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ハイキング|箱根を囲む外輪山を縦走し金時山へ

8月2日は小田原に前乗りして
箱根を歩いてきました🙌

今回久々に関東を訪れたのは
この日の夜出発で向かう尾瀬のため…
ただ前日も休みがとれたので
以前、登れなかった金時山を目指す🏔

念願の金時山に登る


以前、金時山を目指したのは2022年12月
その時は御殿場から乙女峠経由のルート
途中の長尾山まで登るも途中断念、下山
理由はぬかるみと霜柱などでタイムロス発生し
時間なくなってしまったこと😨

御殿場→乙女峠→仙石原
黄色線が主な箱根外輪山

今回は比較的高低差の少ない
神奈川県側から登り外輪山経由で
金時山を目指してみました

その後は明神ヶ岳方面や
足柄峠方面への縦走も検討したけど
翌日のハイクがメインだったので
その先はまた次回に持ち越し🌱

小田原から芦ノ湖へ

8月1日は定時で業務を終わらせ
久々に大きめザックで駅へ…

新幹線は無数に発着するのに
小田原停車の新幹線は少なく…
新大阪駅ではしばらく待った🚅

昔行ったかも🙄

2時間と少しで小田原到着
終点やないのが辛かった💨

前泊は駅から数分

立地はよかったけど
階間違えたらステーキハウス😑

冷蔵庫の扉もオレンジ色🍊

寝るだけなら十分な部屋
素泊り税込¥5,500でした

到着時は暗くて気付かんかったけど
外観もしっかりオレンジ色でした😆
ホテルが目立ちすぎて左隣にある
セブンイレブンが霞んでる…

早朝から小田原駅へ

翌日からの荷物を小田原駅の
コインロッカーに預けてバス停へ

起点となる桃源台行き

桃源台とうげんだいと言えばロープウェイと
芦ノ湖遊覧船の乗継ぎ駅ですが
今回は観光ではないのでバスで直行

バスはクネクネした山道を登るため
桃源台まで1時間ほどかかった🚌

仙石原湿原付近

山が見えてきて嬉しくなるも
あとで歩く稜線と知り不安になる…

7時過ぎ桃源台到着🙌

予定通り到着できたけど
誤算だったのは自販機無いこと💦

以前来た時にあったので
ここで買おうと思ってたけど
あるのは駅内で早朝は利用できず…

徒歩数分の場所にあったので
無事出発できたけど教訓ができた
重たくても事前購入がいいな😓

湖畔から外輪山へ

静かな遊覧船乗場

営業開始前の桃源台駅周辺は
人を見つけるのが難しいほどで
この時間は初めてなので新鮮でした

芦ノ湖キャンプ場レイクサイドヴィラ

桃源台から登山口までは
湖畔に広がるキャンプ場を抜ける

正面の山に登る

今回は始発バスを目指したので
朝食べる時間がなくここまで来た💦
てことで景色良いとこで朝食

芦ノ湖

遊覧船も見えなくなると
箱根の湖には見えなくなってくる🍃
これが本来の景色なんやろな…

早朝の尾瀬沼に似てる🙄

朝食時の景色が綺麗すぎて
このままのんびりしたい欲が
湧き始めたので振り切り登山口へ

登山口

外輪山の稜線までは
いきなりの急登で喘ぎました💦

生い茂る笹の隙間を登るので
朝やのに薄暗く景色は見えない

急斜面をジグザグ道で登るが
整備されてるので歩きやすかった♪

視界が開けると芦ノ湖!!
高低差は200mほどやけど
登った感が凄かった😆

長尾峠方面へ👉

登山口から30分ほどで
稜線の道と合流しました🍃

今回は北側の長尾峠へ向かうが
南側の三国山や箱根峠方面へも
道が続いてるようで気になる😁
しかも稜線は静岡と神奈川の県境
いずれこちらも縦走しに行こう🙌

仙石原を眺め箱根外輪山を歩く

地図上で外輪山を見てると
高低差はあまり無いように見え
稜線道に入ったら楽勝なんやと
思ってしまってたけど
後にそれは間違いだと判明する💦

稜線の道

合流後しばらくは
細かなアップダウンが続き
稜線道のはずがその雰囲気は無い
生い茂った森の中を歩きました🍃

生い茂る笹を抜けると視界が開ける
富士見ヶ丘公園🍃その名の通り
富士山が見える場所なんやろうけど…
雲の隙間に斜面が一部だけ🗻

金時山方面

手前から奥に続くのが外輪山で
右奥の雲に隠れるのが金時山💨
意外と遠いなと不安になる😑

再び森の中の道

全体的に笹が生い茂る道が多く
道の部分だけ切り開かれたの見ると
立山黒部アルペンルート雪の大谷を
緑にしたような道🌱

稜線道に入って約1時間
標識にあった長尾峠に到着
ここまで下り基調やったのが
ここから稜線の山登りになる💦

刈り込まれた笹道の先
アンテナが立つのが1つ目の山

階段に座り休憩したら
ケツと靴の跡がくっきり…
写真では伝わらない蒸し暑さで
この日は滝の様な汗が出てました💦

休憩したけど辛い階段
近付くアンテナ

富士山を隠す雲は憎いけど
太陽を隠す雲には感謝したい🙏

