とカバノー氏の両方に質問した。

写真を見ても、ミッチェル氏を起用した意味は全くないようだが。



白人男性しかいない上院司法委員会の共和党側議員団。代理人のレイチェル・ミッチェル検事がクリスティーン・ブレイジー・フォード氏に質問する間、耳を傾けている。

TOM WILLIAMS/POOL VIA BLOOMBERG



アニタ・ヒル氏が1991年に証言した時、上院司法委員会は全て男性で構成されていた。

WALLY MCNAMEE/GETTY IMAGES

検事を起用したのは裏目に出た。ミッチェル氏はフォード氏の証言から矛盾を引き出そうとしたが失敗した。質問はまとまりがなく、矛盾点をあぶり出す効果がなかったようだ。ブレイジーさんに責任があるかのような印象を与えようとした質問内容だった。

「裁判ではありませんからね」と、カマラ・ハリス上院議員(民主党・カリフォルニア州)がフォード氏に念を押した。

「共和党側は大惨敗だ」。FOXニュースの司会者クリス・ウォレス氏はそう語った

ヒル氏の時と同じく、フォード氏の証言は人々の心をつかんだ。ヒル氏は1991年にセクハラについて証言した。セクハラは当時も蔓延していたが、明るみになることはほとんどなかった。フォード氏の証言、堰を切ったように国家的な問題となった。9月27日にブレイジーさんは、ティーンエイジャーの少女が、少年たちからどんな目に遭わされるかを語った。少年たちは少女を権力争いや、男友達との絆を深めるために利用するものだ。

「私が片方に押し倒されている間、2人とも笑い声をあげていました。友達2人でとても楽しんでいました」と性的暴行疑惑に関して、記憶に最も鮮明に焼き付いている部分について述べた。

27日の公聴会前日の27、フォード氏は会の冒頭で証言する内容を公開していた。その中で、フォード氏とカバノー氏が10代の頃、カバノー氏から性的暴行を受けたという申し立てについて以下のように書いている。

私はベッドに押し倒され、ブレットが覆いかぶさってきました。ブレットは体中を触り、下腹部に腰を押し付けてきました。私は叫び声をあげて、下の階にいる誰かに気づいてもらおうとしました。逃げようとしましたがブレットの体重は重かったのです。

ブレットは体を触って服を脱がせようとしました。ひどく酒に酔っていて、私の方は服の下にワンピース型の水着を着ていたので、上手くいきませんでした。ブレットはきっとレイプするつもりだったんだと思います。

叫んで助けを求めようとしたとき、ブレットは手を私の口に押し当てて、声を出せないようにしました。この時が一番恐怖を感じた瞬間です。そして人生で最大のトラウマになっています。息をするのも大変で、ブレットが誤って私を殺すのではないかと思いました。

フォード氏が涙を流しながら声明文を読む姿に、人々は心を大きく動かされた。

「フォード氏の冒頭の証言を読みましたが、実際に証言したものとはまったく別物ですね。実際に聞いたもの、そして彼女が表現したもの...読んだものとは全く違うものでした」と、FOXニュースのキャスター、ブレット・ベイヤー氏は言った。

27年経っても同じ。告発した女性たちは、同じ失望を味わった

フォード氏はヒル氏と同じように、ホワイトハウスと上院の共和党議員たちに対峙した。彼らはできるだけ早くカバノー氏を承認したいと思っているが、フォード氏の証言が採決の直前にされたことを批判している。

どちらの女性も、世間の注目をあびることを望んでいなかった。しかしメディアが彼女たちの話を公表したので、2人とも公の場に押し出された。

ヒル氏が証言できたのは、下院の女性民主党議員たちが男性議員に対し、彼女に証言させるよう圧力をかけたからだ(当時の上院は、女性の民主党議員はバーバラ・ミカルスキ氏だけたった)。

当時議会の過半数を占めていたのは民主党だったが、共和党議員がヒル氏に対して"振られた恋人""嘘つき""日和見主義者"などとレッテルを貼り、彼女の信頼性を激しく非難しても、民主党がヒル氏を擁護することはほとんどなかった。

27年後、民主党が共和党に圧力をかけ、フォード氏はようやく証言した。共和党はフォード氏のために公聴会を開くことを認めたが、カバノー氏の指名採決をその翌日に定めた。

上院共和党は、暴行の現場にいたとフォード氏が主張するマーク・ジャッジ氏の公聴会出席を拒否した。フォード氏とは別に、カバノー氏からの性的暴行を訴えている2人の女性についても、公聴会の証言に同意していない。1991年に上院司法委員長だった民主党のジョー・バイデン前副大統領は、ヒル氏の主張を裏付けると見られた女性たちに公聴会への出席を求めなかったのと同じケースだ。

連邦捜査局(FBI)は1991年、ヒル氏の訴えについて捜査した。共和党やホワイトハウスは当初FBIの調査を認めなかったが、公聴会の終了後、上院司法委員会がカバノー氏の最高裁判事に就任する人事案を承認した後、ようやくトランプ大統領はFBIに捜査を指示した。上院本会議での指名採決は、1週間ほど延期される。

「委員長、あなたと私は27年前ここにいました」と、パトリック・レーヒー上院議員(民主党、バーモント州)は27日、共和党のチャールズ・グラスリー委員長に語った。「あの時、上院はアニタ・ヒル氏を失望させました。私は彼女を信じると言いました。しかし今、(カバノー氏からの性的暴行を訴えた)3人の女性が、ヒル氏の時以上に失望するのではないかと懸念しています」

公聴会の後、共和党の上院議員らは、彼女の証言にはそれほど心を動かされなかったし、カバノー氏よりもフォード氏を信用するに足る証拠があるとは思わないと語った。

「公聴会が機能しなかったと分かるまで、27年もかかるとは思いもしませんでした」。女性や家族の平等を求めて活動するNPO「ナショナル・ウィメンズ・ロー・センター」の代表ファティマ・ゴス・グレイブス氏はそう語る。「若い世代がこれを見ると、"どうしてこんなことが許されるんだ?"と言うでしょう。上院は完全に世論と乖離していますね」

ハフポストUS版と世論調査会社ユーガブ(YouGov)が9月17、18日に行った調査によると、フォード氏の申し立てについて、上院はヒル氏の時よりも適切な対応をしていると考えている人はわずか10%だった。24%がヒル氏の時よりもと答え、34%がおおよそ同じだと答えている。

ハフポストUS版より翻訳、編集しました。

最高裁判事候補の性的暴行疑惑、27年前も今も、アメリカ議会は迷走している

勇気を出して告発した女性が、二次被害を受ける

Amanda Terkel

2018年09月30日 18時13分 JST

https://big.assets.huffingtonpost.com/athena/files/2018/09/19/5ba234fde4b046313fc11590.pdf



2024年8月7日

11月のアメリカ大統領選に向けて、民主党の大統領候補になったカマラ・ハリス副大統領(59)は6日午後、副大統領候補に指名したティム・ウォルツ・ミネソタ州知事(60)と共に、ペンシルヴェニア州フィラデルフィアで選挙集会を行った。両候補がそろって登壇するのは初めて。

今月19日からシカゴで始まる民主党の全国党大会で、両者の候補指名が正式に発表される。ハリス氏は5日に終わったオンライン投票で、指名に必要な民主党代議員の票を確保した。

この日の集会では、ハリス氏とウォルツ氏が一緒に姿を見せると、群衆からは大喝采が起きた。

ハリス氏からマイクを引き継いだウォルツ氏は、ハリス氏の伴走者になることを「これ以上ないほど誇りに思う」と語った。

そして、検事としての初日から現在に至るまで、「ハリス副大統領は米国民の側で戦ってきた」とし、「彼女は捕食者や詐欺師を扱い、多国籍ギャングを倒し、強大な企業の利害に立ち向かい、人々の生活の向上につながるのなら決してためらわず、党派を超えて働きかけてきた」とした。

「彼女はそのすべてを、喜びを感じながらやっている」と、ウォルツ氏は付け加えた。

共和党の大統領候補ドナルド・トランプ前大統領(78)については、自分たちと「世界の見方が違う」、「奉仕というものを何もわかっていない。なぜなら、自分自身に奉仕することであまりに忙しいからだ」と述べた。

ウォルツ氏はまた、アメリカが「政治的な違いを暴力ではなく投票で解決する場所」であってほしいと語った。

「ドナルド・トランプは確実に、私たちを後退させる」とし、トランプ候補について「あなた方の家族のためには戦わない」し、「中絶を禁止する」だろうとした。

トランプ候補が共和党の副大統領候補に指名したJ・D・ヴァンス上院議員(39)についても触れ、「あの男と討論するのが待ちきれない」とした。

先に演説したハリス氏は、出馬を表明してから「より明るい未来を築くためのパートナーを探すことにした。この国を団結させ、私たちが前進するのを手助けしてくれるリーダーを」と切り出した。

