料理(18)超簡単・美味しいソーたま丼
長い間、丼を食べたことがなかった。
初めて食べたのは私が中学一年生ぐらいの頃かな?父方のおばあちゃんが玉子丼を作ってくれた時のことです。
一歳年下の従姉妹のミキと私は当時、夏休みや冬休みなどはおばあちゃんちで過ごし(現在の私の自宅)、いつもニコイチだった。なんとなく背格好も似てるし、名前もマミとミキで似てるしね。
私は初めて見る丼がどう言うものかわからず、上から食べて行った。するとしばらくして上に乗ってた卵はなくなり、白いご飯だけになっちゃった。
ありゃ?
するとミキはそれを見て、おばあちゃんに大きな声で言った。
「おばあちゃ〜ん!マミちゃん、上ばっかり食べてる!」
こっそりチクらないだけまだ根性ワルではないけど、何もそんなこと大声で言わなくてもいいじゃんと思いました。
きっと彼女は私が丼物を食べたことがないことを知らず、卵の部分ばかり食べてると思ったのでしょう。
おばあちゃんは怒ったりせず話を聞いてくれた。私は丼というものを見たのはその時が初めてで、どう食べていいか分からなかったということを。
私が丼物を見たことがなかったのは、私の家では父の好みが最優先で、父は丼物がそれほど好きではなく家の食卓には並ばなかったということが理由です。ちなみに餃子を知ったのも私が中学生になってからのことで、父はさほど中華料理が好きではなかったのだ。
父はその後「娘に丼ぐらい食べさせておけ」とおばあちゃんから叱られてたっけ。
その時のおばあちゃんの玉子丼は美味しかったと記憶する。そして丼とはおかずが上に乗ったご飯みたいなものなので、上から下へ食べず、縦に食べていくんだということを学んだ。
世の中には、そりゃ贅沢な丼もあるでしょう。でも、家で食べる丼は、あくまでもカジュアル。できる限り材料費も安く、作り方も簡単で、気軽で美味しいものであって欲しいなと思います。
てなわけで、今回は超簡単で美味しい丼です。
【材料】
卵:Lサイズ2個
ソーセージ:ごく普通の:4〜5本
ピザ用、またはとろけるタイプのチーズ
(スライスチーズなら1枚
ピザ用のチーズなら大匙1杯分ぐらい?)
【調味料】
ごま油:大さじ1
コショー:少々
マヨネーズ:大さじ2分の1
―合わせ調味料―
醤油:大さじ1
味醂:大さじ1
酒:大さじ1
砂糖:大さじ2分の1(お好みで調節)
オイスターソース:大さじ2分の1
すりおろしたニンニク:小さじ1
ケチャップ:小さじ1
【準備】
ソーセージに切れ目を入れて食べやすい大きさに切る
合わせ調味料を作っておく、混ぜ混ぜ!
卵にマヨネーズを入れて溶き卵を作っておく、混ぜ混ぜ!
【作り方】
フライパンにごま油を温め、ソーセージを炒める
コショー(なくてもいい)を適量振りかけて
ソーセージの切れ目がはっきりと見えるようになったら
合わせ調味料を入れてからめる(焦げないようにね)
卵を流し入れて、チーズも入れる
トロッとした感じになればOK
さぁ、ご飯に乗せて召し上がれ!
玉子丼は玉ねぎ入れることが多いけど、これは卵とソーセージだけ。
ソーセージがない時は卵だけでも大丈夫。
卵がふんわりするように、気をつけてくださいね。
合わせ調味料の、醤油、味醂、砂糖は、市販の濃縮の麺つゆでもいいかも。その場合はどれぐらいの割合にすればいいかは、研究してね。
きっと子供さんが好きな味だと思いますよ。