https://youtu.be/W9TNRJDXu0A
【プロジェクトの目的】
反捕鯨団体によって、日本の捕鯨は残虐である、日本の捕鯨のせいでクジラが絶滅に瀕している、などと、誤った情報が70年代より発信され続けています。多くの映画や情報番組によって恣意的に世界中に広まり、世論の圧力によって日本の捕鯨は厳しい状況に追い込まれてきました。
この状況を覆し、クジラ食を守るために、映画「鯨のレストラン 〜SDGsとクジラ〜」を製作しました。
本作は、「クジラ食の魅力」と「科学」2つの視点から捉え、これまでにない初めての映画です。
日本の食文化を守ることのみならず、捕鯨を再開することで地球のタンパク源のバランスを保ち、家畜によるメタンガス排出による地球温暖化を防げます。森林伐採による野生動物の生息場を失うことから守ること。大量の魚やイカなど海の生物がクジラによって食べられ海の生態系のバランスが崩れていることなど、一般にはあまり知られていない事実をお伝えしています。
捕鯨が、地球環境に良い、食用タンパク質にも多様性が必要なのでは? とクジラを通して環境問題にまで迫ったドキュメンタリー映画です。
この映画により、捕鯨問題に一石を投じることを信じています。
国際会議では、科学者の研究結果や忠告を無視し、国の代表団によって多数決で物事が決まっています。
このような状況で「ワシントン条約」により、クジラが輸出できず、日本が孤立してしまう原因にもなっています。クジラ肉を輸出できないのであれば、「映像で輸出」と考えています。
フランスやインドの映画祭で「鯨のレストラン」をご覧になった方のほとんどは、「クジラを食べてみたい」とのご意見が多く、映画を観る前とは、180度意見が変わっていました。
これに手応えを感じ、100枚の論文より、1枚の映像の力だ!と確信しました。半世紀以上にも及ぶ行き詰まった<不毛な国際会議>は、あてにできません。問題の核心をついた映画を海外で上映することが、世界中の世論に直接、訴えかける最も効果的な方法と信じています。
海外での上映の成功のために、お力添えをお願いいたします。
【八木監督より】
「縄文時代から続くクジラ食に関する世界に広まった残虐、絶滅危惧種といったイメージを払拭し、クジラもタンパク源のうちに1つ、多様性ということを世に広めたい」と、日々奔走しています。
【歌川国芳の七浦大漁繁昌之図: クジラに賑わう風景】
【昭和の高度成長期、クジラ食を囲む食卓風景】
私とクジラとの出会いは、「導かれた」としか、表現できない! そんな不思議な偶然の連続でした。
映画会社・パラマウントピクチャーズを退社の直後、2011年3月11日に東日本大震災が起きました。そのまま宮城県石巻市へボランティアとして参加しました。被害の大きさから、一時的な支援ではなく「骨太の産業で復興」はできないかとボランティアをしながら考えました。当時は石巻市が日本最大の捕鯨基地とは、知りませんでした。
後の2014年の3月、衝撃的なニュースを見ました。
国際裁判ICJで「日本の調査捕鯨は商業捕鯨の隠れ蓑」として訴えられた件で、日本が敗訴という報道。何か不思議な予感がし、元IWC交渉官が出した本を読み、「単なる日本イジメ」という事実に大変ショックを受けました。
ネットなどで海外の報道をリサーチし、クジラ食に対する世論が酷いことも知りました。
2010年に米国アカデミー賞を受賞した『ザ・コーヴ』により、「日本は密猟している」、「水銀だらけの食を子供に与えている」、「違法な捕鯨をしている」などと、偽の情報が世界中に拡散され、クジラを扱う関係機関に嫌がらせの電話やFAXなどがされていることを知りました。和歌山県・太地町に多くの外国人活動家がいることに驚き、彼らに私はカメラを回しました。
2017年8月。NETFLIXから、私の前作「Behind THE COVE」が世界配信された際、世界的に最も大きな反響を呼びました。特にシーシェパードなど反捕鯨団体への支持をしていた人々から「シーシェパードは残虐な日本人からクジラを守るヒーローだと思っていたが、それは間違いだった」「彼らへの寄付はやめることにした」などの私への応援メッセージを数多くいただけたこと。そして、配信数日後にシーシェパード創立者のポール・ワトソンが南氷洋での捕鯨船妨害行為の停止宣言をし、後に ポール・ワトソンは、シーシェパードの団体から出ることになりました。
『ビハインド・ザ・コーヴ』は、まるで先人たちが私の身体を使って、一斉に降りてきたのではないかと思うほど、千載一遇の奇跡的な出来事が次から次へと起こり、完成し、世界中へ行き渡ることができました。
