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後悔は敵じゃなく味方
"後悔しないように"よく耳にするこの教訓。
後悔って悪者なの?
そりゃ、後悔しない方がいいに決まっているのだけれど。
でも私はある時からこう思った。
後悔なんて繰り返しするもんなんだよ。人間は。
だったら潔く思う存分後悔して生きていこうと。
人間てのは、私ってやつは、むちゃくちゃ勝手で、どの選択肢を選んでも、壁に当たった時、もしあっちを選んでいたらと、過去の自分を呪うことで、気持ちの逃げ道作って、今の自分をなんとか生きていく。
そんなことを背負ってくれて、"後悔"って優しい。
後悔できることは、"今"があるからこそ。
後悔できるって実は恵まれていること、幸せなこと。
後悔するから、人は発見がある。
後悔と失敗があるからいいんだ。
後悔と失敗が未来を切り拓く。
あと、"こんなはずではなかった"ことを私は大切にしたい。
なぜなら、
"こんなはずではなかった"ことこそが私を作って彩ってくれたと感じているからだ。
思わぬ出来事に遭遇することで、自分も知らなかった自分に出会って、あ、私の伸び代こんなとこにもあったか!となんか嬉しくなったりして。予期せぬ展開こそが人生を豊かにしていくのだと思う。そしてまた私は思う。"こんなはずではなかった"と感じた時、"あ、これからの未来が楽しみ"だと。
後悔は自己再生エネルギーだと思う。
後悔は敵じゃなく、味方だ。
後悔が未来を変えてくれる行動を起こす最大の起爆材。
後悔って感情が突き動かすものって、きっと未来を変えるだけの力がある。
そして、後悔することで、その時間が、自分の心の整理整頓になる。
世界は広い。
だけど自分の見えてる世界は小さい。
転んだら転んだだけ、掴んだものはあなたの中に確かにある。
そして、こんなはずじゃなかったことが自分の世界を広げていく。
思い通りの人生は、ある意味つまらない。
だから、思う存分、後悔しながら、これからの未来を作っていけばいいじゃないか。