そして、自身の伴走者に指名したウォルツ氏を、「中産階級のためのファイター」であり「愛国者」だと紹介した。

また、州兵や、公立高校の教師やアメフト・コーチだったウォルツ氏の経歴に触れ、「ティム・ウォルツはアメリカのすべての子供たちが憧れる、すべての子供たちにふさわしい教師でありメンターだった」とした。

そのうえで、「それこそが、アメリカにふさわしい副大統領だ」と述べた。

さらに、自分とウォルツ氏は「多くの点で意見が一致している」とした。

そのうちの一つが中産階級を強固にすることで、これは自分が大統領に選出された場合の「決定的な目標」になると、ハリス氏は述べた。

ハリス氏はまた、ウォルツ氏がミネソタ州知事として、公立学校の子供たちが朝食と昼食を無料で食べられるようにする州法の成立に貢献したことにも言及した。

また、ウォルツ氏は、米連邦最高裁が2022年に、アメリカで長年、女性の人工妊娠中絶権は合憲だとしてきた1973年の「ロー対ウェイド」判決を覆す判断を示した後に、「生殖に関する自由を基本的権利として明記した全米初の知事」だったとも付け加えた。

銃政策をめぐっても、ウォルツ氏を称賛。銃所持者でありハンティングもする同氏について、「アメリカにおける合理的な銃の安全性に関する法」を支持していると、ハリス氏は述べた。

ハリス氏は自身のこれまでの経歴も強調。カリフォルニア州司法長官や検事時代に「あらゆるタイプの加害者を扱ってきた」とし、「トランプのようなタイプは知っている」と述べた。

自身の選挙陣営については「勝ち目が薄い側」だとしているが、選挙戦から撤退したジョー・バイデン大統領からバトンを受け継いで以降、勢いづいていることを認めている。

「この選挙戦はドナルド・トランプに対する戦いというだけでなく、未来のための戦いでもある」と、ハリス氏は述べた。

ハリス氏と副大統領候補ウォルツ氏、初めてそろって集会 共和党のトランプ候補を批判

2024年8月7日



2018年9月27日

ドナルド・トランプ米大統領に連邦最高裁判事として指名され上院の承認を待つブレット・キャバノー高裁判事に対して、これまでに3人の女性が性的暴行を受けたと名乗り出ている。最初に被害を告発した大学教授は、10代のころの暴行によって自分の人生が「劇的に一変した」と供述書に書いた。

カリフォルニア州パロアルト大学で心理学を教えるクリスティーン・ブラジー・フォード教授は、27日に上院司法委員会の公聴会で宣誓証言する予定。同じ公聴会ではキャバノー判事も証言する見通し。

公聴会に先立ち提出した供述書で、フォード教授はお互いが10代だったときにキャバノー氏に押し倒された経験は「決定的な影響」を与えたと書いた。

キャバノー判事は自分に対する暴行疑惑を一貫して否定している。

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画像提供, Reuters

画像説明, 指名当時はキャバノー判事の承認は確実視されていた。写真は、トランプ大統領がキャバノー判事の指名を明らかにした7月9日の記者発表

フォード教授の主張は

「最高裁判事になる資格がキャバノー氏にあるかどうか、それを判断することは私の責任ではありません。私の責任は、真実を語ることです」と、フォード判事は司法委に提出した書面に書いた。

フォード教授によると、ワシントン郊外の住宅地で36年前、当時17歳のキャバノー氏と15歳の自分は一軒家に若者が集まるパーティーで一緒になった。キャバノー氏は友人マーク・ジャッジ氏と共に自分を寝室に連れ込み、ベッドに押し倒して服を脱がそうとした上、大音量で音楽を鳴らし、悲鳴を上げないよう手で口を押さえたとフォード教授は主張している。

供述書で教授は、「ブレットに襲われたことで、私の人生は劇的に一変しました。とても長い間、私はあまりに怖くて恥ずかしくて、誰にも詳細を話せなかった」と書いた。

「ブレットに強姦されたわけではないので、何もなかったふりをして、先に進むべきだと自分を説得しようとした」と教授は説明している。

「ブレットとマークは2人とも、私を襲う間ずっと、酔って笑っていた」とフォード教授は書いている。ジャッジ氏はこれまで告発内容を否定し、そのような出来事は記憶にないと話している。

「息が苦しくて、ブレットはうっかり私を殺してしまうのではないかと思った」

ジャッジ氏がベッドに飛び乗ったため「みんなで転げ落ちて、ブレットはもう私に乗っかっていなかった」ため、部屋から走って逃げることができたのだという。



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他に2人の女性が告発

イェール大学でキャバノー判事の同級生だったデボラ・ラミレス氏は、1980年代に大学寮のパーティーで、キャバノー氏が性器を露出して自分の目の前につきつけたと表明した。

さらに3人目の女性が26日、1982年にキャバノー氏も参加していたパーティーで複数の男子学生に強姦されたと名乗り出た。

マイケル・アベナッティ弁護士が司法委の承認担当法務顧問に提出した宣誓供述書で、ジュリー・スウェトニク氏は、1980年代初めにワシントン郊外のハウスパーティーで知り合ったキャバノー氏とジャッジ氏は、酔って女性をなじったり、体を押し付けたり、服を脱がせたりしていたと述べた。さらにそうしたハウスパーティーでは、キャバノー氏らが若い女性の飲みものに薬を入れて意識不明にさせた上で複数の男子学生が強姦することが横行しており、自分も1982年にその被害に遭ったと供述。その場にはキャバノー氏もいたと主張している。

キャバノー判事は、スウェトニク氏を自分は知らないし、その「馬鹿げた」供述内容は事実ではないと反論している。



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承認手続きへの影響は

民主党はキャバノー判事に対する複数の告発内容を十分に調べるまで、承認手続きを延期するよう呼びかけている。

上院司法委の民主党委員10人は全員、キャバノー判事の指名を「ただちに撤回」するようトランプ大統領に求めた。

本会議に承認採決を勧告するための司法委採決は28日に予定されているが、チャック・グラスリー委員長(共和党)は委員会採決を延期する可能性を否定していない。

キャバノー判事を擁護し続けているトランプ大統領は26日、フォード教授の証言次第では考えを改める可能性もあると述べた。

ただし、判事については「これほど一流の人物」はあまり会ったことがないと称えた。自分も「たくさんの金を受け取って僕についてでまかせを言った」複数の女性から性的暴行被害を訴えられた経験があり、今回のキャバノー判事への複数の告発も民主党による「詐欺だ」と非難した。

トランプ氏は24日には、キャバノー氏を告発する女性たちは「あちこちからうようよ出てきて」、「まったく裏づけのない」、「完全に政治的な」主張をしていると批判した。また、20日には、「もしフォード博士への攻撃が本人が言うほどひどいものだったら、本人か愛する両親がただちに地元の捜査当局に被害届を出していたはずだと、確信している。日付と時間と場所が我々にも分かるよう、当時の被害届の内容を明かしてもらいたい!」とツイートしていた。

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新しい最高裁判事を決める際には、大統領が指名し、上院(定数100)が承認する。現在の上院は51対49で共和党が多数を占めるが、僅差なだけに共和党議員が数人でも反対すればキャバノー判事の承認は否決される。

その場合は最高裁をはじめ米各地の裁判所に保守派判事を送り込もうというトランプ政権の取り組みが、妨げられることになる。

一方で、キャバノー判事が承認されれば、最高裁は大きく保守傾向に傾く可能性がある。現在の最高裁判事はすでに保守派5人、リベラル4人で、保守派が優勢な構成になっている。最高裁判事の任期は終身なだけに、最高裁判事たちの政治的傾向が圧倒的に保守寄りになった場合、その判決はトランプ氏の任期満了後も長く米社会に影響を及ぼすことになる。

米国では11月6日の中間選挙で、民主党が上下両院の多数党に返り咲くのか注目されているだけに、このタイミングでトランプ氏が押す最高裁判事を承認するのかどうかは、大きな争点となっている。

連邦最高裁は米国の市民生活に重要な影響力を持つ。人工中絶、死刑制度、投票権、移民政策、政治資金、人種偏向のある警察の行動など、激しい賛否両論のある法律について最終判断を示すほか、連邦政府と州政府の争いごとや、死刑執行停止の請求などについても最終判断を示す。最高裁判事は終身制で、死去もしくは引退するまで地位が保障される。

(英語記事 Kavanaugh accuser says alleged assault 'altered my life'

性的暴行で「人生が一変」 米最高裁判事候補を告発の女性


2018年9月24日

ドナルド・トランプ米大統領が最高裁判事に指名したブレット・キャバノー高裁判事(53)について、2人目の女性が性暴力被害を受けたとして実名で名乗り出た。

イェール大学でキャバノー氏と同期だったデボラ・ラミレス氏(53)は、米誌ニューヨーカーで疑惑の被害の詳細を語った

それによると、キャバノー氏には学生寮でのパーティーで性器を露出しラミレス氏の顔にこすりつけ、合意のない身体接触を行った疑いが持たれている。

先にはカリフォルニア州のパロアルト大学で心理学を教えるクリスティーン・ブラゼイ・フォード教授(51)が、1982年にキャバノー判事から性暴力被害を受けたと報告。27日に上院司法委員会による公聴に応じる構えだ。

判事はどちらの疑惑も否定しており、ラミレス氏の件について「名誉毀損だ」と述べている。

連邦最高裁は激しい賛否両論のある法律について最終判断を示すほか、米国の市民生活に重要な影響力を持つため、判事の選出は極めて重要とされる。

<関連記事>米判事の性暴力疑惑、女性の同窓生「彼女を信じる」
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米最高裁判事候補と性暴力被害を訴える女性、共に上院で証言へ


疑惑の内容は?

