初心者が オリジナル美少女着ぐるみマスク をお迎えする話ー2
本記事は、以下Youtube動画の内容を文面化したものです。
Youtube動画の内容は、次の通りです。
オリジナル美少女着ぐるみマスクを、マスク工房さんからお迎えする。
本記事は、前回Note記事(※)の続き: その2 という位置付けです。
※:その1 と置きます。
初心者が オリジナル美少女着ぐるみマスク をお迎えする話
上記 その1 との差分は次の通りです。
マスクデザインが異なる。
マスクを作製していただいた工房さんが異なる。
以下が、本記事のざっとした流れを示す目次です。
①:はじめに
その1 では、以下項目をお示ししました。
本記事でも、同じプロセスを経たので、説明は割愛させていただきます。
背景(本記事を作成したモチベーション)
私が使用したペンタブ
私が使用したお絵描きソフト
オリジナルマスクをお迎えするにあたり、私が重要視する3ポイント
自分の顔回りの測長データ(マスク被り心地の高得点狙い)
※なお、以下は工房さんによる画像や写真をお示ししていますが、工房さんから引用の了承をいただいております。
ご参考までに、その1 Youtube動画のスクリーンショットが以下です。
②:ピンク髪娘お迎えまでの流れ
当時の私がお迎えしたいなと思ったオリジナル娘イラスト下書きを下手なりに描き上げた結果が下図の通りです。
で、下書きを描いてみたのですが、このデザインが一般的なマスクデザインと大きく逸脱していた場合、マスク運用に難が生じます。
なので、このデザイン妥当性の検証を試みました。
具体的には、当時私が所有していたマスクと比較しました。
所有済みマスクの写真に対して自分の下書きを重ねてみると、顔の輪郭・口・鼻・瞳・目穴位置がそれなりに一致しているので、下書きデザインが一般的なマスクデザインと比べて大きく逸脱していないだろうと判断しました。
というわけで、イラスト下書きに色を塗りました。
で、オリジナルマスクのイラスト図を描き終えたので、ピンク髪娘製作をお願いしたい工房さんにコンタクトしました。
上記資料をお渡しし、工房さんにご検討いただき、マスク作製を引き受けて下さったので、発注の手続きを行いました。
で、後日、工房さんから表情図を送っていただきました。
この図を自分のイラスト図と重ねると、良く一致していることが確認できました。
工房さんが丁寧に表情図を作って下さったことが分かります。
その後、マスク作製が進み、工房さんから完成のお知らせと以下写真をいただきました。
私の主観で恐縮ですが、可愛いです。
工房さんからピンク髪娘発送のご連絡をいただき、後日、自宅に到着しました。
いつもの青いふたの容器にマスクが収納されています。
改めて、自分のイラストと完成写真を比較します。
あご~ぽっぺた下に沿った曲線デザインが大きな違いのように見えます。
これは工房さんのマスク型番が影響しているのではないかと思っています。
個人的には、完成デザインには満足しております。
さて、この娘を運用してみて分かったことがあります。
それは、視界穴が2か所あるのですが、瞳上側穴の方が良視界が得られることです。
で、良視界が得られることは良いことなのですが、一方で長時間着用していると、自分の顔の形が原因なのですが、疲れちゃうことも分かりました。
③:紫髪娘お迎えまでの流れ
こういったことは、他の方でも起きる事象だとは思いますが(※)、せっかくなので改善してみたいなと思いまして、それを反映したマスクイラストを描いてみました。
それが下図の紫髪娘です。
※:主要因は、私のケースと同じとは限りません。
一目瞭然ですが、この紫髪娘デザインはピンク髪娘デザインを流用しております。
また、この紫髪娘の場合、練習も兼ねて3面図を描いてみました(※)。
※:側面図を厳密に描くと、横髪によって口・鼻・目が隠れてしまうので、横気味に描いてみました。
さて、長時間着用改善案ですが、具体的には、瞳上側穴の位置を5mm上げてみました。
ピンク髪娘イラストと紫髪娘イラストを重ねると、穴の位置違いが分かりやすいと思います。
上述の通り、長時間着用改善を狙った仕様が紫髪娘のメインです。
その他にも、ピンク髪娘と異なる仕様が6点ございます。
それらを下表の青字でお示しします。
以上で、私の中で紫髪娘の仕様を確定しましたので、ピンク髪娘を作って下さった工房さんに再度コンタクトしました。
上記資料をお渡しし、工房さんにご検討いただき、マスク作製を引き受けて下さったので、発注の手続きを行いました。
で、後日、工房さんから表情図を送っていただきました。
薄紫線:工房さんが描いた紫髪娘表情図
薄ピンク線:工房さんが描いたピンク髪娘表情図(ピンク髪娘お迎え時の図を流用)
薄灰線:私が描いた紫髪娘イラスト
工房さんが描いた紫髪娘表情図は、目穴が5mm上方シフト反映していただいていることが確認できました。
その後、マスク作製が進み、工房さんから完成のお知らせと以下写真をいただきました。
私の主観で恐縮ですが、ピンク髪娘に続き、可愛いです。
工房さんから紫髪娘発送のご連絡をいただき、後日、自宅に到着しました。
例の青い容器に収まっています。
改めて、自分のイラストと完成写真を比較します。
自分のデザインを踏襲しつつも、細かいところで工房さんの(意図されているか分かりかねますが)アレンジも混ざっているように見受けます。
個人的には、完成デザインには満足しております。
さて、既述の通り、この紫髪娘の重要な狙いは目穴を5mm上方シフトすることです。
到着したマスクに対して、定規を用いて測長確認してみました。
おおよそ5mm変更されていることが分かり、工房さんの丁寧な仕事に敬服です。
次に、マスク着用テストしたところ、長時間の着用に向いていそうなことも確認できました。良かったです。
以上で、オリジナル美少女着ぐるみマスクである、ピンク髪娘と紫髪娘を工房さんからお迎えする流れのご紹介でした。
④:ご注意
上記は私の経験に基づいております。
なので、今後、同工房さんにオリジナルマスクを発注される方が同じプロセスを経るかどうかは分かりかねますので、ご理解をお願い致します。
金髪娘をお迎えした その1 と同様に、本記事も極めてとんがった内容ではありますが、どなたかの参考になれば幸いです。