仮想通貨(暗号資産)のアドレス長すぎ問題を解決する【ENS】ってなに?
仮想通貨のウォレットに割り当てられるアドレスは文字の羅列で作られています。
イーサリアムだと「0x6482BB92dFF86c33bD1fF2D4022caDc6463192BC」こんな感じです。
コインを送金するときや受け取るときも、このアドレスを使うわけなのですが問題があります。
問題①長すぎて覚えられない
問題②一文字でも間違えて送信するとコイン取り返しがつかない
もちろんこんな長い文字列を覚えられる訳ないですから、基本的にはコピペをするのですが、その際も最初と最後の文字がしっかりコピペされているか注意深く確認する必要があります。
なぜなら、一度送信してしまえば、後からアドレスが間違っていたことに気づいてもそのコインは戻ってこないからです。
一度消えてしまったコインはもう二度と帰ってきません
これが一番怖いところでもあります。
そこで、「アドレス間違いを少なくしよう」というのが【ENS】です。
ENSとはDomain Name Systemのことで、長すぎるアドレスを分かりやすいものに置き換えられるシステムです。
例えば、先ほどの長いアドレスを「chai.eth」などの認識しやすいアドレスにすることができます。(これは既にだれかが買っていて取得できなかった泣)
こうすれば、直接打ち込むこともできますし、コピペミスも目視で簡単に確認できるようになるという訳です。
ENSの買い方
https://ens.domains/ja/
こちらの公式サイトから購入できるようです。
購入にはETHが必要で、アドレス代+ガス代がかかります。
試しに適当な名前で確認してみると、アドレス自体は500円ほどですが、ガズ代が結構高いので全部で1万3千円でした。
また、1年、2年と期間を選べるようになっていました。
Chaiのまとめ
今後は仮想通貨がどんどん日常に浸透していくと考えられます。
その過程で、詳しくない人でも簡単に利用できる工夫は絶対に必要になってきますから、こういったシステムは必要不可欠ですよね。
もう少しガス代が下がったら買おうかな♡