[IWC脱退直前:国際捕鯨委員会 2018年]
【クラウドファンディングでお力添えが必要な背景について】
映画の制作には、子育てと同じく莫大な費用がかかります。特に【反捕鯨思想国での海外での上映】にはさらに受け入れ態勢が極小であり多くの費用と手間が掛かります。
国は、年間51億円の捕鯨予算を確保しており、その中には海外発信のための費用も含まれています。しかし、この補助金は主に限られた団体に、一般常識とはかけ離れた配分がされていることがわかりました。この問題を水産庁など関係者に問題提起しながら補助金の申請を何度も行いましたが、ほんの一部しか通りませんでした。
八木監督は約10年間、私財と借金含め1億円以上使い果たし、世界の反捕鯨団体に対応してきました。
経済学者の間では、これまでの反捕鯨対策費や普及活動費用から、数十億円分の費用対効果があると指摘されながら、改善されることのないままです。
この状況を打破し、海外上映を実現するために、この度、クラウドファンディングを立ち上げました。
[2015年国会議員試写会:映画『Behind THE COVE 〜捕鯨問題の謎に迫る!〜』]
縄文時代から先人たちが縁起食として大切にしてきたクジラ食。日本の国力衰退とクジラ食の衰退は比例しています。
声をあげられない民間の大手クジラ店が幾つも廃業に追い込まれてきました。
先人の思いだけではなく、科学的側面においても環境問題、そして現代における多様性など、この映画には、重要なテーマが盛り込まれています。クジラの問題を解決できれば、日本の様々な問題解決の糸口となり、日本がまた、元気になれると考えています。
[クジラだけでない日本の食糧自給率の低下]
【監督紹介】
八木 景子(やぎ けいこ)
東京生まれ。大手ハリウッド映画会社・パラマウントピクチャーズを退社後、2014年、ICJ国際司法裁判所で日本のクジラ問題で敗訴とのニュースを知り、反論映画を作るため「合同会社八木フィルム」を設立。
『ザ・コーヴ』により、反捕鯨活動家を和歌山県・太地町で活発化、その反論映画『ビハインド・ザ・コーヴ』の製作にあたり、自費を投じ、全てを担当した。なお、政治的なクジラ映画を配給する会社が皆無だったため、自ら配給を行った。処女作にもかかわらず、2015年、世界8大映画祭の一つであるモントリオール世界映画祭に選出され、ワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、ロサンゼルスタイムズなど海外の多くの大手メディアに取り上げられた。
2015年、国会議員試写、外国特派員協会で上映が行われた。普通の劇場公開も難しかったクジラ映画(日本政府の主張が入った映画)が奇跡的に世界最大のユーザー数を持つNETFLIXから世界へ配信された。(2017−2020年)
世界中の反捕鯨活動家からの問い合わせに個人で対応、通訳、翻訳費用も負担しながら、10年近く応じ、日本のクジラ産業の正当性を伝えてきた。
2023年、2本目となる『鯨のレストラン』に、製作費、および活動費に予算が付かないまま、膨大な借金を重ね、個人で日本のクジラ産業の普及活動と劇場公開をし続けている。
2024年、有識者が集まり、商業捕鯨を後押しする団体として「一般社団法人鯨食復興研究所」を設立。
【クジラ食存続にかけて、有志が集い「一般社団法人鯨食復興研究所」を2024年4月設立】
[2016年のカンヌ映画祭:反捕鯨団体「シーシェパード」創立者ポール・ワトソン氏(左)と八木監督]
シーシェパードら反捕鯨活動家を撮影事と同様、彼らに対して「対立」ではなく、対話や映画を通して「理解」を求め話しかけ続ける。映画「ザ・コーヴ」やテレビ番組「Whale Wars」など映像によって、世界へ捕鯨が悪事とされたの世論に対して、八木自身が身の危険のリスクを負いながら、私財と借金、寄付を投入した映画で払拭を図っている姿勢は一貫している。
【参考資料 世界中の大手メディア掲載実績】
【国内大手各新聞社】
東京新聞[このひと]欄、読売新聞[顔]欄、朝日新聞[ひと]欄、共同通信[時のひと]欄、読売新聞[編集手帳]のほか、各紙が、[国際面]、[文化面]、[社会面]などと多面的に、日本の根深い国際問題として、取り上げられた。他、各種大手雑誌やラジオ、テレビなど。
【プロジェクト立ち上げの背景】(新設した一般社団法人鯨食復興研究所のスタッフより)
"なぜ、クジラが食べられなくなってしまったのか?"