ラミレス氏は1983/84年度にキャバノー判事と共にイェール大学で学んだ。

問題の行為があった学生寮のパーティーで、ラミレス氏とキャバノー氏は友人らと、次に飲む人を指名するゲームをしていたという。

ラミレス氏によると、ゲームの最中に1人の男性がプラスチック製の男性器で彼女の方を指し、その後、別の男性が性器を露出したという。

「顔の前に性器が現れたのを覚えている。酔っている状態でも、自分がそれを嫌がっていると分かった」とラミレス氏は説明した。

ラミレス氏がそれは本物でないと言うと、あざ笑わればかにされ、最終的には男性を押しのけるために性器に触ることになったという。

敬けんなキリスト教・カトリック教徒として育てられたラミレス氏は、「私は結婚するまで男性器に触らないはずだった。笑いものにされ、辱められ、侮辱された」と話した。

ラミレス氏は、自分の右側に立ったキャバノー氏が、笑いながら下着を上げたのを覚えているとしている。

同氏は飲酒のためにその日の記憶には欠落があると認めた上で、ニューヨーカーから接触があった時、名乗りを上げることにためらいがあったと話した。

疑惑に対する反応は?

この記事を執筆したローナン・ファロウ記者とジェイン・マイヤー記者は、ラミレス氏の主張を検証し裏付けるために何十人もの同級生に接触したと話した。

うち3人の元学生が、直接的な目撃者ではないものの、当時この件についてぼかされた表現で聞いたり話したりした記憶があると証言した。

一方、この件に関わったとされる2人の男性は、他の同級生と共にラミレス氏の主張に反論し、キャバノー氏への疑惑は「全く彼らしくない」と話した。

キャバノー氏は声明で疑惑を否定し、「35年前の疑惑の出来事は起こっていない。当時の私を知る人々はそれを知っているし、そう言っている」と述べた。

「これは単純な名誉毀損だ。27日に上院で真実について証言し、私の名誉と、生涯をかけて作り上げてきた性質と誠実さを、この段階で浮上した疑惑から守るのを心待ちにしている」

ホワイトハウスの報道官は、トランプ政権はキャバノー判事に味方すると述べ、疑惑を「良き人物をおとしめるために民主党が企てた名誉毀損キャンペーンだ」と一蹴した。

次に何が起こる?

キャバノー判事は21人から成る上院司法委員会と上院からの承認を得て初めて、連邦最高裁の判事の空席に着くのが認められる。



画像提供, Unknown

画像説明, ブラゼイ・フォード教授の担当弁護士は、上院での証言には「公平な質疑」と「安全」の保証が必要だと主張している

クリスティーン・ブラゼイ・フォード氏は先週、性暴力被害に遭ったと名乗りをあげ、27日に司法委公聴会で証言に応じることで合意した。

フォード氏は15歳のとき、当時17歳だったキャバノー氏が自分をベッドに押さえつけて服を脱がそうとしたと話した。

トランプ大統領を含む複数の共和党員は、フォード氏と民主党が上院司法委による承認を遅らせ、阻止するために故意に疑惑を持ち上げたと非難している。

この疑惑が持ち上がって以降、フォード教授とキャバノー氏、そしてキャバノー氏の妻の元に脅迫が送られて来ているという。

また弁護士のマイケル・アベナティ氏はツイッターで、フォード教授の主張をめぐり、キャバノー判事とその場にいて一部始終を見ていたと名指しされたマーク・ジャッジ氏について「信頼できる情報」を持っている女性の代理人をしていると明らかにした。

アベナティ氏は、トランプ氏との不倫後、2016年大統領選中に口止め料の支払いをトランプ氏の顧問弁護士から受けたと公表した米ポルノ女優のストーミー・ダニエルズ(本名ステファニー・クリフォード)氏の弁護人を務めている。

(英語記事 New allegation against Trump court pick

米最高裁判事候補に新たな性暴力疑惑 大学時代に露出か







ウラジーミル・プーチン氏とドナルド・トランプ氏のヘルシンキ会談は終わった。密室での2時間近くと、報道陣を前にした1時間。点検すべき内容はたっぷりある。

会談に先駆けて、民主党側はトランプ氏に、プーチン氏を相手にする際には気をつけるよう呼びかけていた。司法省が13日に、2016年米大統領選で米国にサイバー戦争をしかけた罪でロシア軍人12人を正式起訴したばかりなのだから、米国大統領がロシア大統領と会談すること事態が不見識だという意見もあった。

その一方で、多くの共和党関係者の間には、大統領が様々な問題についてプーチン氏に対抗するだろうと、慎重な期待感があった。共和党のスティーブ・スカリース下院院内総務は、トランプ氏が「米国として強い立場から、ロシアの敵対行為に反攻するだろう」とツイートしていた

しかし実際のことの運びは……いささか違っていた。会談内容と反応の主なものは次の通り――。



「全員に責任がある」

共同記者会見で最初に質問した米国人記者はトランプ氏に、現在の米ロ間の緊張関係は米国の愚かしさのせいだとなぜツイートしたのかと問いただした。

説明を求められた大統領は、以前の主張を繰り返し、「両方の国に責任がある」と述べた。

米ロ双方に「ミスがあった」とトランプ氏は述べた。しかし、ロシアによるウクライナへの軍事干渉やクリミア併合、英南部での神経剤「ノビチョク」攻撃、米大統領選介入に関するロシア人起訴など、具体的な内容には触れなかった。



動画説明, トランプ氏とプーチン氏、多岐にわたり同意見 首脳会談

代わりにトランプ氏は、自分の選挙陣営とロシアとの間に「結託などまったくなかった」と強調した。選挙介入の疑いと、結託の証拠の有無について、そうやってトランプ氏はごちゃまぜにした。選挙介入についてはすでに多数のロシア人が正式起訴されているし、結託の疑いについてはロバート・ムラー特別検察官はまだ言及していないのだが。

選挙介入についてロシア政府とプーチン氏を直接的に非難するかどうか質問されると、トランプ氏は(ダン・コーツ国家情報長官を含む)自分の情報当局者が「ロシアだと思う」と報告していると述べた。しかし、米大統領はこうも続けた。つい先ほどプーチン氏が、ロシアではないと否定したのだと。

「プーチン大統領はロシアじゃないと言っている。ロシアである理由が見当たらない」とトランプ氏は結論した。自国政府の結論よりも、ロシアの無実の主張を信用しているようだった。

トランプ氏はかねてから、米国の複数の情報機関を批判してきた。おかげで、米国の情報活動コミュニティーは困った状況にさらされてきたし、今回もまたしかりだ。しかし就任からすでに1年以上たつトランプ政権関係者は、もはやこの状況について責任をとらなくてはならない。

情報活動コミュニティーの統括するコーツ情報長官は声明を発し、ロシアが「継続的かつ広範囲にわたり」米国の民主主義を傷つけようとしているという「事実をもとに判断した」結論について、各情報機関の立場は変わらないと表明した。

トランプ氏はこれを受けて16日、情報機関をツイッターでなだめようとした。

「今日も言ったし、これまでも何度も繰り返してきたように、『自分の情報関係者を大いに信頼している』。一方で、より明るい未来を築くためには、過去にばかり注目しているわけにはいかないことも私は認識している。世界の2大核保有国として、我々はうまくやっていかなくてはならない!」

