私たち司法書士は、養育費問題や生活者困窮者支援をしています。
そういう中で、生活苦というものがあるということ、そしてそれが女性に多いということを本当にひしひしと感じています。
そして、この共同親権の問題。
子どもを一緒に育てるということがありますけれども、まず第一は「婚姻中にしろ」ということです。
なぜ離婚してから急にそういうことを言い出すのか、最もわからない。
我々は多重債務をやっている中で、女性が相談する中で生活費が足りないということがあります。
夫の収入があるにもかかわらず生活費をもらえないから借金をして生活をしていた。
それは本当に婚姻中にまずは一緒に生活をするという、当たり前のことができていない家庭がある。
まずは、そういう問題をきちんとクリアする。それは共同親権以前の問題と思います。
そして、ひとり親が虐待するという話があります。
これは、まず大きい問題は「0歳0日」、この望まれない出産、そして自宅出産が一番死亡率が高い。
そういうことを阻止するために、まずは緊急避妊薬の薬局での購入、それから中絶における配偶者の同意の撤廃。
そういうやるべきことをやってから、はじめて共同親権の問題に踏み込んでいく。
今はやるべきことをまったくやらない。
そして、さらに子どもたちを追い詰めるようなことをしている。
これはまったくおかしな話です。
私たちは当たり前のことをまず当たり前にやってほしい。
このパブコメの問題もそうです。
私たちが一生懸命書いたことを、それが全然公表されないでいく。
私たちの声を封じ込めるような形で、どんどん進められていく。
これは本当におかしな進め方です。
本当に皆さんここに集まってきていただきまして、こういう一人一人の力、これを国会に届け、そして子どもたちを守るために皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。
共同親権を廃案に追い込みましょう!