山頂に近付くと視界が開けてきて
早雲山は雲に隠れてるけど
外輪山の内側が一望できました

芦ノ湖方面から続く稜線
歩いた道のり見えると嬉しい♪

標高1156m|丸岳

丸岳は古期外輪山の一つです。東側は急なカルデラ壁で、仙石原を眼下に望み、壁下部には箱根火山の初期噴出物が見られます。

現地の看板

標高1000m以上あるけど
芦ノ湖が標高730mほどあるので
高低差は400mほどでした🙌

懐かしの乙女峠から金時山へ

初登頂の山頂に達成感味わいつつ
通過点でしかないので先を急ぐ

下り道は軽やかに♪
登り道は亀ペース…

縦走やから仕方ないけど
登りと下りの切り替えが疲れるが
とはいえ長い登りが苦手なので
間に下りが入る方が登りやすい💨

高低差150mほど下山
1年半ぶり乙女峠

前回は12月だったので
同じ場所とはいえ景色は違う

昔、仙石原の娘が父親の病気を治そうと、峠の先の地蔵堂に日参し、満願の日に父親の病気は治りましたが、彼女は雪に埋もれて死んでしまったと伝えられています。彼女の霊を哀れみ、乙女峠と呼んでいます。

現地の看板
急階段が続く

乙女峠から先は金時山への
登山ルートの一つになるためか
急に登山者との遭遇が増える

長尾山頂にある標識

金時山の西側にある長尾山
ちょっと気になったことが一つ…
標識では金時山まで35分とあるが
実際には45分ほどかかった💦

登山地図(赤数字がコースタイム)

登山地図のコースタイムでも
登り50分、下り45分と記載されてて
35分だとかなり早いペースになる…

金時山周辺の案内標識の所要時間は
全体的に短い時間が記載されてた
何を基準にしたか分からんけど
標識だけアテにするのは危険な気がした🙅‍♂️

長尾山を過ぎると一旦下山し
金時山に向けた急な登りになる

岩場も増えてくる

金時山は昔、猪鼻嶽と呼ばれた急峻で岩場の多い山です。特に山頂付近の尾根筋では両側が切り立った深い崖で大変危険です。コースを外れたり、走ったりは絶対にしないでください。

現地の注意看板

注意看板には走るなとあるし
実際の道も走れそうにないのに
あの所要時間はやっぱりおかしい…

現地の標識だけで登る人は
あまりおらんのやろうけど😓

天下の秀峰 金時山

標高1212m|金時山

歩き始めて約4時間で目的の山
金時山に到着しました🙌
たぶん写真の角度で富士山が
ドーンって入るんやろうけども…
富士山はおろか全体的に霞んでる

マサカリ…、金太郎?

登りたい山はルート調べるが
由来とか歴史は前情報なし💨
いつも通り無知で登ってきた😑

金時きんときは箱根山の寄生火山で箱根外輪山の最高峰です。本来の名は猪鼻いのはな山と言いますがいつの時代から金時山と呼ばれるようになったか現在まで分かっていません。山名の由来は、坂田金時(幼名:金太郎)が少年時代にしばしば遊びに登り百獣を相手に過ごした伝説(金太郎伝説)によって名付けられたのが有力な説です。

現地の看板(一部抜粋)

その後、1900年に童謡「金太郎」が
つくられて広く知れ渡ったそう📚

歩いてきた外輪山と遠くに芦ノ湖

景色はいまいちやったけど
それより登頂できた喜びが勝り
清々しい気分で下山へ向かう

仙石原方面へ

こちら側の道も急やったので
やらかさないように慎重に下山

少し標高が下がると霧が抜け
外輪山と内側の景色が一望
箱根の雄大さを実感しました

仙石原へ通じる登山道が
メインルートみたいなので
整備されてて歩きやすかった🙌

下山にはありがたい階段やけど
登りやと萎えるやろな…

おっきなユリが咲いてた

早雲山方面の雲も晴れて
大涌谷の湯気も確認できたけど
標高下がったので芦ノ湖は微かに…
結構歩いたんやなと実感😆

炎天下で暑い💦

明神ヶ岳方面に続く一筋の道
見た目が美しいく歩いてみたいけど
こちらはまたの機会に狙います

歩き始めが早かったので
12時過ぎに下山完了

これより温泉で汗流して
遅めの昼食後、大移動しますが
続きはこちらの記事で書きました🚌

今回のルート

ルート詳細(YAMAP軌跡)
高低差(YAMAP)

翌日からのメインハイクに備え
いつもより短めのルートやったけど
念願だったので満足度は高めでした🙌
富士山は見えんかったけど
外輪山から望む箱根の雄大さが印象的でした🍃

・時間:約5時間30分、・距離:12.6km
・登り:972m、・下り:1062m
桃源台BS→富士見ヶ丘公園→長尾峠→丸岳→乙女峠→長尾山→金時山→仙石BS

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かぼちゃかべ
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