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ムラー特別検察官はすでに20人以上のロシア人を起訴してきたが、トランプ氏はまだロシアのせいだと納得していない。それよりも、民主党のサーバーや連邦捜査局(FBI)の偏向を問題視している。

それでも、トランプ政権下の司法省とムラー検察官の捜査チームは黙々と作業を続けるだろう。その証拠に16日午後には新たに、ロシア人女性を外国人工作員として起訴した。しかし、トランプ氏は今後もひるまず精力的に、司法省とムラー氏の作業を非難し続けるに違いない。



トランプ支持者は激怒せず

当然のように米国の左派は、トランプ氏の振る舞いに非難と嘲笑で応えた。民主党のチャック・シューマー上院院内総務は「恥ずべき真似」、「無思慮で危険で弱腰の行動」と呼んだ。バラク・オバマ前大統領の下で中央情報局(CIA)長官だったジョン・ブレナン氏は、トランプ氏は国家反逆罪に値すると非難した。

一方で、トランプ氏を決して受け入れない「ネバー・トランプ」派の保守派も、ただちに「そら見たことか」と指を差した。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事の顧問で共和党戦略担当のマイク・マーフィーは、トランプ氏を非難するツイートを連投した後、「今日は暗い日だ」と書いた。

共和党重鎮で2008年米大統領選の共和党候補だったジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州選出)は、「米国大統領による「恥ずべき振る舞いだ」と非難。「独裁者の前でこれほどみっともない真似をして、自分を貶めた大統領は今までいなかった」と声明を出した。

上院軍事委員会の委員長でもあるマケイン議員は、「トランプ大統領の能天気ぶり、エゴイズム、同等でないものを同等だという勘違い、独裁者への共感。こうしたものがどれほどの危害をもたらしているか、計算するのは難しい。しかし、ヘルシンキの首脳会談が悲劇的な過ちだったのは明らかだ」と書いた。



画像提供, EPA



保守派の不安

特筆すべきは、トランプ氏を受け入れ始めている(あるいは、受け入れ始めていた)共和党関係者の間の反応かもしれない。ジョン・ハンツマン駐ロ米国大使の娘で保守派論客のアビー・ハンツマン氏は、「自分の国と同胞を見捨ててもかまわないほど価値のある交渉などない」とツイートした

共和党から2012年大統領選に出馬したニュート・ギングリッチ元下院議長は、かねてからトランプ氏を支持してきた。しかし、情報機関に対するトランプ氏の諸々の発言について、「この国の情報活動システムとプーチンに関するヘルシンキでの発言の真意を、トランプ大統領は明確する必要がある。トランプ政権における最も深刻な過ちで、修正しなくてはならない。直ちに」とツイートした。

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トランプ氏を批判したかと思うと、その相談相手にもなる共和党重鎮リンジー・グレアム上院議員(サウスカロライナ州選出)は、批判勢力の立ち居地に戻り、首脳会談を「機会を逸した」「米国にとって悪い1日」と批判し、米国の弱みをロシアに露呈したことになると懸念した。

米紙ニューヨーク・ポストのコラムニスト、キャロル・マーコウィッツ氏は数カ月前、トランプ支持派も批判派も保守派はいずれも、発言をトーンダウンさせるべきだと書いていた。しかしそのマーコウィッツ氏も今回は、歯に衣着せず批判する側に回った。

「トランプがどれほど好きでも、ヒラリーを倒してくれてどれほど嬉しいとしても、オバマの外交政策はお笑い種だったと思っていてそれが正しいいとしても、今回のこれについてはきちんと批判しよう。これはとんでもないことで、米国大統領がこんな真似をしていいはずがない」

保守派ニュースサイト「ドラッジ・リポート」は首脳会談について、「プーチン圧倒」という大きな見出しを掲げた。通常はどこよりもトランプ氏を擁護し、どこよりもトランプ氏の主張とトランプ氏への称賛をこだまのように繰り返す保守派のフォックス・ニュースでさえ、コメンテーターたちは不安そうな表情だった。その1人のニール・カブート氏は、トランプ大統領の振る舞いを「みっともない」ものと呼び、米国の利益が「かなり後退した」と批判した。

ニュースサイト「アクシオス」は、「フォックス・ビジネスのニール・カブートはトランプの記者会見を『気色悪い』、『我々の立場はかなり後退した』と発言した」と映像と共にツイートした。

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フォックス・ニュースのホワイトハウス特派員ジョン・ロバーツ記者は、「大統領が合衆国を見捨てたという共通認識が、今日この夜、国中に広まりつつある」と発言した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル論説委員のメアリー・キッセル氏はフォックス・ニュースで、首脳会談では「何も達成されなかった」と断言した。

「大統領は結局、もっと会談したい、プーチンに近づいて、プーチンに助けてもらいたいと思っていると、そういう風に見えた。本来ならば、プーチンの方から接近して、もっと手加減してほしいと向こうからお願いしてくるべきなのに」、「残念ながら、プーチン大統領はプロパガンダ的に大勝利を挙げた」とキッセル氏は述べた。

どれもこれも、もちろんのど元を過ぎれば忘れ去られる可能性もある。最高裁判事の承認に中間選挙と、米政界は国内でいくつかの対決を控えているので、党派対立の線はすぐに復活するかもしれない。

しかしながら今回は、政局的打算がいずれ最優先されなくなった時点で、保守派からさらに本格的にトランプ氏に対抗しようという動きが出るのではないかと、その懸念と可能性が、わずかながらちらついた。



「最初の大事な一歩」

しかし、トランプ氏と支持基盤はそうは思っていない。トランプ氏たちにとって今回の首脳会談は、世界の2大核保有国が関係を改善するため、より大きい取り組みの始まりとして位置づけるべきものなのだ。

「この共和国の草創期から、米国の指導者たちは、紛争と敵対よりも外交と関係構築が好ましいと理解してきた」とトランプ氏は述べた。

プーチン氏もこれに同調し、首脳会談を「最初の大事な一歩」と呼んだ。

首脳会談からは具体的な結果は生まれなかった。それだけに、これからも繰り返す首脳会談の始まりなのだと、両大統領は今回を位置づけた。

しかし、米国内では政治的立場を超えた反応が出ている。それだけに、今後も今回のような会談を繰り返すのは、いささか難しいかもしれない。

1週間の外国訪問で米国の外交政策を激しく揺さぶり続けたトランプ氏は16日、外遊の最終日に米外交に最後の一撃を見舞った。

欧州の同盟諸国は不安顔だ。米ロ関係は不確実だ。そして、米政界は揺れている。ホワイトハウスの広報部でさえ、不安そうだ。

次はどうなるのか? それは分からない。

(英語記事 Trump-Putin summit: After Helsinki, the fallout at home

トランプ氏の支持者にも衝撃 米ロ首脳会談
2018年7月17日

アンソニー・ザーカーBBC北米担当記者


2018年4月10日

米連邦捜査局(FBI)は9日、ドナルド・トランプ大統領個人を担当する弁護士の事務所を家宅捜索した。トランプ氏は同日、「下劣」で「この国への攻撃だ」と強く反発し、「自分への魔女狩りが絶えず続いている」とホワイトハウスの記者団に述べた。

トランプ氏のマーケル・コーエン弁護士は自分の弁護士を通じて、FBIが自分のニューヨークの事務所を家宅捜索し、自分と依頼人たちの間の「秘匿特権に守られている」通信記録を押収したと明らかにした。

米メディアは、ポルノ女優に対する支払いに関する書類も押収されたと伝えている。

FBIは、2016年米大統領選へのロシア介入を捜査しているロバート・ムラー特別検察官からの「照会」をもとに家宅捜索に臨んだという。

トランプ氏はムラー検察官による捜査を批判し、ムラー氏が指揮する捜査陣を「誰よりも偏見に満ちた集団」と呼んだ。

コーエン弁護士のスティーブン・M・ライアン弁護士は声明を発表し、「ニューヨーク州南部地区の連邦検察官事務所が本日、複数の家宅捜索令状を執行し、私の依頼人、マイケル・コーエン氏とその依頼人たちとの間の、秘匿特権に保護された通信内容を押収した。連邦検察官を通じて、ニューヨークにおける捜索は一部、ロバート・ムラー特別検察官事務所からの照会にもとづくものだと知らされている」と明らかにした。

その上でライアン弁護士は、家宅捜索は「まったく不適切で不必要なものだ」と批判した。「弁護士と依頼人の間の通信は、秘匿特権によって守られているものだ。その押収は不必要な行為だ。加えて、政府の戦術は間違っている。コーエン氏はこれまですべての政府機関に協力してきた。秘匿特権に守られていない数千部の書類を連邦議会に提出し、宣誓下の供述も提供している」。

