【もはや人間】超自然に会話できるChatGPT新音声会話機能『Advanced Voice』を徹底解説《使い方・活用事例15選を紹介》
みなさん、こんにちは。
チャエンです!(自己紹介はこちら)
人と間違えるほどのクオリティを搭載したAdvanced Voiceが遂に公開されました!実際に使ってみましたが、もう人間と遜色ない程のレベルで衝撃です。
大阪弁で漫才してみたのですが、成り立っていて感動しました。漫才のスキルは置いておいて、Advanced Voiceがすごいので一度見て欲しいです笑
解説動画はこちらです。
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今回は、Advanced Voiceの概要やビジネスでの活用可能性、Advanced Voiceの活用事例15選を紹介します。また、音声系AIの今後についても考察したのでぜひ最後までご覧ください🔥
1.Advanced Voiceの概要
Advanced Voice Modeは、日本時間2024年9月25日未明にOpenAIが公開した新たな音声対話機能です。7月のアルファ版リリース以来改良が加わり、アクセントへの対応や会話のスピード、話すスムーズさを改善してきたといいます。
今までは3〜5秒程度の時間がかかっていましたが、Advanced Voice Modeは人間とほぼ同じスピード(約0.3秒)での応答が可能になりました。
以下のツイートでは、「Sorry I'm late(遅れてすみません)」という言葉を50の言語で話しています。このデモを聞くと、人間と変わらないことがわかります。
1-1 追加された機能
①音声の種類が増加
すでに提供されている4種類の音声に加え、新しく5種類の音声が追加されました。以下がそれぞれのイメージです。人格も異なるので、選ぶモード(人)によって回答内容も異なります。
②カスタムインストラクションに対応
個別の要望や設定に合わせて、応答をカスタマイズできるようになりました。また、ユーザーの好みや過去の会話履歴を反映させることができます。
音声データは最大30日間保存され、消去されるまでは何度もリプレイすることが可能です。
③カスタマイズ機能
ピッチやスピード、抑揚などの細かな調整が可能になりました。
1-2 使用方法
今週中にChatGPTアプリのすべてのPlusとTeamユーザーに提供されると言われています。対象になったら、以下の通知がアプリに届くそうです。
また対象バージョンは、1.2024.261以降のiOS / Androidモバイルアプリです。
1日あたりの使用量には上限があり、上限は日々変更される場合があります。PlusおよびTeamユーザーには、その日の残り時間が15分になると通知されます。
1-3 使用する際の注意事項
ChatGPTの高度な音声はシステムがユーザーの感情を認識できるため、EUの職場や学校ではAI法が適応されて違法になると書かれているとのことです。海外で翻訳ツールとして使いたいと思いますが、使用場所には気をつけましょう!
2.ビジネスでの活用可能性
人間が話すスピードと遜色がなくなったことで、ビジネスでの導入がより現実的になりました。5つ活用事例を紹介します。
2-1 ポッドキャストアシスタント
音声メディアのポッドキャスト市場は急速に成長しており、今後も拡大が見込まれています。2023年の世界のポッドキャスト市場規模は約270億ドル(約4兆円)でした。2024年から2032年にかけて、年平均成長率(CAGR)15%以上で成長すると予測されています。
ただポットキャストは一人で話すと、メリハリが付きづらく進行が難しいですよね。そんな時に、アシスタントとして活用できます。実際にAdvanced Voice Modeとポッドキャストを作成したYoutubeを見つけたので共有します。
2-2 通訳
日本語以外のクライアントとの打ち合わせや商談に使えます。人間が話すスピードと変わらないので、翻訳されるまでに発生する待ち時間がないのがとても嬉しいポイントです。これで、海外進出も簡単になりますね!
2-3 営業トークの練習
スクリプトを作成しても、その通りにいかないのが営業ですよね。商談前にお客さんの傾向や特徴をプロンプトとして入力しておくことで、想定される質問への対応や準備ができるようになります。
また、準備をする中で補足するべき資料もわかるので、成果が出せる営業マンへ一歩近づきそうですね。
資料作成を自動化させたい場合は、先週紹介したMicrosoft copilotがおすすめです。AI×生産性で無双しましょう!
2-4 コールセンターの自動化
カスタマーサポートに欠かせないのが、コールセンターです。 AIを活用することで、よくある質問や定型的な問い合わせに対して自動対応が可能となり、オペレーターの負担を大幅に軽減します。また24時間365日稼働するため、夜間や休日も顧客対応が可能です。
コールセンターの応対支援事業にも様々な企業が参入していますね。
2-5 視覚障害者向け音声ガイド
視覚障害を持つ方々にとって、音声ガイドは日常生活や施設利用、観光などでの大きなサポートとなります。また、多言語にすぐ翻訳されるので外国人観光客向けの音声生成もすぐにできるのでコストを抑えることができます。
3.Advanced Voiceの活用事例15選
ビジネスでの活用可能性を紹介しましたが、実際に使ってみた人たちの事例を15個紹介します。
ここからいろんなビジネスの種を得られるかと思います。
また、最後に私、チャエンが考える今後のAI音声業界の展望とChatGPTの未来についても考察しておりますので、ぜひ見てください☺️
3-1 漫才してみた
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