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【Twitter with note】子育て四訓

私のTwitter(https://twitter.com/yousuke_ht_)で書いた内容の中で、反響の良かったものを、より掘り下げて書いてみます!
※あくまでも私個人の考えです。エビデンスがあるものではなく、個人の考えによるものですので、ご了承とご理解を!

初回は、『子育て四訓』について!


□Twitterへの投稿文


『乳児からは肌を離すな
 幼児からは手を離すな
 少年からは目を離すな
 青年からは心を離すな』

僕が心がける、子育て四訓。

子どもは親が思ってる以上に成長してくれる。
適切に、離れていくことも、大切なことなんだなと思います。


□子育て四訓はどこから発祥?

これは諸説あります。
インディアンの言葉だとか、ある教員が考えただとか・・・。
どれが正解?は、正直わからないのですが、いずれにせよ、子育てだけではなく、子どもに関わる大人は心がけるべきことだなと思っています。


□どんな意味?

子育ての段階を4つに分け、その時々での子どもとの距離感を書いています。
すごくユニークなポイントとして、「物理的な距離」と「心理的な距離」を織り交ぜて書かれているところです。
一つ一つ見ていきましょう。

○乳児からは肌を離すな
 
乳児=生まれたての子どもですね。
 日本の法律(児童福祉法や母子健康法)では、「1歳未満」を指しています。
 参考:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000096703_1.pdf
 愛着の発達段階では、前愛着段階であると言われます。
 この頃の赤ちゃんとは、とにかく肌を離さないレベルで、近くの距離を取ること。
 これは心も体も。

○幼児からは手を離すな
 これもイメージしやすいですね。
 保育園とかで手を繋いでいる幼児さんを想像するとわかりやすいかと。
 「幼児」なので、小学校の入学前とかをイメージして貰えばいいです。
 この頃になると自我の芽生が始まり、乳児の頃よりも距離を必要とします。

○少年からは目を離すな
 小学校入学〜卒業くらいの話になってきます。
 自分の世界ができ、目の届く範囲から、それぞれの社会(学校や塾や友達)に飛び出していきます。
 でも、「いつでも見守っているよ」とサインを送り続けることが、見守る視線が必要な年齢です。

○青年からは心を離すな
 
最終ステップです。
 中学校入学〜くらいのイメージをしてください。
 この頃になると、親元を離れ、自分の作ったコミュニティ(友達同士の集まりや、彼氏彼女のような関係)を大切にするようになります。
 一つの精神的な自立と言えるでしょうか?
 けれど、心は離さない。
 どれだけ離れても、気持ちはつながっていると考えることが必要です。

□何がわかる?

この言葉から僕が考える3つのポイント!
・愛着形成の順番(支援者であれば、子どもとの関係性を作る順番)
・子どもの発達段階や年齢に伴い、変化する距離感の作り方
・支援は抜いていくという考え方

○愛着形成の順番(支援者であれば、子どもとの関係性を作る順番)
 
愛着形成の順番は「肌」から。
 人間の持っている物理的なパーソナルスペース(他人に近づかれると不快に感じる距離)の一番体に近いものは肌です。
 その肌に直接触れ合うことで、強力な関係性を作ることができます。
 前述にあるように、1歳くらいの時期にこの部分を強力に作ることが大切です。

○子どもの発達段階や年齢に伴い、変化する距離感の作り方
 子どもたちは成長します。
 年齢が上がっている、発達段階が成長しているのに、いつまでも同じ関係性を維持しようとするのは、非常にアンバランスになってしまいます。
 年齢が上がるにつれて、その時々で必要となる距離感に調整を行い、接していくことが必要です。

支援は抜いていくという考え方
 
一番大切な考えだと思います。
 支援入れたら抜く時期を考えることが必要です。
 最低限の支援を行い、その子が自分でできるように伝えていく。
 「入れると抜く」
 ”支援”はこの二つがワンセットで成り立つんです。
 あえて支援という言葉を使いましたが、”子育て”においてももちろん同じです。

□まとめ

子育てに関する格言や、考え方はいっぱいあります。
その多くは、「入れること」を中心に描かれています。
いっぱい触れ合うことが大切!と書かれていることもいっぱいあります。
もちろん、そのことを否定するわけではありません。
けれど、それでは「3割の完成度」です。
「入れること」「時期を図ること」「離れること」
この3つが成り立って、初めて必要要素が成り立つんです。

ご家庭における子育てもですが、特に保育や教育の現場で働く人たちにも同様のことが言えます。
今、目の前にいる子ども(支援を必要とする対象児)はどの発達段階なのでしょうか?
どのような背景に基づき、今行う支援が必要で、どのような計画で、支援を抜いていくのでしょうか?

今回は対象を絞らず書きましたが、次回は支援者向けのものも書いてみたいと思います!

□おわりのあいさつ

最初に書いた通り、あくまで僕の考え方です。
ご参考になれば幸いです(^^)
よければ、Twitter(https://twitter.com/yousuke_ht_)のフォローもお願いします!
ではまた!

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