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【ラオス国内旅】ウドムサイ編〜一期一会の街パクベンに3泊してみた①〜
この記事は2025.1の情報です。
サバイディー🙏
前回のボケオ編の続きの記事になります。
前回の記事はこちらから⇩
多くの旅行者にとってのパクベン
ボケオはフアイサーイからスローボートに乗りました。
一般的にはみんなルアンパバーンへ行く、もしくはルアンパバーンからタイへ行くためにこの船を利用します。
以前もお伝えしたように、そして他のあらゆる方の記事からもわかるようにフアイサーイからルアンパバーンへは2日間にわたって船に乗る必要があり、パクベンで一泊する必要があります。
つまり大勢の旅行者にとってパクベンはただの中継地であり、パクベンもまたその中継地としての役割を果たすように発展しているようでした。まさに一晩だけの一期一会タウン。
さてなぜそのような街に3泊もすることになったのか、まずは旅程崩壊の過程から説明していこうと思います笑
なぜパクベンで3泊?旅程崩壊について
まず、私は今回の旅で、スローボートを使ってボケオとサイニャブリーに行こうと考えていました。
なぜなら出発前にGoogleマップさんに上げられていたこの情報を得ていたからです↓
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私はこの時刻表が全て船のものだと思い込んでおり、サイニャブリーにも船で行けると思っていましたが否。下はバスの時刻表だったことにパクベンに向かう船の中で気づいたのです。別にバスで行けばよかったのではとか、ルアンパバーンに行くことにしたらいいじゃないとか言われればそうなのですが笑
どうしようと思いながらGoogleマップを眺めているとパクベンの向かいにゾウの保護区があることを知りました。せっかくならそこに行くかと思い、ワッツアップで連絡を取りました。明日はいっぱいだから明後日きてよと言われたのでそうすることに。そうです、こうしてパクベンでの3泊が決まったのです。
パクベンの2つの顔
先述の通り、パクベンに来る多くの人は一晩だけここで過ごし、翌朝のボートでこの街を離れていきます。
パクベンが1番盛り上がるのはズバリ、夕方から夜にかけての時間帯です。
フアイサーイからスローボートに揺られること6時間半、17時過ぎに船が到着。船着場にはすでに各宿のお迎えでいっぱいです。パクベンの宿はネットに掲載されていないものも多いですので予約をしていない人でもここで声をかければ宿に案内してもらえますのでご安心を。
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地元民の足としても機能しているのがわかります。
私は旅程が確定してすぐに船の中で宿を探して予約をしていたので、私のゲストハウスの看板を持った人に名前を告げて車まで案内してもらいました。徒歩5分ほどのところだったので歩いて行ってもよかったのですが。
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泊まったゲストハウスはまさに寝るに特化したもので、2段ベッド×4、トイレ、シャワーの部屋が2部屋あるのみでした。しかし開業したのがここ数ヶ月だったようで内装も綺麗でしたし何よりオーナーさんがとてもいい人でした。agodaに掲載し始めたのも昨日からで、、、と言っており、まだ不慣れな部分もあるようでしたが船着場からの近さ、朝食の量、そして値段も申し分ない宿でしたので強くオススメします!3泊して320000kip(2200円)だったので近隣の同タイプの宿と比較しても破格かと思います。
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朝食を見たドイツ人が「これが含まれているの!?15ドルはするぜ!?」と言っていて面白かったです。ヨーロッパならそれくらい取られそうですよね笑
オーナーの方は英語も話せますのでご安心を。
私はラオス語でメッセージを送っていたので非常に驚かれ、かつ3泊もしたので最後は友達のようにフレンドリーの接してくれました笑
ラオスでボランティアをしていることも話すとラオスの教育格差についても持論を話してくれて、ラオスでもそのように問題意識を持つ人がいるのかと感心しました。
リバーサイドホステルというだけあり、川の眺めはとてもいいです。
ちょうどチェックインを終えて一息、というタイミングで夕焼けが見れるのもオススメポイントです。
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向かいに先述のゾウの保護区があり、暑い時期には朝からメコン川で沐浴しているゾウが見られますよ。
📍INN RIVERSIDE HOSTEL
話が多少それましたが、チェックインを終えてパクベンの街へ出ます。
レストランにバーに、西洋人が溢れていて煌びやかな街並みです。そしてなんとあれだけウドムサイにはないと嘆いていたパン屋が大量にあり、びっくりしました。
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主にカオチー(バゲットサンド)を取り扱う店で、恐らくついでに焼いているのだと思います。明日の船旅のお供に買う人が多いんでしょう。カオチーはほとんどの店で前日に予約して次の日の朝に受け取りできるようです。ムアンサイにも少し分けて欲しいです笑
そしてなんとカレーを提供する店もたくさんありました。
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マイルドで食べやすいです!