コーエン弁護士は、ポルノ映画スターのストーミー・ダニエルズ氏(本名ステファニー・クリフォード)に、大統領選の直前に13万ドル(約1400万円)を支払ったことを認めて以来、世間の注目を集めている。

ダニエルズ氏は、2006年7月にトランプ氏と性的関係をもったと主張している。前年にトランプ氏と結婚したメラニア夫人が息子を出産して間もなくのことで、ダニエルズ氏は口止め料を支払われたと話している。

<おすすめ記事>トランプ氏と不倫後「手を引け」と脅された=米ポルノ女優
トランプ氏による性的加害行動、複数女性が記者会見 無理やりキスも
【米大統領選2016】トランプ氏わいせつ発言 「スターなら女性に何でもできる」


トランプ氏は、ダニエルズ氏との不倫関係を否定している。さらに、コーエン弁護士が口止め料を支払ったことは知らなかったと述べ、すべての質問はコーエン弁護士にするようにと発言してきた。

米紙ワシントン・ポストは、FBIが2016年大統領選に関する資金の取扱をめぐりコーエン弁護士を捜査していると伝えている。

米通信社ブルームバーグによると、コーエン弁護士に関する情報をムラー検察官が司法省のロッド・ローゼンスタイン副長官に伝え、副長官がこれをニューヨーク州南部地区検察官事務所に伝えたという。



ダニエルズ氏の主張は米カリフォルニア州タホ湖のチャリティー・ゴルフ大会で2006年7月、トランプ氏と知り合った
後に夕食に招かれ、トランプ氏のホテルの部屋まで会いに行った
部屋に着くと、トランプ氏は「パジャマのズボンだけはいて」、「ソファに横たわっていた」
2人はホテルでセックスをした
トランプ氏はこの関係を隠そうとした
2016年大統領選の前にコーエン弁護士から「口止め料」として13万ドルを受け取った
2016年の秘密保持契約は、トランプ氏が署名しなかったので無効


トランプ大統領の反応はダニエル氏による不倫関係の主張を「強硬に否定」
トランプ氏側の弁護士はダニエルズ氏を、度重なる秘密保持契約違反を理由に提訴。損害賠償金2000万ドルを請求
コーエン弁護士は、秘密裏にダニエルズ氏に金を払ったことを認めているが、トランプ氏もトランプ氏の会社も承知していなかったと話している
トランプ氏は、ダニエルズ氏が主張する不倫関係に関する「内密情報」の公表を阻止しようと、ダニエルズ氏に対する行動禁止命令を確保


(英語記事 Trump brands raid on lawyer Michael Cohen's office 'disgraceful'

FBI、トランプ米大統領の弁護士事務所を家宅捜索 トランプ氏「下劣」と反発


米ポルノ女優のストーミー・ダニエルズ(本名ステファニー・クリフォード)氏が、2006年にドナルド・トランプ氏と性的関係を持ち、後にそのことを黙っているよう脅されたと主張している。

25日夜に放送された米CBSテレビの報道番組「60ミニッツ」でクリフォード氏は、2011年にラスベガスの駐車場で脅迫された時の様子を語った。

駐車場で近づいてきた男はクリフォード氏に「トランプ氏から手を引け」と言い、その後クリフォード氏と一緒にいた幼い娘を見て、「母親の身に何か起きたら、とても残念だな」と付け加えたという。

一方、ホワイトハウスのラジ・シャー報道官は26日、「大統領は、クリフォード氏が昨晩行ったいかなる主張についても正確ではないと考えている」とコメント。

またトランプ氏の弁護士は、クリフォード氏が守秘契約を破ったとして2000万ドルの損害賠償を求めるとしている。

トランプ氏との不倫後に「脅迫受けた」=米ポルノ女優の証言


2018年3月26日

米ポルノ女優のストーミー・ダニエルズ(本名ステファニー・クリフォード)氏が、2006年にドナルド・トランプ氏と性的関係を持ち、後にそのことを黙っているよう脅されたと主張している。

25日夜に放送された米CBSテレビの報道番組「60ミニッツ」でクリフォード氏は、2011年にラスベガスの駐車場で1人の男が接触してきた、と語った。

男はクリフォード氏に「トランプ氏から手を引け」と言い、その後クリフォード氏と一緒にいた幼い娘のほうを見て、「彼女の母親の身に何か起きたら、とても残念だな」と付け加えたという。

トランプ氏はクリフォード氏と性的関係を持ったことを強く否定している。

トランプ氏の弁護士は、クリフォード氏が2016年の米大統領選以前にサインした秘密保持契約を破り、そのことによって損害を受けたと語り、2000万米ドル(約21億円)の損害賠償を求めている。クリフォード氏は弁護氏の主張は無効だとしている。

クリフォード氏によると、同氏は2006年7月、米カリフォルニア州のタホ湖で行われた著名人ゴルフトーナメントの際、ホテルの一室でトランプ氏と一度だけセックスしたという。トランプ氏はメラニア・トランプ夫人と2005年に結婚した。

BBCのジョン・ソープル北米編集長はツイッターに「ストーミー・ダニエルズ氏とドナルド・トランプ氏の間にある契約については、それぞれが多くの言及をしている。ダニエルズ氏が関係を否定する文書にサインしたのは確かだ。ただし、なぜダニエルズ氏が13万ドル(約1365万円)を大統領選の2週間前にトランプ氏の弁護士から支払われたのか、その理由が説明されない限り、問題はペンシルベニア大通り1600番地(ホワイトハウスの住所)にある」と投稿した。

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クリフォード氏が語った内容

クリフォード氏は「60ミニッツ」で、クリフォード氏が自身にあった出来事をある雑誌に語ることを合意した後、駐車場で男の接触を受けたと語った。

「私は駐車場にいて、幼い娘と一緒にフィットネス教室に行くところでした」とクリフォード氏は述べた。

「男が私の方に歩いてきて、こう言ったんです。『トランプ氏から手を引け。記事にするのはあきらめろ』。そしてかがんであたりを見回し、娘を見て『美しい女の子だ。彼女の母親の身に何か起きたら、とても残念だな』と言って立ち去った」

トランプ大統領は、今回のテレビインタビューへの反応を示していない。



画像提供, Reuters

画像説明, トランプ大統領は先週末、メラニア・トランプ氏と息子のバロンくんとともにフロリダで過ごした

トランプ氏は週末、フロリダ州にある別荘「マララーゴ」で過ごしていたが、「60ミニッツ」でのクリフォード氏のインタビュー前にホワイトハウスへ戻った。ホワイトハウスの広報担当者によると、メラニア・トランプ氏はフロリダに残っているという。

2006年に起こったと疑われている出来事とは

クリフォード氏はCBSに、自身とトランプ氏との性的関係は、トランプ氏が自らのスイートルームでの夕食にクリフォード氏を招待した後に起こったと語った。

クリフォード氏によると、トランプ氏は自身が表紙を飾った雑誌を持ってクリフォード氏の前に現れ、クリフォード氏は冗談のつもりで、雑誌でトランプ氏の尻を叩いたという。

「彼は振り返って自分のズボンを少し下げました。おわかりのとおり彼は下着やなんかを着けていて、私は彼を2回ぐらい叩きました」とクリフォード氏は語った。

クリフォード氏はトランプ氏に魅力を感じてはいなかったが、トランプ氏とセックスしたとして、こう付け加えた。「ノーとは言いませんでした。私は被害者ではありません」。

トランプ氏は自身がホストを務めていたリアリティ番組「ジ・アプレンティス」にクリフォード氏が出演できるかもしれないと示唆したと、クリフォード氏は付け加えた。クリフォード氏はそれを受けて、性的関係を「ビジネス取引」だと考えたという。

金銭のやりとりは

クリフォード氏は、家族の安全を案じ、トランプ氏の私的な弁護士から「口止め料」を受け取ったとCBSに語った。

クリフォード氏は以前、2016年にあった米大統領選の直前に、トランプ氏との関係について沈黙を守ることを条件に、弁護士のマイケル・コーエン氏から13万ドル(約1365万円)を支払われたと語っている。

コーエン氏は先月、個人的にクリフォード氏に対して金銭を支払ったことを認めたが、何を目的とした支払いかは言わなかったという。トランプ氏の批判者は、このお金が選挙キャンペーンで使われたお金としては違法ということになるのではないかと示唆している。

