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日記#70 ハメスは私の王子様 2020/09/13
一日中サッカーを見ていた。
朝はコロンビアの英雄(恋人、初孫、王子様、悪ガキ、お坊ちゃんetc)(称号はたくさんある)のハメス・ロドリゲスが久しぶりに試合に出ていたので家族みんなで見た。
私の周りのコロンビア人は普段「ハメスはもうダメ」「ハメスは世間知らず」「ハメスは過剰評価」「ハメスは精神力がない」などボロカスに叩いているが、試合に出るとなると皆こぞって観てるのでやっぱり応援されてるだね。
結局ハメスはMOMに選ばれる活躍をした。
コロンビアの皆様も「やっぱりハメス」「ハメスは正義」「ハメスに抱かれたい」「お前が大統領になれ」など華麗な高速手のひら返しを決めた。
そんな気分屋のコロンビア人と違って、私はハメスのことを昔からずっと応援している。
ハメスは同じ業界の先輩であるオスピナの妹を嫁にもらっておいて、浮気&離婚するという、なかなかのクレイジーパーソンなので。
狂ってる人は応援したくなる。
午後はPSG対マルセイユの試合
序盤からかなり荒れていて、サッカーというよりカード収集大会の相を見せていたが、90分すぎに始まった乱闘でついに赤色のカードが登場。
(こんなに赤いカードがぴょこぴょこ出てる得点ボード見たことない)
結局PSGが3枚、マルセイユが2枚の赤紙回収に成功し、僅差でPSGが勝利を収めた。(カードコレクティング部門)
(ボールを蹴ってゴールに入れる競技の方では1-0でマルセイユが勝ったらしい。)
サッカーのルールを破棄して殴るぐらい怒っているのに、人をナイフで刺したりバットで殴ったりしなくてすごい!と私は感心する。
私は今までの人生で怒ったことが一度もないのでわからないのだけど、完全にブチギレてても理性って働くものなんだね。
それともナイフをたまたま持ち合わせていなかっただけで、あったら使うのか???
是非ネイマールに聞いてみたい。
・最近実質ニートとしてのランクアップを図るため、Bilibiliを積極的に使っている。
ビリビリはすごい。
世界の全てがそこにある。
中文字幕付きで。
もちろん思想的に「存在してよいもの」だけだが。
・志村けんは存在してよい。
・日本の2チャンネルやニコニコの文化をそっくり受け継いでいるので、中国語がわからなくてもコメントは読める。
日本のいわゆるオタク構文、ネット構文がそのまま使われている。
草 kksk 大草原 太草了 可愛(即答) 草
可愛 (錯乱) 草草 哈哈哈 可愛 我死了
天才kana? 草 可愛 ?? 草草 kksk 誰得?
みたいな。
・コメントが「弾幕」と呼ばれてるの面白い。コメントが一つでも弾幕なんだな。
↑弾幕(コメント)を非表示にするスイッチ
「弾」って。
・「熟肉」は中文字幕つき。字幕なしは「生肉」と呼ばれるという知見をえた。
・動画再生前に広告が入らないのがすごく快適。これが中国13億人の力か。
私たちはグーグルに飼い慣らされているので文句を言わないが、動画見るたびに5秒も10秒も広告を見せられるのは実際かなりのストレスである。
市場独占の弊害。
SAY NO TO GOOGLE
2020年9月13日