📍Sabaidee Restaurant
そして、なんとインド料理屋まであります。
インド人の方がオーナーでした。
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右上のダルが美味しかったです。
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これで850円ほどです。厨房からチン!と聞こえていたのだけ気がかりでしたが笑
📍Khopchaideu Restaurant (Halal)
そんな感じで船が到着してから夜にかけてのパクベンは煌びやかな光に音楽にととても賑わっています。これがパクベンの一つ目の顔です。
翌朝、船が出発してからがこの街のもう一つの顔。慌ただしい雰囲気から解放された地元の方の普段の営みを随所で見ることができます。
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基本地元民向け。
夕方から夜にかけてを除けば、至って普通ののどかなラオスの街です。不思議な街だなと思いましたが、観光地!とゴリ押ししていないこの雰囲気は嫌いじゃないです。
パクベンから徒歩圏内の村で洗礼を受ける
私は時間もたくさんあったので東に3キロほど行った村と西に3キロほど行ったところにある村にも行ってみました。
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青マルが西のフアイセンカム村
こんな感じで案内板があるくらいなので、みんなよく行くのだろうと思い行ってみました。(全くそんなことはなっかったのですが笑)
ポンセンノイ村
村の入り口すぐのところで子どもたちが遊んでいました。声をかけるとマネーとお金をねだられたのでびっくりしました。ラオスで子どもにお金をせびられたのは初めてです。
とてもコンパクトな村で、あまり観光客もとい外国人が来ない様子でした。子どもたちが村の大人たちを呼んできてあっという間に10人ぐらいに囲まれ、尋問を受けるはめに笑
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とても警戒されながら何しにきたの?と聞かれたのでいるだけだよ、遊んでるだけだよとラオ語で返すと、ラオ語を話せるのが面白かったのでしょう、色々と聞かれました。
村長とも思わしき高齢の男性がきて、どこからきたの?とか日本人か!うちの村の男はどうだ?など、徐々に受け入れてくれたようで嬉しかったです。
とても警戒しているようだったおばさまも、最後はうちのあの綺麗な家でご飯食べていき!と誘ってくれたりしました。田舎ラオス楽しいなあ。
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フアイセンカム村
次は反対側、西にある村へ。
こちらは打って変わって初めからとてもフレンドリーな村でした。
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先ほどの村より規模も人口も多かったです。
ランニングがてら行ったのですが、お昼時だったこともあり、庭先でご飯を食べている家族にすれ違うたびに一緒にご飯食べよと誘われました。申し訳ないのでお断りさせていただいたのですが、いつかは知らないラオス人ファミリーとご飯を食べてみようかなと思いました。ラオス人は本当にみんなでご飯を食べるのが大好きです。
最後の方に軒先でひなたぼっこしている大家族に声をかけられて数分でしたがお話ししました。ラオ語を喋れるので面白がられていたように思います笑
でもみんなニコニコでほんとにラオス人の温かいこと、、、
なんかすっかり長くなってしまいました笑
今回は一旦ここで終わりにして、次回ゾウの保護区のことだとかに触れてこの旅を締めたいと思います。。。お付き合いください、、、