暇空茜/女性支援団体叩きから離れるために(追記あり=暇空の妄想の進展)Masanobu UsamiMasanobu Usami2023年7月19日 00:49PDF魚拓



暇空の言う「減税と福祉のフルカット」は全く理解していなくて、介護保険や児童手当などの公費を削らないと減税云々できる話にならない。厚労省、こども家庭庁、男女共同参画局の予算を全く誤解。「福祉=利権」てアホな話で、予算全体中の限られた規模の民間団体補助金等で、転用・流用されていない。

民間団体への補助金にしても、金額だけ切り取ればデカく感じるだけで、他の施策と比較したら小粒なものばかり。活動量や本来やりたいことからしたら十分かと言えば決してそうではないし、給与水準を抑えたり、非常勤やボランティアに頼ったりの「工夫」をして成り立つことも多い。

行政機関の職員からして専門職すら非正規・非常勤も多いし、福祉・相談支援分野は専任ではなく兼任も多い。人数も待遇も大きな課題なんだよ。例えば婦人相談員。児相の人員のこともずっと言われている。行政が(十分に)できない活動を民間に託すに際してその状況がデフォルトになったらいかんのよ。

民間団体は補助金等を受けず寄付でやれ、勝手にやれというのはまさにネオリベの発想で、公的責任、公共的役割を縮小して社会的弱者を切り捨てるもの。そして、本来公的にやるべきことでも行政にはその能力も人員も十分にないし、引き受けたら均一的、画一的になる。そこを民間団体が公共的に担う。

暇空らは現場のことも大きな絵もまったくわからずに、気に食わない団体や活動に公金を使わせたくない、干上がらせたいというところから勝手なこと、都合のいいことを言ってるだけ。そのための言葉が「公金チューチュー」や「利権」「ビジネス」であって、何ら実態に即していない。

暇空茜/女性支援団体叩きから離れるために(追記あり=暇空の妄想の進展)





Masanobu Usami

2023年7月19日 00:49