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#0139_ジブン株式会社_深掘り思考_隠れた課題を見抜き、本質的な解決へ導く技術
おはようございます。
こーへい127です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は1/23の木曜日、週の後半ですね。
今日は長崎への出張なのですが、人生で初めてフェリーで島原半島まで渡ってみたいと思います!
通常は熊本インターから佐賀県の鳥栖まで北上し、そこから長崎道で西に向かうのですが、実は直線距離だと、フェリーを使った経路の方が近いことが判明。物は試しでいってきます!
さて本日のテーマは「深掘り思考_隠れた課題を見抜き、本質的な解決へ導く技術」です。
本日の越川慎司さんやはるゆきさんのVoicy配信で課題発掘に係る配信をされていました。
課題の見つけ方、そして解決方法ってめちゃめちゃ奥が深いと思います。
お二人から学んだこと、そして自分自身の考えについて、まとめてみようと思います!
はじめに
日々の仕事やキャリアの中で、「何かうまくいかないな…」「モヤモヤするな…」と感じることはありませんか?
私もめちゃめちゃあるのですが、それはもしかしたら、表面的な問題の奥底に潜む「潜在的な課題」が原因かもしれません。
潜在的な課題は、一見すると見過ごされがちですが、放置すると成長の足かせになったり、将来の大きなトラブルにつながる可能性もあります。
なぜ潜在的な課題を見つけることが重要なのか?
目の前の問題にばかり目を奪われていると、根本的な解決には至りません。
これは本当にそうで、表面的に見えている問題を追いかけてばかりだと、逆にその問題に振り回されてしまいます。
例えば、納期を気にされるお客様に対して、単に納期を調整するだけでは、根本的な不満は解消されません。
なぜ納期を気にされているのか、その背景にある潜在的な課題を理解することで、より適切な解決策を導き出すことができます。
潜在的な課題を見つけることは、以下のようなメリットがあります。
問題の根本的な解決: 表面的ではなく、問題の本質にアプローチすることで、再発防止につながる。
効率的な問題解決: 無駄な労力を減らし、本当に必要な対策に集中できる。
顧客満足度の向上: 顧客の潜在的なニーズを理解し、より価値の高い提案ができる。
組織全体の成長: 個人の課題解決能力が向上し、組織全体の成長を促進する。
潜在的な課題を見つけるための5つの方法
では、具体的にどのように潜在的な課題を見つければ良いのでしょうか?
私が実践している5つの方法を書いてみようと思います。
1:徹底的なヒアリングで現状を把握する
まずは、現状を正確に把握することが重要です。
【現状のヒアリング】
表面的な問題: 今、何が問題だと感じているのか、具体的な状況を詳しく聞きます。例えば、「納期が厳しい」という言葉の裏には、「リソース不足」「コミュニケーション不足」「仕様の曖昧さ」など様々な要因が隠れている可能性があります。
具体的な数値データ: 可能であれば、具体的な数値データ(売上、コスト、時間など)を収集し、現状を客観的に把握します。
関係者の意見: 問題に関わる様々な立場の人の意見を聞き、多角的に現状を分析します。
【過去についてのヒアリング】
過去の経緯: 同じような問題が過去にも発生していた場合、その経緯を詳しく聞きます。
過去の解決策: 過去にどのような解決策が試みられ、その結果どうだったのかを把握します。
変化の要因: 何が変わり、現状の問題につながっているのかを把握します。
【将来へのビジョン】
理想の状態: 現状や過去は一旦おいて、「本来どうあるべきか」という理想の状態を具体的にイメージしてもらいます。
達成したい目標: 具体的にどのような目標を達成したいのか、数値目標も含めて明確にします。
未来への期待: 達成後の未来にどのような期待を持っているのかを共有します。
2:なぜなぜ分析で深掘りする
これは「はるゆきさん」もおっしゃっていたことですが、「なぜ?」を繰り返すことで、問題の根本原因に迫ることができます。
例えば、「納期が遅れている」という問題に対して、「なぜ遅れているのか?」「なぜその原因が発生したのか?」を繰り返し自問自答することで、根本的な原因を特定することができます。
このステップで重要なのは、相手の「言葉を鵜呑みにしない」ことです。表面的な言葉の裏に隠された、本当の理由や感情を掘り下げていく意識を持ちましょう。
3:違和感をスルーしない
日常業務の中で、「なんだかやりにくい」「昔からの慣例だから」とスルーしてしまいがちなことの中にも、潜在的な課題が隠れていることがあります。
小さな違和感も、見過ごさずに意識的に捉えるようにしましょう。
例えば、「いつもこの作業は時間がかかる」「このツールは使いづらい」といった違和感は、業務効率化の妨げになっている可能性があります。
4:当たり前を疑う
「これが当たり前」と思っていることの中にも、改善の余地があるかもしれません。違和感すら気づかないほど自然にやっていることの中にも課題が隠れていることがよくあります。
「なぜこのやり方をしているのか?」「もっと効率的な方法はないのか?」と、常に当たり前を疑う姿勢を持ちましょう。
固定観念にとらわれず、柔軟な発想で物事を捉えることで、これまで見えなかった課題が見えてくることがあります。
5:課題を整理し優先順位をつける
ヒアリングや深掘り、なぜなぜ分析によってによって洗い出された課題は、放置せずに整理しましょう。
課題を洗い出した後、以下の視点から優先順位をつけることが重要です。
コントロール可能範囲: 自分やチームでコントロールできる範囲の課題に絞り込む
インパクトの大きさ: 解決することで大きな効果が見込める課題を優先する
緊急度: 今すぐ対応が必要な課題を優先する
リソースが限られている中で、闇雲に課題に取り組むのではなく、効果的な順番で課題解決を進めることが重要です。
潜在的な課題を見つけるための具体的な質問例
最後に、潜在的な課題を見つけるために役立つ具体的な質問例をいくつか紹介します。
「具体的にどのような点でお困りですか?」
より具体的な状況を把握するための質問。
「どのような背景で、そのような懸念点が出てきたのでしょうか?」
深掘りするための質問。
「過去にも同じようなことはありましたか?」
過去の経緯を把握するための質問。
「もしそれが解決したら、どのようなことが期待できますか?」
理想の状態を明確にするための質問。
「現状で、何か違和感を感じることはありますか?」
見過ごしがちな違和感を意識化するための質問。
「それは、いつからですか?」「誰が始めたことですか?」
当たり前を疑うための質問。
さいごに
課題発見は、一見難しいですが、ステップさえ決めてそれ通りに実行していけば、決して苦しい作業ではありません。
むしろ、自分自身の成長や、組織の発展につながる、非常にクリエイティブな活動。
日々の業務の中で、小さな課題を見つけ、解決していくことを楽しみながら、より良い未来を創造していきましょう。
いかがでしたでしょうか。この記事が、皆様の潜在的な課題を見つけ出す一助となれば幸いです。
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