もうあなたはそのままでいいのに

もう届いているのに
もうそこにあるのに
もう十分なのに
もういいのに
もう泣かなくって、悲しまなくていいのに
もう不安にならなくて探さなくていいのに
あなたはそのままでいいのに
もうがんばらなくて大丈夫だよ
だってもうがんばっているから

そう言ってあげたい。
あなたに。
今までの私に。

生きるとはがんばらなきゃならないことばっかりだから、そんなこと簡単に言えやしない。

そして私はあなたに、過去の私に、なんとしてでも生きてほしいから。
あいにく私は、生きなくてはいけない理由を理論理屈で説明する答えを今は持ち合わせてはいない。
だけど、生きて。生きてほしい。
やっぱり迂闊にこんな柔らかい言葉だけでは、何にも解決なんかできやしない。
無力さを知っている。

"そうは言ってもね"って、気持ちがわかるから。

その事実は事実として、それでもそんな言葉で守られたらいいのに。

別に私を通してでなくていいから。
そこにこだわりなんてないから。

私はがんばっている人を見ると応援したくなるところがある。
特に若い人。
問題発言になりそうだ。危ない。
がんばれって(いやがんばりが実を結ぶようにって)勝手に思わせていて。
未来はあなたのものだよって伝えたくなる。(だからって、実際にアクションを起こしたりしないのでご安心ください。笑)

あなたがあなたのままで輝いていてくれますように。