#0039_ジブン株式会社_不安への対処法
おはようございます!
こーへい127です。本日は10月9日、私は今日から東京出張です。
部の戦略会議があり、さまざまなお客様に対する戦略を発表し合うのですが、どんなフィードバックがもらえるか、ほかの部員がどのような戦略を持っているのか、とても楽しみです!
本日は「不安への対処法」についてお話しようと思います!
「不安」の発生要因
進化的な要因
「不安」は人類の進化の過程で獲得された重要な感情であり、誰しもが持っているものです。例えば以下のような機能を、これまで人類は持つことによって種の存続を図ってきたといえます。
危険察知機能:捕食者や環境の脅威を素早く察知し、回避行動をとる。また、わずかな変化や違和感にも敏感に反応することで、生存確率が高まった。
用心深い行動の促進:過度に楽観的な個体よりも、慎重で用心深い個体の方が生き残りやすい傾向にある。また、食料や安全な場所の確保など、将来に備えた行動を促した。
社会的結束の強化:人間は一人では生きていけなかったため、集団での生活において、他者の反応や集団からの排除を恐れる感情が協調行動を促進した。集団の結束を高め、協力して危険に対処する能力を向上させた。例えば集団で狩りをしてマンモスを仕留めるなど。
認知のゆがみ
「認知のゆがみ」は、アメリカで医学博士をされていたアーロン・T・ベック氏(1921-2021)が提唱された理論です。
先日の木下さんの配信でも触れられており、以下のWebサイトに詳しく記載されています。
ベックは、不安には特定の認知的内容が存在すると指摘しました。
例えば、恐怖症の人は危険を過大評価または誇張する傾向があります
歪んだ思考パターンは、不安感情を引き起こし、維持する要因となります。
例えば、「破局的思考」は些細な出来事から最悪の結果を想像し、不安を増大させます。
不安を感じやすいひとは、自己を過小評価して、周りの危険を過大評価する傾向があるとしています。また否定的な考え方が不安につながっているということです。
主な認知のゆがみのパターンは以下の通り。
全か無か思考:物事を極端な二者択一で捉える
過度の一般化:単一の出来事から広範囲の結論を導き出す
心のフィルター:ネガティブな側面にのみ注目し、ポジティブな側面を無視する。
結論の飛躍:根拠なく悲観的な結論を導き出す。
拡大解釈と過小評価:ネガティブな面を過大評価し、ポジティブな面を過小評価する。
不安にどう対処していくか
5つの対処法で乗り切る!
越川慎司さんの昨日のVoicy配信にて5つの対処法を提唱されておりました。
その5つの対処法とは以下の通り。
不安の認識:上記の通り、不安は進化の過程で獲得した感情であり自然なものです。不安を避けるのではなく、体の反応として認識し、その発生要因を分析することが重要です。
現実と思いこみの区別:認知のゆがみでも述べたように、人間は危険を過大評価してしまうもの。ワーストケースが本当に起こりうるのか、現実と思いこみを切り分けて考える必要があります。
リフレーミング:人間はネガティブな面にばかり着目してしまう傾向があるので、あらゆる場面で、あえてポジティブに物事を捉えなおしてみることで、不安をポジティブな行動に変えることができます。
行動に移す:不安を感じたままだと、どんどんその不安が膨れ上がってきてしまいます。モヤモヤと一緒ですね。そんな時は、具体的な行動にとにかく移すこと。発生要因を冷静に分析して対処する、わからなければ人に相談するなど、じっと動かないよりも動く、事が重要です。
サポートを求める:行動に移す場面でも言及しましたが、つい不安なことって一人で抱えがちですよね。積極的に友人や家族・同僚に相談することで新たな視点や安心感を得られます。話すことで自分自身の感情を整理して、不安から解放されることができます。
さいごに
自分で不安の要因と対処法をまとめるめちゃめちゃ整理することができました。あと根本的に不安をあおってくるメディアには触れないことも重要。メディアは今回紹介した「進化的要因」や「認知のゆがみ」を利用して、ネガティブな面を誇張して報道することで、人の関心を惹こうとしてきます。
それを知っていると、無理に目や耳に必要はなく、自分で情報を取捨選択して取ってくることも併せて重要だなと思いました!
不安を避けるのではなく、上手く受け入れ対処していきましょう!
ではまた明日!