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ふるやのもり

老夫婦と孫が住んでいる家で飼われている立派な馬を狙って、泥棒とオオカミがたまたま同じ日に馬屋に忍び込んでいると、おばあさんがふるやのもり(古い家の雨漏り)が一番怖いと孫に言ってるのを聞く。
雨漏りがしたのでおじいさんがふるやのもりが来た!というのを聞いてパニックになった泥棒とオオカミが鉢合わせし、お互いをふるやのもりと思い泥棒がオオカミに抱きつき外へ走り出すが、泥棒は大きな木の枝につかまり穴に落ちる。
山へ逃げ帰ったオオカミが仲間の動物に恐ろしいふるやのもりについて話すが誰も信用せず、知ったかぶりをする猿だけが同意し、みんなで退治に出かける。
猿が大きな木の穴が怪しいと長いしっぽを垂らすと、泥棒がつかまりしっぽが切れてしまい木の下へ落ち顔を擦りむき、それ以来猿の顔は真っ赤でしっぽは短くなった。

東北地方の昔ばなし

主役が急に変わる珍しいパターン

物語の類型
「なんでだろ~」

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