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#0144_ジブン株式会社_子どもに寄り添い、家庭でルールを作るには?

こんにちは!
こーへい127です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日は木曜日、週の後半ですね。昨日までは雪がちらつく極寒の転機でしたが、今日は一転晴天です。今日明日と週の後半も体調に気を付けていきましょう!

今日のテーマは「子どもに寄り添い、ともにルールを作るには?」です。
先日「モンテッソーリ教師あきえ」さんのVoicyで、「#1535 寝る前の遊びがなかなか切り上げられない」という配信をされていました。

私も5歳の男の子の子育てに奮闘中ですが、子供にいかに寄り添い、ともにルールを作っていけるかという課題は、本当に痛いほど気持ちがわかる内容でした。
今回は普段と少しテイストを変えて、この配信を参考に、子どもの気持ちに寄り添いながら、一緒にルールを作っていくためのヒントをまとめてみました。

なぜ「あと1回」が止まらない?

5歳くらいの子どもは、自分の欲求を完全にコントロールすることがまだ難しい時期です。
例えば、寝る前にトランプや、こどもちゃれんじの迷路遊びなどを始めると、「2回だけね」と約束しても、負けるたり納得できないと「もう1回!」と言ってなかなかやめられません。
これは、約束した時は早く遊びたい気持ちが優先され、本当に納得しているわけではないことが多いからとのこと。

いや、なるほどなと思いました。
私もめちゃめちゃ子供の時、このような精神状態になっていましたw
早く遊びたいから「わかった、わかった。」と親に空返事して、中々辞められないので親から「早く寝なさい!」と叱られる。この繰り返しです笑

親になってから、すっかりこの気持ちのことを忘れて、常識人のように「約束したよね!」と自分もまた叱ってしまっていました。。
遊びが楽しいと、やめたい気持ちと、もっと遊びたい気持ちの間で葛藤が生じてしまいますよね。

発達段階を理解する

まず大切なのは、子どもの発達段階を理解すること
子どもは、自分の欲求をコントロールする力を少しずつ発達させている段階です。
大人のように完全に我慢することは難しいので、「上手く気持ちがコントロールができていないだけだ。」と理解したいですね。「わがまま」と決めつけてしまうのではなく、発達の過程として捉えることが重要です。

一緒にルールを作る

では、どうすれば子どもと楽しくルールを作っていけるのでしょうか?
今回、あきえさんの配信をもとに、私も以下の3つのステップを実施してみます!

  1. ルールを決める前に、選択肢を提示する

    • 例えば、「あと何回遊ぶ?」と聞くのではなく、「あと3回ならできるけど、どうする?」のように、上限を示した上で子どもに決めさせるようにします。

    • 回数だけでなく、「長い針が6のところまで」のように、時間で区切るのも良いでしょう。

    • 子ども自身が選択することで、ルールへの主体性が生まれます

  2. 約束を守れない時も頭ごなしに否定しない

    • 「約束したでしょ!」と責めるのではなく、「そうだね、あと2回って言ってたね。でも、まだやりたいんだね」と子どもの気持ちを受け止めます

    • その上で、時間的に余裕があれば、「じゃあ、今日は特別にもう1回だけ」と妥協点を見つけ出すのも良いでしょう。

    • ただし、毎回特別扱いをするのではなく、「次は決められた回数で終わりにしようね」と約束をします

  3. 過去の失敗を次の意思決定に活かす

    • 以前、約束を守れなかったことを責めるのではなく、「この前、もう1回ってなっちゃったよね。だから、今回は何回にするか、よく考えてみようか?」と、過去の経験を学びの機会に変えることが大切です。

    • うまくいかないこと、約束を守れないこと自体も、自己決定のための大切なプロセスだと捉えましょう。

私が重要だと思うことは「大人がルールを無理強いせず」「子供にも一緒に決めさせること。」自分で決めたからこそ、納得したり我慢できたり、気持ちのコントロールができるようになるのではないでしょうか。

大人だって完璧じゃないと理解する。

大人も完璧ではないと認識を改めてしておくことも重要。ついつい楽しいと、大人だって二次会に行ってしまうし、つい時間をオーバーして友達と話し込んだりしてしまいますよね。
改めて振り返ると、私もそのような経験がめちゃめちゃありますw
子どもの気持ちを理解するためにも、自分自身の過去も振り返ってみることも大切です。

困った時はどうする?

どうしても寝る時間が迫っているのに、遊びを切り上げられない時は、「このままでは寝る時間が短くなって、明日も元気が出なくなっちゃうから、今日はここまでね」と、子どもの気持ちに寄り添いつつ、やめる必要性を伝えるようにします。
頭ごなしに「もう終わり!」と言わないように、寄り添い→理由と伝えることです。もちろんこれでも効かないことはあると思いますが、まずはやってみる。一方的な押し付けからの脱却の行動実験をしてみましょう。
そして、「お布団で絵本を読もうか?」など、次の楽しい活動に繋げるのも効果的です。

さいごに

子どもの「あと1回」は、決してわがままではなく、発達段階における自然な欲求の表れです。
子どもに寄り添い、一緒にルールを作ることで、子どもは自己決定の大切さを学び、少しずつ自分の欲求をコントロールできるようになっていきます。こんかいモンテッソーリ教師あきえさんの配信で、こんな当たり前のことですが、改めて学び、自分自身の内省をすることができました。
焦らず、子どもの成長を信じて、根気強く関わっていきましょう。

この記事が、少しでも皆さんの子育てのヒントになれば幸いです!

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