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#0082_ジブン株式会社_会社の損益計算書を作る

こんにちは!
こーへい127です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日は木曜日、熊本も一気に季節が進み、朝晩は寒さが増しています。
そして東京より西に位置しているからか、日の出が遅く、日の入りが早い!
6時にまだまっくらで、体内時計がおかしくなりそうです笑 ストレッチや朝晩のルーティーンを大切にして、体調管理にきをつけます!

さて本日は「会社の損益計算書を作る」です。
自分の人生をひとつの「株式会社」に見立てて経営する「ジブン株式会社」。
この9月から木下斉さんのVoicyで「ジブン株式会社ビジネススクール」が開講され、毎月新たなコンテンツをもとに学習を継続しています。
今月は「財務戦略」そして昨日「損益計算書」についてのコンテンツが配信されました!

ジブン株式会社の「損益計算書(P/L)」を継続的に作り続けることで、私自身の活動がどれだけ会社の資産に寄与しているか、今後はどの分野に投資して、さらなる売上・資産拡大をすべきかが明確になるのかなと思います。
今回、木下さんのレクチャーをもとに、「ジブン株式会社」の損益計算書の作り方とその活用法について考えてみようと思います。

損益計算書とは

損益計算書とは、一定期間(会社だと会計期間:1年間)の収益と費用を整理し、手元に最終的に残る利益を計算するものです。
「ジブン株式会社」においては、これを以下のように分類します。

1. 売上(収益)

• 固定収入:給与(額面)、家賃収入など確度が高い副収入
• 変動収入:副業収益や投資利益
※給与と副収入(家賃・副業・投資)は別の事業体として別々のP/Lで管理

2. 売上原価

•固定支出: 税金・社会保険料
•変動支出:自己投資費(教育費やスキルアップのための費用)

3. 粗利益

•収入から売上原価を差し引いた、 実際に使うことができる手取り収入

4. 販売費および一般管理費

• 固定支出:家賃、食費、光熱費など
• 変動支出:外食、旅行、ジム費用、趣味など

5. 営業利益

•粗利益から販売費および一般管理費を差し引いた実質的な利益
※特別利益・損失などは今回考慮しない。

上記を記録することで、「今年はどの活動が収益に結びついたか」「何にお金を使いすぎたか」を可視化できます。
さらに、売上原価の中にある投資が翌年以降の売上に寄与しているかなど、継続的にP/Lを作り続けることで、投資効率の効果測定もできると思います。

「ジブン株式会社」損益計算書の作成方法

1. 売上(収入)を把握する

自分の額面給与が「売上」になります。
手取りではなく額面を基準にすることで、税金や社会保険料といったコストを含めた本来の収益を正確に把握できます。
副業や投資収益・家賃収益は、それぞれ別事業の収益として別立てで記録し、それぞれの事業における収益を把握します。
その中でも収入が安定している給与や家賃収入は「固定収入」、不安定な副業収入や投資収入は「変動収入」と定義します。

2. 費用を固定と変動で分類する

費用も収入と同様に「固定」と「変動」に分けることで、管理しやすくなります
• 固定支出:家賃や食費など、毎月必ず発生する費用。
• 変動支出:外食や旅行など、状況に応じて増減できる費用。

収入と支出を「固定」と「変動」で紐づけるのがポイントです。
固定収入(給与)で固定支出をカバーして毎月恒常的に赤字にならないようにコントロールする。
一方、変動収入(副業収益)で変動支出を調整し、余裕がある際はすこし変動支出を増やすといった、決定の根拠とすることができます。

3. 投資の重要性を評価する

費用の中には、将来の成長に繋がる「投資」が含まれます。
このような自己投資(資格取得やスキルアップのための費用)は、短期的な赤字を生む可能性がありますが、長期的には収益増加に繋がる可能性もあります。
赤字=悪ではなく、将来を見据えた投資として位置づけることが大切です。
たとえば私の場合、3年前にPROGRITという英語コンサルサービスを60万円/3か月で受講しました。その月におけるP/Lは大赤字でした。しかし、現在英語は「ジブン株式会社」における主力アセットの一つです。

結果として会社からの評価は上がり、収入増にも繋がっています。
このような短期的な損益よりも将来的な資産・収入拡大をとる戦略も極めて重要だと思います。

損益計算書を作成する際のポイント

• 赤字を過度に恐れない
上記の投資の重要性でも述べましたが、一時的な赤字は、将来の収益を生む投資の結果の場合もあります。
赤字になったら、まずその理由を明確にし、必要に応じて資本を注入する必要があります。
• インビジブルコストを意識する
ストレスや健康への影響など、インビジブルコストもジブン株式会社経営に大きな影響を与えます。
ジムや旅行など、リフレッシュするための費用も適切にかけることで、パフォーマンス向上を図ります。私も先週自費で人間ドッグを受診しましたが、まさにインビジブルコストを最小化するための予防的な投資だと捉えています。
• ライフステージに合わせて収支計画を立てる
例えば、若い頃はスキルアップに重点を置いた投資を最大限実施。40代以降は健康への投資。そして子供の教育費などライフスタイルの変化への備えを計画的に実施する必要があります。
それぞれライフステージに応じて、現在はどのような損益計算書のコントロールが必要かを検討して逐次調整していきます。
• 収益拡大を見据える
限られた収入の中でやりくりするだけだと、どうしても縮小均衡になってしまったり、ケチケチした精神がしみついてしまいます。
そうではなく、積極的に自己投資をして資産を積み上げて次の収入増につなげる、また副業や投資・家賃収入などそもそも事業を複数持って運用していくことで収益拡大を目指す「攻めの経営」を心がけます。

損益計算書を作り続ける意義

1. 自己成長の見える化
収支データを毎年記録することで、自分の成長や課題が明確になります。どのような投資が後々収益につながっているのか、また一方でどのような支出が肥大化しているか。収入と支出のバランスはどうか、といった考察ができます。
またこれにより、次年度の目標設定が効果的に実施できると思います。
2. 長期的な資産形成
ジブン株式会社に損益計算書の考えを持ち込むことで、教育費や健康維持費といった将来に向けた投資を合理的に考えて実行に移すことができると思います。なんとなくではなく、将来の資産・収入拡大のために今教育投資をしよう、健康コストを低減させるためにジムに通おうといった形で行動に移すことができると思います。
3. 計画と軌道修正
一回かぎりではなく毎年振り返ることで、継続的にジブン株式会社のなかで自分自身キャリアや生活感・ライフスタイルの方向性を見直すことができると思います。

さいごに

「ジブン株式会社」の損益計算書は、「人生をデザインする」きわめて有効なツールになると思います。
与えられた給与をもとにその中だけで節制にとりくむような単なる家計管理ではなく、長期的な成長を見据えた投資や資金計画のもとになってきます。私は妻と一緒に毎年確定申告を欠かさず実施しています。
それは、毎年のジブン株式会社の決算のようなもので、自分たちの収入と支出を見える化して、翌年以降の計画をきめていたから。
今回の損益計算書の考え方で、よりその精度・内容をブラッシュアップしながら習慣化することで、より豊かで充実した人生を設計したいと思います!