コーエン氏は昨月、トランプ氏もファミリー企業の「トランプ・オーガナイゼーション」も、取引の当事者ではないと述べた。

CBSニュースが報じたところによると、コーエン氏はクリフォード氏を脅していないと主張しているという。

クリフォード氏が提起した疑惑が今までの疑惑と異なる点

クリフォード氏は、これまでにトランプ氏と性的関係を持った疑惑、あるいはトランプ氏から性的加害行動を受けた疑惑で訴訟を起こした3人の女性の1人だ。

クリフォード氏の弁護士であるマイケル・アベナッティ氏はBBCに、クリフォード氏の事案は「私の顧客(クリフォード氏)を沈黙させるために、脅迫行為や戦術を用いた」ことが、他の2人が提起した疑惑と異なると語った。

「これはとても問題があり、アメリカ人だけではなく西洋文明に生きる全ての人が憂慮すべき事案だと思う」とアベナッティ氏は付け加えた。「これは権力を持つ人間がすべき振る舞いではない」。

(英語記事 Stormy Daniels 'told to leave Trump alone' over affair claims

トランプ氏と不倫後「手を引け」と脅された=米ポルノ女優


2017年12月12日

ドナルド・トランプ米大統領による性的加害行動の被害に遭ったと訴える女性3人が11日、ニューヨークで記者会見を開いた。トランプ氏に無理やり触られ、なでられ、キスされ、侮辱された、嫌がらせをされたと糾弾する女性たちは、連邦議会に調査を求めた。ホワイトハウスは、女性たちが「嘘の主張」をしていると反論している。

昨年の大統領選前に初めて名乗り出たジェシカ・リーズさんは30年以上前、飛行機のファーストクラスでトランプ氏の隣に座り、性的に暴行されたと公表した。そういう経験をした人は「何があったか忘れない」とリーズさんは、BBCのラジニ・バイディヤナザン記者のインタビューに答えた。

「何があったか私たちは忘れない」 トランプ氏糾弾の女性


ドナルド・トランプ次期米大統領が司会した人気リアリティ番組「アプレンティス」の元出演者で、トランプ氏に性的暴行されたと主張していた女性が17日、トランプ氏を名誉毀損(きそん)で訴えると発表した。

「アプレンティス」の元出演者サマー・ザーボスさん(41)は昨年10月、2007年の時点でトランプ氏とカリフォルニア州ビバリーヒルズのホテルで仕事の打ち合わせ中、トランプ氏が「性器を繰り返し自分に押し付けてきた」と主張した。トランプ氏は「うそで馬鹿げている」と否定し、ザーボスさんを訴えると反発した。

このことについてザーボスさんはロサンゼルスで記者会見し、「トランプ氏に発言の撤回を求めたが、応じていない。そのため、私は自分の名誉を守るため、トランプ氏を訴えるしかほかに手段がない」と発表。「嘘つきで女性蔑視」のトランプ氏は自分を「貶め、侮辱し」、国に嘘をついたと非難した。

ザーボス氏は、次期大統領が自分の主張を否定し、自分や複数の女性が性的暴行被害の主張をでっちあげたと非難することで、自分の名誉を毀損したと訴えている。

記者会見には、民主党活動員のグロリア・オールレッド弁護士も同席した。弁護士によると、嘘発見器でザーボスさんを検査したが、嘘をついている様子はなかったという。



画像提供, EPA

画像説明, ザーボスさんとオールレッド弁護士

トランプ氏については昨年10月、2005年に「スターなら(女性に)何でもできる」、女性器を「わしづかみにする」などと発言したビデオが浮上。トランプ氏は発言を謝罪したが、これを受けて複数の女性が、自分は実際にトランプ氏に性的に暴行されたと名乗り出た。トランプ氏は当時、名乗り出た女性たちを全員訴えると主張していたが、まだ実行に移していない。

ザーボス氏は当時、トランプ氏に発言の撤回を求めたが、トランプ氏は応じなかった。

この日の会見でオールレッド弁護士は、トランプ氏が「意図的に、悪意をもって、女性たちを放り出し」、公の場で繰り返し「嘘つき」と罵倒することで、女性たちに精神的苦痛を与えたと非難。もし次期大統領が発言を撤回し、原告への自分の行動に問題があったと認めれば、訴えは取り下げる用意があるとも述べた。

トランプ氏の大統領就任式は20日。

(英語記事 Trump sued for defamation by former Apprentice Summer Zervos

トランプ氏による性的暴行主張の女性、名誉毀損でトランプ氏を訴え



2018年2月15日

ドナルド・トランプ米大統領と関係があったとの疑惑の渦中にいるアダルト映画女優ストーミー・ダニエルズ氏のマネージャーは、ダニエルズ氏は自由に自分の体験を話せる、との考えを示している。

トランプ氏の弁護士がダニエルズ氏に金銭の支払いを認めたため、ダニエルズ氏はもはや守秘義務契約に縛られなくなったと、ダニエルズ氏のマネージャーのジーナ・ロドリゲス氏は話している。

トランプ氏の顧問弁護士マイケル・コーエン氏はメディアへの声明の中で、コーエン氏が2016年、ダニエルズ氏に個人的に13万ドル(約1400万円)支払ったと認めた。

ロドリゲス氏は、コーエン氏によるこの事実確認により、ダニエルズ氏は自由に話せるようになった、と話している。



画像提供, Getty Images

画像説明, ポルノ女優のストーミー・ダニエルズ氏は2011年、トランプ氏と2006年に関係を持ったと主張した

「今や全てが解除されたので、ストーミー氏は話をするつもりだ」とロドリゲス氏は14日、AP通信に語った。

ロドリゲス氏のこの発言は、コーエン氏が米紙ニューヨーク・タイムズに対し、ダニエルズ(本名ステファニー・クリフォード)氏に金銭を支払ったと認めた話を受けたもの。

「トランプ・オーガナイゼーションもトランプ選挙運動も、クリフォード氏との取引の当事者ではなく、また直接的にも間接的にも、支払金額を私に払い戻していない」とコーエン氏はニューヨーク・タイムズに述べた。

コーエン氏は、支払いがトランプ氏の選挙運動への物品的な政治献金となったと主張する監視団体が苦情を申し立てたため、連邦選挙委員会にも同じ内容を話したと述べた。

「クリフォード氏への支払いは合法で、選挙献金や誰かが選挙費用として拠出したものではない」とコーエン氏は述べた。

コーエン氏は以前、トランプ氏は支払いについて「強硬に否定している」と話していた。

米メディアがダニエルズ氏として知られるポルノ女優に金が支払われ、不倫について話さないという合意に署名させたと報じた後に、14日の公表は行われた。

ダニエルズ氏はトランプ氏と性的関係にあったと2011年のインタビューで語っていた。

米誌「イン・タッチ」の2011年のインタビューでダニエルズ氏は、メラニア夫人が長男バロン君を出産した直後の2006年からトランプ氏と性的関係を持ったと語っている。

この記事は、1月に米紙ウォールストリート・ジャーナルが、2016年の大統領選に向けての準備中にダニエルズ氏に金を支払い機密保持契約書に署名させ、不倫疑惑について話すことができないようにしていた、と報じた際に再表出した。

クリフォード氏はテレビに出演し当時のトランプ氏について話すことについて、米メディアと交渉中と考えられる、と同紙は報じていた。

どうして支払いが行われたのかという米CNNからの質問に対応する形でコーエン氏は「本当のことではないからといって、危害や損害を与えられないということではない」と話した。

そして、「私はいつでもトランプ氏を守る」と付け加えた。

1月30日にダニエルズ氏の広報担当者は本人の言葉として、トランプ氏との不倫関係を否定する声明文を発表した。

しかしダニエルズ氏自身を含め複数の人々が、声明文に添えられた署名が別の以前の声明文に添えられた署名とあまり似ていないことを即座に指摘していた。

別の以前の声明文とは、コーエン氏が1月10日に発表したものだ。



画像提供, Getty Images

画像説明, ダニエルズ氏は先月、スーパーボウルに合わせてパーティーを開いた

以来、ダニエルズ氏は数回にわたって公の場に登場し、テレビ番組やストリップクラブに出演したが、インタビューでトランプ氏について直接聞かれると固く口を閉ざしていた。

トランプ氏が議会に向けて初の一般教書演説を行った数分後、深夜番組司会者のコメディアン、ジミー・キンメル氏のインタビューに答えている。

インタビューでは、秘密保持契約に署名したかどうか、さらには「ロナルド・ランプという名前と韻を踏む人物と一度でも性的関係を持ったかどうか」直接答えることを拒否していた。



<解説>成人指定の隠蔽?――アンソニー・ザーカー記者、BBCニュース(ワシントン)

ドナルド・トランプ氏の弁護士であり、あらゆる調停を担当するマイケル・コーエン氏は、ストーミー・ダニエルズ氏への6桁(数十万ドル=数千万円)に上る額の支払いについて、「これ以上のコメント」をする予定はないと話している。しかしながらその声明は、答えよりも多くの疑問をはらんでいる。

