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【ラオス国内旅】ウドムサイ編〜一期一会の街パクベンに3泊してみた②〜

サバイディー🙏
こちらの記事はボケオ編から始まる記事の最後の章になります。
この記事だけでも読むことができますが、一応続きであることご留意いただければと思います。
以前の記事はこちらから↓

てなわけで、旅程破綻の緩やか旅、いよいよ最終章です。


ゾウの保護区 Mekong Elephant Park Sanctuary

パクベンの船着場の向かいにMekong Elephant Park Sanctuaryというゾウの保護区があります。

ここはフランス人のウェンディさんという方がオーナーの施設。サーカスなどで使われていたゾウや高齢になったゾウなど、全6頭のゾウたちを保護しています。

この施設ではラオスでよく見るゾウ使いの免許を取る、といったようなアクテビティは一切なく、ゾウに触れることや大きな音を出すことなど、ゾウのストレスとなり得ることは一切禁止という徹底されたルールがあります。

船着場側にあるリゾートホテルの一角に受付があります。

完全予約制で、あらかじめホームページからウェンディさんに直接連絡を取り、予約しておく必要があります。おそらく1日に見学できる人数に制限を設けているのだと思います。
プランはいくつかあり、半日コース、半日ランチ付きコース、1日コースに加え、保護区内のロッジに宿泊することもできるようです。私は今回半日のランチ付きコースにしてみました。お値段は62ドル(9700円ほど)でカード決済、ドル払い、バーツ支払いも可能でした。
ご興味のある方はぜひ↓

受付で予約したコースの料金を支払った後、他の参加者さんと合流して渡し船で向こう側へ渡ります。5分もかかりません。

渡し船
乗船。奥の水色の服にストールを巻いている方がウェンディさん。

到着するとまずは施設のできた経緯やどんなゾウがいるのかなどのお話をしてくれました。
ウェンディさんはフランス語で、現地の方が英語でと二か国語対応でした。
やはりフランス人が割合として多いのでしょうか。

そのあとはゾウの朝食タイムを見学。

ゾウの歩く道と人が歩く道を分けています。
看板が可愛い。
朝食タイム。ピーナッツとカオニャオを食べていました。
カオニャオは直渡し

実は朝食の前に軽食?としてバナナを一房食べています笑
私の比じゃない恐るべし胃袋、、、(そりゃそうだ)

そのあとは水浴びを見たり、お散歩を見たり、、、

水浴び。ここではバナナの木を食べていました。
お散歩

ゾウの自然な営みをのんびりと眺める、、、というような感じでとても良かったです。ゾウが斜面を登ったり下ったりできることに驚きました。朝のまだ少し肌寒い時間帯だったので水に入りたくなさそうにしていました笑

また、ゾウの状態も日々確認をしているようでした。

状態チェックゾーン

爪の隙間の泥を掃除してあげたり、爪切りの様子も見ることができました。
とても大人しく指示通りに足をあげたりおろしたりしていました。

ゾウが移動したら一緒に移動、のんびりと普段のゾウの暮らしにお邪魔させていただくゾウファーストで素敵なツアーでした。

この施設の中には機織りをする人や竹細工を作る人もおり、それらの製品もショップで販売していました。お土産にもいいなと思います。

ラオスの伝統を受け継ぐ竹細工
機織りお姉さん
全て手で刺繍されたシン。
圧巻です。

そんな感じで12時過ぎごろツアーは終了。ランチなしのグループは船で戻り、ランチつきを選択した人はレストランへ移動します。

外観
軽いコースのようになっていました。
フランス感。
ラオサラダ
鶏のラープとカオニャオ
鶏ラープは薄めの味付けでしたが
フライドガーリックが味を引き立てていました。
デザートはクレープ。
サトウキビのシロップが美味しかったです。

最後にコーヒーがついていました。
お値段はラオス物価だと少々お高いですが、ゆっくりできていいと思います。

帰りはゾウのメコン川沐浴を見ました。

途中ボートや船が通るとパオーン!と大きな声で鳴いていました。どうやら大きな音が苦手でそれで声を上げているようでした。
しかし、昼になり気温も上がってきていたのでとても気持ちよさそうにしていました。

そんなこんなでランチつき半日ツアーは終了。乗ってきた船で戻っていきます。
14時前には受付のあったホテルにつきました。
ゾウのためにパクベンに滞在するのもいいと思います。

📍Mekong Elephant Park Sanctuary
↓地図

なんか一応メコン川を挟んでパクベンの向かいはサイニャブリーのようなのですが、この保護区はウドムサイ判定のようです、実際はどっちなんだ、、、(ちょっとでもサイニャブリーに入ったぞという実績を作りたい変態)

【バス旅】パクベン→ムアンサイ

ということで翌日、バスでムアンサイに戻ることに。
バスターミナルは中心地から2キロほど離れています。
泊まっていたゲストハウスの兄ちゃんが原付で送るで!と声をかけてくれましたが、最後にこの街を楽しむために歩いて行くよとお断りしました。

歩いたおかげで米とビールだけを売るストイックな店が見れました笑

そんなこんなでバスターミナル着。
ムアンサイ行きは恐らく1日2便。
9時発と10時半発と書かれていたり、11時発と書かれていたりと、パンフレットやツーリストインフォメーション、バスターミナルとそれぞれ記載が違うので何も当てになりません笑

チケット売り場。8時20分になっても誰も来ないので
みんな不安がっていました笑
行き先が段ボールに手書きされている

基本的に満員近くになると出発するので8時半には来ておくことをお勧めします。

意外と利用者多いです。そしていい席に座りたければ8時には来ておきましょう。チケットはなくともバスさえ来ていれば席取りはしていても大丈夫なので、まずはいい席を確保してください。
あんな席やこんな席に座っての4時間半はなかなかきついと思います。

あんな席
こんな席

また、パクベンから北部に向かって行くので、途中のムアンホンやムアンベンで下車することや乗ることもできます。というか幹線道路沿いは申告すればどこでも乗り降り可能なようでした。

ちなみにパクベン→ムアンサイは1人120000kipです。ツーリストインフォメーションの100000kip表記は以前のものですので騙されないように、、、(訂正して!)

そんなこんなでムアンサイまで約145キロ。

途中乗降車で停車しながら4時間半ほどかけて帰ってきました。

終わりに

はじめにこの行程ではいけない!となった時はどうしようかと思いましたが、なんだかんだとても印象深い旅になりました。そしてパクベンという街がとっても好きになりました。田舎ラオスの魅力にハマりそうです、、、!

今までは県外に出るぞという気持ちが強かったのですが、ウドムサイの田舎に行ってみようと思います。

長らくのお付き合いありがとうございました。
明日は結婚式にお呼ばれしたので初参戦してきます。
それではまた。ぽっぷかんまい〜

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