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定額制動画配信サービスの国内シェア
コロナ禍での巣ごもり需要を追い風に伸びてきた有料動画配信サービス市場で、再編や事業テコ入れの動きが相次いでいるという。
U―NEXTは、民放のドラマなどに強みを持つ「Paravi」と経営統合、ドコモは「dTV」を刷新し、「Lemino」というサービスを開始。また、無料動画サービス「GYAO!」は3月末でサービスを終了した。
国内シェアを詳しく見てみると、「ネットフリックス」のシェアが高く、経営統合した「U―NEXT」+「Paravi」そして、「アマゾン」が追う形となっている。
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下記の通り、利用料金やオリジナルコンテンツ、独占タイトルの有無、視聴できるコンテンツの量などのバランスがシェアに密接に関わっていることが分かる。
・「ネットフリックス」
作品数:非公開、月額:790円~
オリジナルコンテンツが豊富。話題の海外作品もあり。
・「U―NEXT」
作品数:26万以上、月額:2,189円
作品数が圧倒的。幅広いラインナップが特徴。
・「Paravi」
作品数:非公開、月額:1,017円
TBS、テレ東作品、WOWOWのドラマも見ることができる。
・「アマゾンプライム・ビデオ」
作品数:非公開(5万以上)、月額:500円
他のアマゾンサービスも利用可能。低価格。
また、スポーツ系サービスの「DAZN」や日本が得意としている「アニメ」関連のサービス(dアニメなど)にはまだまだ伸びしろがあるように思える。
今後はサービスの統合や価格競争が続くことが予想される。
オリジナルコンテンツや話題性のあるコンテンツをさらに低価格で見れる時代になるかもしれない。
まとめ
今後は、シェアを取り合うだけではなく、さらなるサービスの向上やオリジナルコンテンツのクオリティー向上にも期待したい。
また、日本発の全世界(国外)を意識したサービスの登場も待たれる。
動画コンテンツ戦国時代。
各動画配信サービスの動向に注目していきたい。