#0076_ジブン株式会社_聴く能力が信頼を作る
こんばんは!
こーへい127です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は金曜日、週末ですね。
私は東京出張中。明日の朝いちばんの便で熊本に戻る予定です。
さて本日は「聴く能力が信頼をつくる。」です!
越川慎司さんのVoicyで配信されており、私も聴く力が極めて重要だと思い書いてみようと思います!
聴く力が信頼を生む理由と具体的な取り組み
そもそも、人間は本能的に他者からの共感や理解を求める存在です。
そのため、相手の話を「聴く」力を持つことは、信頼を築くうえで欠かせません。
ただし、ここで重要なのは「聞く(hear)」ではなく「聴く(listen)」という姿勢だと思います!
「hear」は単に音を受け取る行為であるのに対し、「listen」は能動的に相手に向き合い、意識的に話を理解しようとする態度を指します。能動的な「聴く」を実践することで、相手は自分が大切にされていると感じ、結果として深い信頼関係が構築されるのかなと思います。
聴く力が信頼を生む理由
人間は他者に「理解されたい」「共感されたい」という欲求を持っています。
話を真剣に聴く姿勢は、相手に「自分が重要な存在である」と感じさせます。この感覚こそが信頼の土台となります。
逆に、適当に聞き流されたり、話の途中で口を挟まれると、「この人は自分を尊重していない」と感じ、関係性が損なわれる可能性があります。
特にビジネスシーンでは、信頼関係の有無が成果に直結します。例えば、顧客のニーズや課題を正確に理解し、最適な提案を行うには、相手の話を真剣に聴くことが欠かせません。
同様に、同僚や上司とのコミュニケーションにおいても、相手の意図や感情を汲み取ることで、円滑な協力関係が生まれます。
聴く力を高めるための3つの具体的な取り組み
1. 相手に興味関心を持つ
相手に自然な興味を持つことは、良い聴き手になる第一歩だと思います。
「アクティブリスニング(積極的傾聴)」が重要で、以下の行動が効果的だと言われています。
うなづきやあいづち:適切なタイミングで「なるほど」「それでどうなったのですか?」などと反応することで、相手が安心して話を続けられるようにします。
質問をする:相手の話の内容を深掘りする質問をすることで、より深い理解を示すとともに、会話を広げることができます。
2. 相手の感情に注意を払う
話の内容だけでなく、相手の感情を理解することも重要。
話し手がどう感じているかを意識しながら聴くことで、より深い共感が生まれます。ここでは、「共感」と「同情」の違いを理解しておくことが鍵となります。
共感:相手の立場に寄り添い、一緒にその感情を感じること。
同情:相手の立場を客観的に理解し、外から見守ること。
この違いを理解し、相手に寄り添った「共感」の姿勢を持つことで、相手との心理的距離が縮まり、信頼関係が深まります。
また、聴く際には「リスニングバイアス」に注意する必要があります。これは、相手の話を聞いているふりをしながら、自分が話す準備をしてしまう状態を指します。このバイアスに陥らないよう、相手に全意識を向けることが求められます。
聴く力を磨くことの価値
「聴く」という行為は、単なるスキルではなく、他者と良好な関係を築くための重要な手段です。
特に現代のような情報過多の社会では、意識的に相手の声に耳を傾けることが、他者との差別化につながります。
ビジネスにおいてもプライベートにおいても、相手の話を「聴き続ける」ことで、信頼が積み重なり、結果として人間関係や成果が大きく向上します。
聴く力を日々鍛え、その力を活かすことで、周囲との関係をより豊かなものにしていきましょう。