ダニエルズ氏は、支払い額を「個人資金」から捻出しており、トランプ・オーガナイゼーションやトランプ選挙運動からは直接的にも間接的にも払い戻されていないとしている。しかしそれは、トランプ氏自身を含む他の組織から返済された可能性を残している。

なぜそんなに気前よく、コーエン氏はダニエルズ氏に13万ドル(約1400万円)を差し出したのだろうか? 米紙ウォールストリート・ジャーナルは、トランプ氏とダニエルズ氏の10年にも及ぶ関係に関する機密保持契約と引き換えに、支払われたものと報じている。金銭の譲渡前にダニエルズ氏は報道機関と連絡を取り合っていたが、その後は口を閉ざしているといった状況証拠が、この説の信ぴょう性を高める。

取沙汰されている2人の関係はかなり前に終わったものではあるが、大統領選のわずか数週間前に口止め料が支払われ隠蔽しようとした可能性があるという話は、すでにさまざまなことで追い詰められているホワイトハウスにとって、さらなる危険をはらんでいる。また、この金銭の流れについてこれまで明らかにされた以上の何かがあるとなれば、ばつが悪い状況はすぐに犯罪捜査に一変してしまう可能性がある。



(英語記事 Stormy Daniels 'free to tell her story' after Trump lawyer statement

トランプ氏浮気相手とされるダニエルズ氏のマネージャー、「自由に話していいはず」




2017年8月24日

来月出版される予定のヒラリー・クリントン元米国務長官による2016年米大統領選の回顧録の一部が公表された。

民主党候補としてドナルド・トランプ氏と選挙戦を戦ったクリントン氏は、テレビ討論会でクリントン氏が発言する間、トランプ氏がクリントン氏を威嚇するかのように背後に近づいて立っていたことに触れ、当時はトランプ氏のわいせつ発言が報じられたばかりでもあり、トランプ氏の行動に「ぞっとした」と振り返っている。

「What Happened(仮訳:何が起きたのか)」と題された回顧録の序文でクリントン氏は、「安全網のない状態で綱渡りをしているように、人々の前にいる時は慎重でなくてはならないと私はよく感じていた。今は警戒を解くことにした」と述べている。

「ぞっとした」 TV討論会で背後に近づくトランプ氏に クリントン氏回顧録


2016年10月8日

米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が2005年に「スターなら(女性に)何でもできる」、女性器を「わしづかみにする」などと発言したビデオについて、米紙ワシントン・ポストが7日夜に報道したことを受けて、共和党幹部が相次いでトランプ氏を非難している。トランプ氏は同日夜、「間違っていた」「自分は変わった」などと謝罪するビデオを公表した。

ワシントン・ポストが入手して伝えたビデオは、2005年の米NBC番組収録前に司会者と交わした会話を録音したもの。既婚女性とセックスしたいと言い、他の女性にキスしたい、女性器をわしづかみすればいいなどと、赤裸々な言葉遣いで話している。使われる複数の単語は英語圏の主要マスコミが通常は使用しないものだが、この件については複数の主要報道機関が、トランプ氏の発言をそのまま伝えている。

ビデオクリップでトランプ氏は司会者ビリー・ブッシュ氏に対して、「彼女にモーションかけたんだけど、うまくいかなかったんだ。認める。やろうとしたんだけど、向こうは結婚してて。僕はかなり激しくアプローチしたんだ」と話している。

さらに自分は「きれいな(女性に)自動的にひきつけられ」、「いきなりキスしだすんだ。ぜんぜん待たない。それにこっちがスターだと、向こうはやらせてくれる。何でもできる。pussy(女性器の俗語)をわしづかみする。なんでもできる」とトランプ氏が話す音声が、収録されている。

ビデオ公表から間もなく、トランプ氏は声明を発表

「これはロッカールームでわいわいやってるのと一緒だ。何年も前のプライベートな会話だ。ビル・クリントンはゴルフコースでもっとひどいことを、僕に言ってる。こんなものじゃない。不快に思った人たちには謝りたい」と表明した。

さらにトランプ氏はフェイスブックにビデオを掲載。「自分は完璧な人間だと言ったことはない」、「恥ずかしく思うことを言ってきたし、やってきた。公表された10年以上前の古いビデオもそのひとつだ。私をよく知る人なら、発言は私という人間を表すものではないと分かってくれるはずだ。間違ったことを言った、申し訳ない」と謝罪。「明日からはもっと良い人間になると約束する。決して決して、がっかりさせない」と約束した。

その上でトランプ氏は、「実際にはこれは、本当に大事な問題から気を逸らせる案件に過ぎない」、「馬鹿げたことをいくつか言ってきたが、ほかの人の発言や行動とは大違いだ。ビル・クリントンは実際に、女性を虐待した。そしてヒラリーはビルの被害者をいじめて攻撃して、侮辱して威圧してきた。これについては今後数日の間に話し合っていきたい」と、クリントン夫妻を攻撃した。

番組司会のビリー・ブッシュ氏は、ブッシュ元大統領のおいで、ブッシュ前大統領やジェブ・ブッシュ氏のいとこにあたる。

非難が次々と

共和党幹部は次々とトランプ氏の発言を非難している。ポール・ライアン下院議長は、発言を聞いて「胸が悪くなった」と声明を発表。地元ウィスコンシン州での共和党集会にトランプ氏を招いていたが、それを撤回したと表明した。

共和党のマコネル上院院内総務(ケンタッキー州選出)は、トランプ氏の発言は「おぞましい」もので、トランプ氏が「あらゆる女性や少女たちに直接謝る必要がある」と批判した。

共和党重鎮のジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州選出)は、「ドナルド・トランプの不愉快で、侮蔑的な発言は容認できない」と批判する声明を発表した。

民主党候補のヒラリー・クリントン氏は、ワシントン・ポスト報道を受けて「これは恐ろしいことだ。この人が大統領になるのを許してはならない」とツイートした

トランプ氏の女性に対する態度についてはAP通信が2日、米NBC番組の女性出演者やスタッフに下品で不適切な言動を繰り返していたという元関係者の話を伝えたばかり。

9日には2回目の大統領候補テレビ討論会が予定されている。投票日は11月8日。



動画説明, 【米大統領選2016】トランプ氏のわいせつ発言ビデオに有権者は

<クリントン氏とトランプ氏の最新支持率。BBCが示す両候補の支持率は直近5種類の全米調査の中央値>

(英語記事 US election: Senior Republicans condemn Trump's lewd comments about women

【米大統領選2016】トランプ氏わいせつ発言 「スターなら女性に何でもできる」




週末、米国上院は最高裁判事候補のブレット・カバノー氏を50対48の投票で承認し、投票直後にブレット・カバノー氏が最高裁判事に宣誓した。 この投票とその後の宣誓は、クリスティン・ブレイジー・フォード博士や他の女性たちによる性的暴行の申し立てのさなか行われた。 それはまた、ブレット・カバノー氏が公平な最高裁判事として適切に行動する気質を持っていないことを証明した証言の後でもあった。

ブレイジー・フォード博士は勇敢で、立ち直る力がありました。 彼女の前後に、自分の性的暴行や性暴力の経験について真実を語る機会を得た何千人もの女性たちと同じように。 たとえ、人々が名乗り出たときに適切に反応しない文化の中で私たちが生きていることを改めて思い出させられたとしても。 前に出てくる人たちがいる。 たとえ少数の個人が、自分たちに対する性的暴行の申し立てがある他者を選出し支持し続ける場合であっても。 前に出てくる人たちがいる。

今は恐ろしい時代であり、WOAR は勇気を持って名乗り出て性的虐待の話をする人を称賛します。 前に出ていただける方に感謝します。 私たちはあなた方を支持します。 自分の性的虐待を自分の声で語ることができない人は数え切れないほどいます。 私たちもあなた方を支持します。

WOAR は 1971 年以来、性的暴行被害者支援の最前線に立ってきました。 私たちはこれまでと同様に、今日も性的虐待や違法行為の被害者を支援し続けます。 私たちはあなた方を支持します。 私たちはより良い成果を上げるために一生懸命努力し、他の人たちもより良い成果を上げられるようにしていきます。

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VOCAによる人身売買助成金1月XNUMX日は全国性的暴行啓発月間の始まりです!

