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【生活の哲学】 #1 ほんとうに 「血」が繋がってる?

先日、親戚みんなで夜ご飯を食べた。そのメンバーが一同に会するのは初めてのことだった。そしてそれは、おばあちゃんが長いこと望んでいたことでもあった。

初めてだから、居心地の悪いこともあるだろう。気まずさもあるだろう。だけどこの時間があることを私は嬉しく思った。

先日高校に入学し、もう勉強に追われて大学受験がチラついている高校生の従姉妹。それでも今を感じてほしい、それくらい今のあなたは眩しいのだ。なんて言うと、「あんたいくつよ」と笑われる。でも、真剣にそう思うよ。

数日経って思い返していて、ふと、なぜ「血」が繋がる、と言うんだろうと思った。本当に「血」が繋がっているの?DNAかなにかじゃなくて?

まずはGoogle先生に聞いてみた。が、あまり望んでいる情報に辿り着けない。そこでふと、なんでもかんでもChatGPTに聞く父のことを思い出して、久しぶりに開いてみる。適当なことを言うからあまり信用していないのだけれど、聞いてみるとなんだかとてもそれっぽい回答が返ってきた。信憑性は分からないけれど要約すると、

  • 実際に血液の成分(遺伝子情報)は共有されている

  • 昔は生物の本質や個体の特性が血液によって決定されると考えられていた。また、血液は遺伝子や細胞と違い、目に見えるものであり、身体的な繋がりを感じられるものだった。その歴史的な表現がそのまま残っている。

  • 他の国でも、「血の繋がり」を表す言葉として、blood ties(英), lazos de sangre(西), liens du sang(仏), Blustsverwandtschaft(独)などがある。

とのこと。うーん、改めて考えてみると、目の前にいるおばあちゃんと、血液の成分が共有されているなんてなんだか変な感じ。神秘的で、動物的だ。つくづく、命って不思議ね。


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