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Ready for this change
わたしは今日一般的に言われる、いわゆる社会人になった。98年生まれだけど、1年遅れて。同期はみんな年下で、下手したら高卒の子なんて5歳も下だった。
新生活は5年ぶりだなあ、いやカナダを合わせたら2年ぶりか、
そんなことを考えながら桜並木を通り過ぎる電車に乗った。私が配属された部署は少し特殊で同期はいなかった。たぶん、年の近い先輩もいないかもしれない、いまだに名札を見ながらじゃないと部署と課を言えない、珍しくて。また一人か~、まあいいや~と思った、私は昔からたった一人で何かの環境に入っていくことが多い。主体的ではなくて受動的に。
他の人とやっと同じスタートラインにたったと思ったのに、同い年なのにみんなはもう2年目でわたしは1年目のぺーぺーで、何も知らないスキルも経験もない。圧倒的に差がついていて愕然とした、
社会人という自覚はあるけれど実感はない、頭ではなんとなく受け入れているからあとは順応するだけだ。毎日仕事ができなくて号泣しながら電車に乗る日々は目に見えているけれど、今は家族も友達も、彼もそばにいてくれる。まあなんとかなる、一人ぼっちではないから。