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#0128_ジブン株式会社_キャリアにおけるメンタルタフネスの重要性

おはようございます!
こーへい127です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は1/12、3連休の真ん中ですね。年明け1週目があわただしく終わったタイミングでの3連休はありがたいですよね!
今日は熊本もとても寒い予報なのですが、4歳の息子が「アスレチックがある公園に行きたい!」と言っているので、大きな公園に行ってきます。
そしてアスレチックで目いっぱい遊んだ後に、日帰り温泉へ行き、しっかり温まろうと思います笑

さて本日は「キャリアにおけるメンタルタフネスの重要性」です。
昨年9月より入学した木下斉さんの「ジブン株式会社ビジネススクール」、
昨年12月はメンタルタフネス及びレジリエンスにかかる講義でした。

その5時限目として「 フィジカルヘルスだけでなくメンタルヘルスをしっかり踏まえて2025年を過ごしましょう!!」という配信があり、
その内容をもとに、いかにメンタルヘルスを今年気を付けていくかについて考察しようと思います。


はじめに

厚生労働省の調査によると、全事業場の13%がメンタル不調による休業を経験し、6%が退職に至るとされています。
特に大規模事業場において、その割合が高いことが分かっています。
働き方改革や残業規制によって、職場環境のホワイト化が進んでいますが、それでもストレスを完全に避けることは難しく、個人としてメンタルタフネスを鍛えることが重要になっています。

メンタルタフネスとは?

メンタルタフネスは、困難やプレッシャーに直面しても、目標達成に向けて前向きに取り組む精神的な強さを指します。
「我慢強さ」ではなく、以下の4つのC(メンタルタフネス研究の第一人者であるClough & Strycharczyk両教授により提唱)で構成されます。

https://aqrinternational.co.uk/mental-toughness


  • Control(コントロール): 感情や状況を制御する力。

  • Commitment(コミットメント): 目標に向けた責任感と粘り強さ。

  • Challenge(チャレンジ): 困難を成長の機会と捉える姿勢。

  • Confidence(コンフィデンス): 自分の能力への信頼。

この4つの要素を意識することで、キャリアやプライベートでの成功に近づくことができます。

仕事におけるメンタルタフネス

半導体材料メーカーの営業職としての視点

私は熊本にて、大手半導体メーカー向けに半導体製造時に使われる材料の営業をしています。
私が身を置く半導体業界は技術革新と市況変動が極めて激しく、トレンドの変化やプレーヤーの入れ替わりが日常茶飯事。需要の変動も大きいため、日々柔軟な対応力が求められます。

  • Challenge: 技術トレンドや市況の変化を常にキャッチアップし、新しい提案や営業戦略を考案する。

  • Commitment: 顧客との長期的な信頼関係を構築し、定期的な情報提供や課題解決を提案する。

  • Control: 営業成績の波に左右されず、長期的な目標を管理する。例:中長期の計画を前提として四半期ごとの進捗を分析し、戦略を修正。

  • Confidence: 経験と知識を信じ、自信を持って顧客に提案する。わからないことは素直に認め、学ぶ姿勢を示す。

ノルマや競争へのプレッシャーへの対処

営業職のため、もちろん売上へのコミットメントが強く求められます。
また新規材料の営業においては他社とのコンペ、採用いただいた材料についても他社製品への切り替えリスクなど、常に競争が待ち構えており、それについてのプレッシャーも大きいです。
そのようなプレッシャーへの対応が必要になります。

  • Control: リラクゼーション法(深呼吸や瞑想)を取り入れ、ストレスを軽減。また一人で抱え込まず、上司やチームメンバーに相談する。

  • Commitment: KPI(顧客訪問数、受注率など)を明確に設定し、進捗を管理。

  • Challenge: 営業計画を敢えてストレッチさせて設定し、「成長の機会」と捉えて取り組む。未達成の場合は、その原因を分析し改善策を立てる。

  • Confidence: 成功体験を振り返り、自己効力感を高める。また、上司や同僚と情報共有を行い、自信を深める。

顧客との関係構築

顧客との信頼関係はビジネス成功の基盤です。特に半導体業界だと情報をいち早く掴んで、最適な提案をお客様に出し続けることが、長期的な売上増加にきわめて有効になります。
そのような特性のビジネスにおいて、以下の対応が必要になります。

