さらにスチュアート氏は、アーカンソー州が、ジェンダー・アファーミング・ケア以外の健康問題についてはアメリカ医師会などのガイドラインに従っていると指摘。
小児がんと比較して「あなたの子どもが小児がんを患っていたとして、州が介入して『医師は化学治療を勧めているが、我々はあなたにそれを受けさせられない。別の診断を受けるべきだ。主流ではないものの、別の団体がある。そこで治療を受けるべきだ』と言われたら、受け入れられますか?」と尋ねた。
ラトリッジ氏はこの問いを「極端」で「議論に合致していない」と批判し、小児がんで子どもを亡くした友人がいると伝えた。
それに対してスチュアート氏は「悪いニュースがあります。性別違和を抱えている子どもの親たちも、自殺やうつで子どもを亡くしています」と述べた。
「そして、主流の医療機関は、相互審査したデータや研究をもとにガイドラインを制作し、それに沿ってメンタルヘルスを改善しています。なぜあなたが、州のその他の健康問題ではアメリカ医師会や小児科学会のガイドラインに従うのに、この問題だけそうしないのかわからない」