本村議員「日常行為の一覧表がなぜ出てこないのか」(4月12日 衆議院法務委員会)
福岡県弁護士会の会長声明では、「どこまで単独で決定できるのかが明確でなければ、後に親権行使の適法性が争われる等の心配により、適時適切な意思決定ができず、かえって子の利益を害する恐れがある」ということが指摘されています。
本村議員は、「どこまで単独決定できるのか、単独行使できるのかを明確にする必要性」について、法務委員会で小泉法務大臣に質しました。
しかし、大臣は「関係府省庁等と連携して適切かつ十分な周知に努めてまいりたいと思います」との答弁に終始しました。
本村議員
今日、資料を出させていただいておりますけれども、どういう場面でこれが日常行為なのか、日常行為以外だけれども急迫の事情なのか。
こういう一覧表がなぜ今の段階で出ていないんでしょうか。大臣。
小泉法務大臣
これは様々なケースがやはりありますので、どれほど精査してみても、全体を抑えるということはなかなか難しいと思っています。
本村伸子議員(共産)2024年4月12日衆議院法務委員会|七緒 (note.com)
一覧表を埋めるよう法務省へ要求中(4月16日)
単独行使の解釈が違うと訴えられる危険性があるため、本村議員は、一覧表を埋めるよう、法務省へ求めました。