  • Commitment: 顧客のニーズを深く理解し、課題解決を支援する。顧客が言っていることを鵜呑みにしすぎず、真の課題を見つけ出す。

  • Control: クレームや厳しい要求にも冷静に対応。一人で抱え込まず、上司やチームとして対応することで孤立しない。

  • Challenge: 難しい交渉や対応をスキルアップの機会と捉える。どうコンクルージョンまで持ち込むか、ゲームとしてとらえて実施する。

  • Confidence: 信頼を得るために自分から積極的に提案し、自信を持つ。

家庭におけるメンタルタフネス

共働きの妻との協力関係

私は妻と子供の3人家族です。昨年4月に生まれ育った東京から熊本に引っ越し、妻も呼吸器内科医としてフルタイムで働いています。
お互い両親は東京におり、知り合いも少ない熊本において、多忙な妻と協力し、家庭生活を支えることが求められます。

  • Control: カレンダーアプリのTimetreeで予定を共有し、スケジュールを見える化。お互い不在や多忙な時期を確認し、家事や育児の分担を話し合う。

  • Commitment: 家庭生活の充実、何よりも家庭を優先することを家族の共通の目標とし、協力し合う。

  • Challenge: 意見の相違を理解の機会と捉え、お互いの意見を常に尊重しながら発信する。意見が異なる場合は避けずに議論し、積極的に解決策を模索する。

  • Confidence: お互いを尊重し、支え合うことで困難を乗り越える。

4歳の息子への育児

育児は子供の成長を見守る大きな喜びがあるとともに責任が伴います。
昨年、生まれ育った東京から熊本に引っ越したことにより、息子にも大きなストレスがかかり、より積極的にかかわり、ケアをしていく必要性があります。来年に控えた小学校進級に向けて、準備しておく必要があります。

  • Commitment: 忙しくても家庭は常に最優先。育児を主体的にとらえて、自らが子育てのメインプレーヤーとして関与。例: 朝の保育園への送迎、発熱時のお迎えや通院。週末の遊び相手。

  • Challenge: 家族はチームであり、妻はかけがえのないチームメンバーである。育児の大変さを夫婦で共有し、協力して乗り越える。

  • Control: ストレスを一人で抱え込まず、保育園の先生、発達支援のケアマネジャーなど外部の専門家にも積極的に相談する。

  • Confidence: 子どもの成長を見守り、一つ一つの経験をともにできることを幸せに感じる。そして子供も自分も共に自己肯定感を高める。

メンタルタフネスの向上のためのルーティン

メンタルタフネスの向上には生活におけるルーティンを取り入れることが極めて重要。日々の生活の中からメンタルタフネスを維持、そして向上させていく取り組みを継続することが必要です。

  • 休息と睡眠: 最低7時間の睡眠時間に加えてスマートウォッチを付けて質の高い睡眠を確保できるようコントロール。睡眠により心身をリフレッシュさせる。

  • バランスの取れた食事: 栄養を意識し、健康を維持。カロミルというアプリで食事内容をモニタリングして、不足している栄養素を把握、食生活に取り入れる

  • 運動: 5回/週のランニング、2回/週のトレーニング、1回/週のパーソナルトレーニングを継続。定期的な運動でストレス解消させる。

  • 趣味やリラクゼーション: 毎朝妻と取り組むヨガの継続。1回/月の旅行で普段の環境から変化をつけて、リフレッシュできる時間を確保。

  • 自己肯定感: 自分軸手帳を活用し、毎日3 good thingsでできたことを確認。自分自身を毎日肯定し続け自己効力感・自己肯定感を上げる。

  • スマートウォッチ: 日々のストレスレベルをチェックし、緩急をつけた生活を心がける。

おわりに

仕事、家庭、生活環境の全てにおいて、メンタルタフネスは欠かせません。私は36歳ですが、今後迎えるミドルエイジでは、金銭的負担や健康問題、育児、親の介護など多くの課題が同時多発的に押し寄せます。
こうした中で、4つのC(Control, Commitment, Challenge, Confidence)を意識し、小さな習慣から改善を始めることで、より充実した生活を目指すことができます。

皆さんもぜひ、今日からメンタルタフネス向上のアクションを取り入れてみてください!コメントで皆さんの体験や意見をぜひシェアしてください。