ブレット・カバノー判事の承認に関するWOARの声明

2018 年 10 月 8 日


高校時代のパーティで酒を飲んだブレット・カバノー判事と彼の友人から暴行を受けたと告発したパロアルト大学のクリスティーン・ブレイジー・フォード教授。その後カバノー判事の性的暴行を他にも2人の女性が告発、1人は大学時代にカバノー判事から体の一部を見せられたと、1人はカバノー判事が大学時代のパーティで度々女性たちに薬物を飲ませ仲間と集団暴行していたと訴えている。

カバノー判事が最高裁判事に任命される前には上院の承認が必要。その投票前にフォード教授が告発した事件の調査を求める声が議員たちの間から浮上した。現地時間9月27日(木)にフォード教授とカバノー判事を上院司法委員会に召喚して人事指名公聴会が行われた。フォード教授が証言するかどうかに注目が集まっていたけれど、彼女はカバノー判事が同じ部屋に在席しないことを条件に出席。議員とカメラの前で当時の様子を赤裸々に語った。上院司法委員会はフォード教授の質問者にアリゾナ州検事のレイチェル・ミッチェルを指名。これは性的暴行の被害者である女性に対して、男性議員が質疑することに反発が起きるのを防ぐためとみられている。ミッチェル検事は性犯罪の告発で経験を持つ女性。彼女を指名したことについて司法委員会委員長は民主党と共和党の両方の議員から勧めがあったことを明かし「この公聴会は政治的なものにせず、真実を得ることが目標」だとコメントしている。





Pool//Getty Images

でも議員たちの多くは男性。その中で2時間にも渡ってフォード教授は証言、カバノー判事が「体を触り、私の服を脱がそうとした」と当時を振り返った。「彼はとても酔っていました。それに私が服の下にワンピースの水着を着ていたので、うまく服が脱がせなかった。私は彼が私をレイプしようとしているのだと思いました。助けを求めるために叫びました。すると彼は叫ぶのをやめさせようと私の口を押さえました。この行為が一番怖かった。このこと以上に私の人生に長い影響を及ぼしたものはありません」。この事件で最も記憶に残っていることを尋ねられるとフォード教授は「脳の海馬から消すことができないのは笑い声です」と心理学の教授らしい言葉も交えて回答。カバノー判事と友人の「上げた笑い声です。そして私を犠牲にして彼らが楽しんでいたことです」と語った。





Getty Images

ブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)

一方のカバノー判事は一貫して告発を否定。フォード教授の次に公聴会に出席した判事は「フォード教授にも他の女性にも性的暴行を働いたことはない」と証言している。フォード教授を含む3人の女性はFBIがそれぞれの事件を捜査することを要望している。FBIの動き、そしてカバノー判事を承認するのか議員たちの判断に注目したい。

text: Yoko Nagasaka

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アメリカ最高裁判事候補の性的暴行、告発した女性が公聴会で証言

ドナルド・トランプ大統領に最高裁判所判事に指名されたブレット・カバノー判事。高校時代に出席したパーティで彼に性的暴行を受けたと告発したクリスティーン・ブレイジー・フォード教授が公聴会で証言した。



By ELLE公開日:2018/09/28


2018年9月27日(現地時間)、上院司法委員会の公聴会で米連邦最高裁判事候補(当時)のブレット・カバノー氏から性的暴行を受けたと証言した、カリフォルニア州パロアルト大学のクリスティーン・ブレイジー・フォード教授。その後、複数の殺害予告の脅迫を受けるようになり、現在も引越しを繰り返していることが明らかとなった。

彼女の弁護士であるデブラ・カッツ氏、リサ・バンクス氏、マイケル・ブロムウィッチ氏の3人は、アメリカのラジオ局ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)に対し、「カバノー氏は最高裁判事に就任しましたが、フォード教授への脅迫はいまだに続いています」とコメントしている。

フォード教授は上院公聴会にて、1980年代に開催されたパーティで、当時高校生だったカバノー氏にレイプされそうになったと主張。「彼に襲われたことで、私の人生は劇的に一変しました」「あまりの恥ずかしさと怖さで、このことを長い間誰にも話せずにいました」

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

Brett Kavanaugh and Christine Blasey Ford FULL testimony



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だが勇気を持って告発したことにより、フォード教授はさらなる心のダメージを受けてしまっている。NPRによると、彼女はそれ以来、パロアルト大学での仕事に復帰することができておらず、脅迫やメディアの攻勢のせいで自宅に住めなくなり、これまでに4回も引越し。さらにはセキュリティ部隊を雇っているため、経済的にも苦しい生活を送っているのだとか。

そんな彼女を心配した近隣住民や同僚たちが、教授のために募金サイト「GoFundMe」で寄付を募り、現在は635,931ドル(約7240万円)まで集めることに成功。教授は2018年10月3日、募金サイトに「セキュリティ対策の費用、住宅費、交通費、そしてその他の生活費は、私たちの予想よりもはるかに高額でした。今後、支出が減る気配もありません」「集まった寄付金は、これらの積み重なる出費の支払いに使用されます」とのメッセージを投稿している。

また、嫌がらせは議会証言が行われる前からもあったようで、彼女は「ネット上に私の個人情報を流出した人がいます。それにより、迷惑メールや電話、脅迫を受けるようになり、私と家族は自宅に住んでいられなくなりました。今は、ボディーガードと一緒にさまざまな場所を転々としながら生活しています」と説明。

10月6日に新しい最高裁判事に就任したカバノー氏は、性的暴行疑惑については「無実です」と否定。でもフォード教授は自分を襲ったのはカバノー氏であると「100%」確信しているらしい。疑惑が消えぬまま最高裁判事に承認されてしまったカバノー氏を不満に思う人が多数いるのも、頷ける。

最高裁判事をセクハラで訴えた女性教授、現在も脅迫を受けていることが明らかに

DR. CHRISTINE BLASEY FORD STILL RECEIVES DEATH THREATS OVER BRETT KAVANAUGH SEXUAL ASSAULT ALLEGATIONS

公開日:2018/11/09





「ブレット・カバノー米最高裁判事から、性的暴行を受けた」と告発したクリスティーン・ブレイジー・フォード教授。それ以来、脅迫や殺害予告を受けるようになったそうなのです。









Getty Images

Dr. Christine Blasey Ford

 2018年9月27日(現地時間)、上院司法委員会の公聴会で米連邦最高裁判事候補(当時)のブレット・カバノー氏から性的暴行を受けたと証言した、カリフォルニア州パロアルト大学のクリスティーン・ブレイジー・フォード教授。
 
 その後、複数の殺害予告の脅迫を受けるようになり、現在も引越しを繰り返していることが明らかとなりました。
 
 彼女の弁護士であるデブラ・カッツ氏、リサ・バンクス氏、マイケル・ブロムウィッチ氏の3人は、アメリカのラジオ局ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)に対し、「カバノー氏は最高裁判事に就任しましたが、フォード教授への脅迫はいまだに続いています」とコメント。
 
 フォード教授は上院公聴会にて、「1980年代に開催されたパーティーで当時高校生だったカバノー氏にレイプされそうになった」と主張。「彼に襲われたことで、私の人生は劇的に一変しました ― あまりの恥ずかしさと怖さで、このことを長い間誰にも話せずにいました」と公表しています。

これはThird partyの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。



 ですが、このように勇気を持って告発したことによってフォード教授は、さらなる心のダメージを受けてしまっているのです。
 
 NPRによれば、「彼女はそれ以来パロアルト大学での仕事に復帰することができておらず、脅迫やメディアの攻勢のせいで自宅に住めなくなり、これまでに4回も引越し。さらには、セキュリティ部隊を雇っているため、経済的にも苦しい生活を送っている」のだとか…。 
 
 そんな彼女を心配した近隣住民や同僚たちが、教授のために募金サイト「GoFundMe」で寄付を募り、現在は635,931ドル(約7240万円)まで集めることに成功。
 
 教授は2018年10月3日、募金サイトに「セキュリティ対策の費用、住宅費、交通費、そしてその他の生活費は、私たちの予想よりもはるかに高額でした。今後、支出が減る気配もありません」「集まった寄付金は、これらの積み重なる出費の支払いに使用されます」とのメッセージを投稿しています。
 
 また、嫌がらせは議会証言が行われる前からもあったようで、彼女は「ネット上に私の個人情報を流出した人がいます。それによって迷惑メールや電話、脅迫を受けるようになり、私と家族は自宅に住んでいられなくなりました。今はボディーガードと一緒に、さまざまな場所を転々としながら生活しています」と説明しています。
 
 2018年10月6日に、新しい最高裁判事に就任したカバノー氏は性的暴行疑惑について、「無実です」と否定。
 
 それでもフォード教授は、自分を襲ったのはカバノー氏であると「100%」確信しているらしい。疑惑が消えぬまま、最高裁判事に承認されてしまったカバノー氏を不満に思う人が多数いるのも、頷けるところです。

From ELLE
Photograph / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara

なおも脅迫される女性教授 ー 最高裁判事をセクハラで訴えたその後

By エスクァイア編集部公開日:2018/11/11