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#12 情報発信についてあらためて学んだこと。後編
先日「情報発信」のセミナーを受講しました。
前編は、セミナーの題材「情報発信ガイドブック」からポイントを抜粋してご紹介しています。まだの方は先にさらっと目を通していただけるとよいかなと。
#11 情報発信についてあらためて学んだこと。前編
後編は、私の試行錯誤についてご紹介します。
書いているうちに前編の2倍近くの文字量になりましたが、うまく分けられないので1回でお届けします。
ライブ配信に救われた
ご存じない方のために少しお話ししますが、いま、私はフィリピンのセブ島にいます。
もともと6月帰国予定のところ、フライトキャンセルのため1か月帰国が伸びましたが、ロックダウンの影響で、StayHomeとなり可処分時間がぐんと増えました。
仕事もなくなったし、海にも行けないし、、、、私はいま何のためにここにいるのか。ともすれば「孤独」「孤立」「喪失」となりそうな状況です。
そんな私を救ってくれたのが、フェイスブックでのライブ配信でした。
2018年6月から、朝の配信を続けています。
毎朝できる時期もあれば週に1~2度になることもありますが、1回配信するごとに回数をカウントして、今日までで398回となりました。
飽きっぽい性格にしては上出来です。
朝30分のおしゃべりを楽しんでくださる方や、「生存確認」のために観てくださる方、ラジオ代わりに聴いてくださる方。
「朝活を見て元気ができました」とか「ちょうどいま悩んでいたことで、胸に刺さりました」というメッセージをいただくこともしばしば。
ふとしたきっかけで自分のために始めたことが、誰かのためになっている。その誰かの言葉でまた私が勇気づけられる。
そんな循環がたまらなく嬉しくて続けられている、というのが事実です。
人はいつか飽きる
最近では一般人でもYoutubeやフェイスブックのライブ配信される方が増えてきました。
「そういう方法があるのか」とか「こうすれば視聴者さんのためになるのか」とか学ばせていただいています。
半面、「飽きられないためにはどうすればいいか」というプレッシャーをいつも抱えています。
なにも「ウケる動画を配信しなきゃ」とか「良いこといってやろう」と思って配信をしているわけではなく、自分の人生や学びのログとしての意味も大きいので、考えや体験を話すことで誰かのお役に立てたらいいなあという気持ちです。
利他という言葉がありますが、本当の意味で「誰かのため」だけでは人は動けません。
時代の流れはとてもはやくて、人の興味は次へ次へと遷移していきます。
個人事業主の宿命ですが、逆に大きな会社より小回りが利くので、時代の変化に合わせて自分を変態させて適応策を打っていけるのは良いところです。
前編でも書きましたが、例えば何かを企画して伝えるとして、チラシとWEBとでは「誰に」届けるか「どんな情報を優先して」届けるが異なります。
昔はそれでよかったんです。紙かWEBか。
ですが今はWEBの種類もいろいろあって、FB、ツイッター、インスタ、Youtube、LINE(など)それぞれできることとできないことがあり、ユーザー層も異なるため、どれを使うかで、誰に何をどのように伝えるのか考えて発信していかなくてはなりません。
生産性モンダイ
長く放置していた自社のWEBサイトをリニューアルしました。
そこで「着火ブログ」を再開するのですが、すでにnoteという媒体でブログ的な記事を書きはじめたので、いわば「2つの雑誌に連載を投稿する」状況で、そこにFBでの発信も加えると、「3つの雑誌」です。
記事を書く時間とエネルギーをどう捻出するか。
そんなことをちまちまと悩んでいるわけですが、連載を続けられる作家さん、ライターさん、Youtuberさんは本当にすごいなと思います。
クオリティを保って数を生み出せるというのは奇跡(才能と努力)でしかない。尊敬します。
このあたりをとてもうまくやっている例を紹介します。
キングコングの西野さんは、基本の情報発信(一番早くて価値の高いネタ)は、毎日のオンラインサロンへの投稿です。
その素材を元に時間差で、Youtubeやvoicyといった音声と、noteやツイッター、書籍などの文字で広く伝えています。
つまり1つのネタを、いくつもの形で届けることができる。
西野さん個人に対する好き嫌いは別として実績は確かなので、参考にできるのではないのでしょうか。
私なりの「ラブレターの届け方」
情報発信について、最近ある方からご指摘いただいたことがあります。
「書く」より「しゃべる」ほうが合ってるんじゃないか。ということ。
好きと上手はイコ-ルではないし、好きで上手でもそれが「刺さる」かどうかもまた別の話かなと思いますが、長年あれこれと試しておりますと、自分に合った情報発信はなんだろうか?と考えるわけです。
前編の「ラブレターの届け方」にも通じますが、口下手なのに会って告白するのはつらいだろうし、字が上手な人はラブレターを書いたほうが相手に伝わるかもしれないですよね。
今はまっているのは動画づくり。1分くらいのCMだったり、5分くらいのメッセージだったりいろいろですが、これ、撮影している時も編集している時も楽しいんですよ。
テイク1でOKになることはないので、何度も撮りなおしたり、こまかく切ったりつないだり、文字を載せたり、BGMを、、とけっこう手間がかかります。
アイパッドと向き合ってアプリを操作するわけですが、こういう細かい作業が好きじゃないと自分でできないなあと思うので、やっぱり好きなんでしょうね。
FBでの個人の動画配信もめずらしくなくなってきた今、動画づくりと並行して、別の新たな伝え方(誰に何をどのように、どのような手段で)にもチャレンジするところです。
あっちゃんのYoutube大学は真似できないけれど、小さくてもいいので自分にやれることは全部やる!
私なりのラブレターの届け方を考えていきたいです。
長文へお付き合いありがとうございました。
※あっちゃんのYoutube大学についての考察はこちら
#04オンラインというレッドオーシャンで私(たち個人事業主)が生き抜くには。
追伸
そうは言ってもやっぱり書くのも好きなので、よかったらスキ♡してください。
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