100円ショップ
大好きなうさぴーへ
昨日のことです。実験のあと、ちょっと自転車で出かけました。主目的は、夏休みの短期バイトのためにもらった制服とやらを返すことでした。慣れてきたら着物を着るかもしれないからと、長襦袢と腰紐と伊達締めといろいろ借りたのですが実際一度も使わなくて、勝手に浴衣とか着て使ってやればよかったな。ずっと持参の服に前掛けでした。
そういうわけで片道30分ほどのサイクリングをしたわけですが、ただじゃ起き上がらないで有名なわたくし、でかい百均に寄ってまいりました。これはもう、テーマパーク並みに楽しいところだと思いませんか。記憶と90°違う角度で建っていましたが無事通り道だったので嬉々としてエスカレーターをのぼって、勢いのいいハロウィンコーナーがお出迎え。隣には食器のコーナー。百均の食器を買ってしまっては、使ってみるとやはり安っぽくて後悔するのになかなか割れないということを2回ほど繰り返しているわけですが、この間(元)バ先の店長が百均のお皿を褒めていて、素直にまた買ってみる気になりました。柄物とか大きなお皿は安っぽいけれど、小皿とか真っ白なのはいいのだと料理人のお墨付きをいただいたのですから。一人分のぬか漬けを入れるためのとても小さいお皿が欲しかったところだったのですが、手の平より二回りほど小さなおにぎり模様の三角の小皿と運命的な出会いを果たしました。割ってしまってはいけないので必ず待っているように言い含めて、店内をぐるっと一周の旅へ。お風呂場の足ふきマットをかけておくための、バーの両端に吸盤がついていて、洗濯機(せんたっきと読んでください)に貼り付けられるタイプのあれが欲しかったのですが残念ながらなくなっていました。代わりに、吸盤1つだけの下に三角にタオル掛けがぶら下がっているやつを買いました。ちょっと小さいけど大丈夫と信じて。ねずみくんのチョッキっていう絵本、大好きなんですけど、こないだどこかのラジオかなんかで出てきて嬉しかったです。「ちょっときついが似合うかな?」というやつ。
インテリアのコーナーとかハンドメイドのコーナーとか、こまごましたかわいいものたちは目の保養にとどめて我慢しました。DIYと称した一画にシールがあったりして、DIYって大工とかじゃないのか、と思いました。文具のところは前ほど心躍らなかったな、勉強道具がデジタル化している弊害でしょうか。「トラベル」コーナーにかわいい靴下があって、ハリネズミの模様とパッチワークみたいな模様を買いました。靴下って、3足1000円でいかにも安いぞというふうにに豪語していますが、百均がいちばん安いと気づいたのです。案外丈夫で、この間の百均靴下一号に穴は今のところ開いていません。
最後のお楽しみは、キッチンコーナーね。まな板だけで5種類くらいあって、穴が開いてるやつ開いてないやつ、ひとつ本当にただの木の板もあって、とても魅力的だったけれど私の台所ではまな板はS字フックに引っかからないとお役御免なのです。2年半前に百均で買ったまな板をずっと使い続けているのですが、今回も勤続が決まりました。キッチン用品もアカデミアも細分化が著しくて、そんな専門家がいるのかといつも驚かされます。味玉を作るためのタッパーみたいなやつとか、シソ専門の保存ケースとか。私はずっとほしかったので、ラップの代わりになるシリコンの蓋を買いました。これで、ただレンジにかけるためだけに浪費されるラップに心を痛めなくて済みます。ただ、蓋まで思い出したのに小さい方のフライパン用の蓋を探すのを忘れました。大きい蓋だと微妙に蒸気が逃げてゆで卵ができないのです。
買い物をしながら、祖父に初めて100円ショップに連れて行ってもらったのを思い出していました。田舎特有の、今回よりさらにでっかい百均で、ここにあるものなんでも5つ買ってやるぞ、と言われて、なんでも、5つも?!とすごくワクワクしたのを覚えています。今考えたら500円なのだけれど、子供を楽しませるのが上手な人でした。
さっきからやたらと鶏の酒蒸しの匂いがするんですが、ご飯を炊いているだけなんです。そういえば今日から新米、新米は炊くと酒蒸しの匂いを発するものでしょうか。どちらかというとそれだと発酵していて古そうですが。
2024.10.12
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