疑問を抱いたひとりの女性(八木監督)が、先人たちが大切にしてきたクジラ食を身近な食に戻すため、一念発起して、映画『Behind THE COVE 〜捕鯨問題の謎に迫る〜』に捕鯨問題の核心をまとめ発表しました。それにより、監督は、反捕鯨の多い世界の矢面に立つことになりました。それから、8年越しの新作映画が『鯨のレストラン』です。
【海外への理解がクジラ産業存続の鍵となる】
先人たちが大切に継承してきたクジラ食について、地球のタンパク資源のバランス、環境問題、クジラの科学的側面、国際会議の実態にまで迫り、クジラ食の存続の意義を探求しています。
クジラ産業を救うため、誰も手をつけなかった問題に勇敢に立ち向かった八木景子監督。しかし、クジラ関係者からは、支援を受けるどころか、「部外者だ、出て行け」「勝手に作った」と揶揄されてきました。
国の51億円にのぼる捕鯨予算は一部のクジラ関係者に主にまわり、一般常識とは、かけ離れた”桁が違う”予算で運用されている事実を知り、驚愕しました。【このままでは、クジラ産業に未来はない】。クジラ産業正常化のため、私たち、有志が集まり組織を立ち上げました。
クジラ食の衰退が海外の反捕鯨運動によるものだけでなく、国内のクジラ産業にも問題がある、ということを皆さんが知る機会だと思っています。
クジラ食の存続のため、私財を全て投入して海外での誤ったクジラ情報の是正に取り組んでいる八木景子監督の活動に、ぜひ、お力添えをお願いします。
※当研究所にご興味、ご協力いただけるいただける方は、whalefoodrecovery@gmail.comまで、ご連絡ください。
47 News 閉鎖的なクジラ業界
海外上映必要経費概算
9月13日(金)〜9月19日(木)
ロサンゼルス:
Laemmle Theatres Monica center
ニューヨーク:
調整中
・映画祭:翻訳料及び滞在費40万円
・NY試写会場レンタル 150万円
・NY劇場 200万円
・LA劇場 200万円
※NY,LA両日経費 翻訳料 10万円×14日間=140万円
・滞在費 4万円×30日=120万円
・飛行機代
アメリカ含み、海外2往復=120万円
・ポスターデザイン、印刷代100万円
・現地宣伝人件費 200万円
・現地広告費 300万円
・通訳費用 10万円x10日=100万円
合計1,670万円
(こちらの試算は最低限ミニマムレベルでの実費のみ計算、八木の活動費用は入っていません。)
※予算に応じて宣伝広告や録画スタッフなどの応援を依頼できますが、予算次第となりますことをご了承ください。NYの上映も予算に応じて、上映できるかが決まります。
支援金について
上映費用は大きな項目の概算であり、実際には目標金額以上のコストが掛かることも予想しております。
また各種リターンの制作費や、CANPFIRE様の手数料、八木監督の国内外の活動費にも充させていただきます。
リターンについて
各種リターンをご用意しましたので、興味があるリターンをお選びいただき、
是非ご支援をよろしくお願いいたします
◎サイン入りパンフレット&ポストカード
◎監督と行くクジラ専門店「一乃谷お食事会」
◎トークショー開催の権利
◎映画のエンドロールにお名前記載 など、詳細は各リターンをご覧ください。
※エンドロールは、25年1月以降の最終版に記載され、上映、配信、DVDなど全てに記載されます。
ご報告について
このクラウドファンディングの募集期間前にも既に、映画祭への参加、国内各地での上映に現地まで行き、費用が掛かっています。今後の上映会の様子は、八木監督のインスタグラムやFacebook、「鯨のレストラン」公式サイトなどで随時お知らせさせていただきますので、是非フォローいただければと思います。
公式HP:「鯨のレストラン」
Facebook:「鯨のレストラン」
インスタ:「鯨のレストラン」
X:「鯨のレストラン」