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黙々と梅仕事をする時間に救われる日だってある
今朝は7時前に目が覚めた。土曜日に5、6時間運転したので疲れを持ち越すのではないかと心配していたけれど、目覚めは意外とスッキリ。そのまま一日をスタートすることにする。
散らかしっぱなしにしていた部屋を順に片付ける。洗濯機を2回ほど回したらやることもなくなって、ソファに寝転ぶうちに、週末は元気があったら梅シロップを作ろうと企てていたことを思い出した。
スーパーに梅を探しに行くと、入り口にでかでかと梅仕事コーナーが設けられているのを見つける。保存瓶、ホワイトリカー、赤紫蘇が積まれている傍らにお目当ての梅を発見。それにしても、こんなに目立つコーナーが作られているなんて。世の中の人たちもこの時期にせっせと梅仕事をするのか、と妄想を働かせる。今日は梅1キロと氷砂糖1キロでシロップを作っていく。
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梅の実は水洗いをする前にヘタを取り除く。忙しいと、ちまちました作業が煩わしく感じる時もあるが、今日は思いのほか作業にハマった。つるりと綺麗に外れるのが気持ちいい。1キロ分のヘタを取り除く作業はあっという間に終わってしまう。もっと買えばよかったかと思ったけれど、多ければその量にウンザリするに違いない。足りなく感じるくらいがちょうどいいのだと思い直す。
梅の実をボウルに入れて洗ったら、布巾とキッチンペーパーでひとつずつ丁寧に水分を拭き上げていく。平たいザルの上に並べて、しばらく乾かしていく。
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完全に乾いたら、氷砂糖と梅の実を交互に瓶に詰めていく。あとは冷暗所に保管して、朝晩に瓶を傾けて混ぜるのを1週間から10日続ける。その後はまた冷暗所で寝かせる。2~3週間ほど待てば梅ジュースで飲めるようになる。炭酸割りでいただく予定。
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そのうち氷砂糖がじわりと溶けて、梅の実がくしゃくしゃになる。変化を見守るのもまた一興。最近周りと自分を比べて落ち込むことが続いていたけれど、梅の実を見守るこの暮らしは嫌いじゃない。日々の楽しみはこうやって紡いでいくのか、とそんなことを思う。