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【タスクを完全自動化!?】ChatGPTにタスクを毎日自動実行できる神機能「Tasks」が搭載。《使い方、活用事例10選を徹底解説》

みなさん、こんにちは。
チャエンです!(自己紹介はこちら

ChatGPTに新たな機能「Tasks(タスク)」が登場しました🔥

これまでチャット形式でやり取りするだけだったChatGPTですが、今回の「Tasks」では繰り返しの作業やリマインダーを自動化・スケジュールできるようになりました。

毎朝のニュース確認や定期的な予定のリマインドなどをChatGPTに任せることで、日々の生産性が格段に向上すること間違いなしです。

現在はPlus・Pro・Teams向けのβ版として先行提供されていますが、今後は順次すべてのユーザーに展開される予定とのことです。仕事やプライベートのスケジュール管理もぐんとスマートになるでしょう🔥

今回は、Tasksの概要や使い方、そして活用事例10選とプロンプトをまとめました。忙しい方や少しでも日々のタスク管理を効率化したい方は、ぜひ最後までご覧ください💡


1.Tasksの概要

ChatGPTの新機能であるスケジュールタスク(Scheduled tasks)は、指定した時間やタイミングでChatGPT自身がタスクを実行し、ユーザーに通知してくれる機能です。現在はChatGPT Web版、iOS、Android、macOSに対応しており、Windowsアプリへの対応は2025年Q1に予定されています。

「毎日午後にAIニュースの概要を教えて」「毎日フランス語を練習する」「お母さんの誕生日をリマインドして」といった繰り返し作業を自動化できるのが大きな特徴です。

1-1 Tasksの特長

Tasksはユーザーがオンライン・オフラインにかかわらず、指定した時間にChatGPTが自動的に動き、タスク結果をプッシュ通知やメールを通じて届けてくれます。
以下が具体的な特長です。

オンライン・オフラインを問わず実行
ユーザーがChatGPTを開いていなくても、サーバー側でタスクが実行され、通知が送られます。

②プッシュ通知・メール通知対応
タスクが完了したタイミングやリマインドが必要なタイミングで、プッシュ通知やメールなどを受け取れます。
通知のオン/オフはChatGPT Webの設定画面で行えます。

③複数プラットフォームで管理が可能
Webブラウザ版、iOS・Android版、macOSアプリで利用・管理が可能。
Windowsアプリは2025年Q1にサポート開始予定。

④簡単なタスク管理画面
プロフィールアイコンから「Tasks(タスク)」をクリックすることで、すべてのタスクを一覧管理・編集・削除できます。(現状、タスク管理ページはWeb版のみ)

1-2 Tasksのできること・できないこと

Tasksで「できること」「できないこと」をまとめました。

✅できること
①画像生成
テキストで「こういう画像がほしい」と説明すると、それをもとに画像を生成してくれます。新しいブログ記事のアイキャッチ画像が必要なとき、ざっくりとしたイメージを伝えるだけでAIが提案してくれるので、作業がスピーディに進むでしょう。

②Canvas出力が可能
描画命令に基づいて、Canvas上に図形や画像を直接出力できる機能です。簡易的なグラフやフローチャートを瞬時に生成したり、アイデアスケッチを可視化したりするのに便利です。コマンドベースで指示して、ChatGPTにリアルタイムで反映させることができます。

③メモリー機能の参照
過去の会話内容をタスクモードが記憶し、必要に応じて参照できるのも大きな強みです。やり取りの文脈を保ったまま対話ができるので、「以前の話題の続き」からスムーズに議論を進めることができます。ドキュメントやアイデアメモとして利用している人にとっては、非常に助かる機能でしょう。

④ウェブ検索(天気や株価など)
タスクモードでは、リアルタイムの情報をウェブから取得して提供してくれます。たとえば天気情報や株価など、日常生活で頻繁にチェックする情報をChatGPTに問い合わせるだけで、外部サイトに行かずとも最新データを得られます。

⑤過去の履歴の参照
これはメモリー機能と似ていますが、より広い意味で“対話履歴やログ”を参照できるという点が特徴です。以前に行ったすべてのやり取りを振り返り、追加の回答や修正を行う際などに効果を発揮します。

❎できないこと
①ファイルアップロード、取り込み
外部ファイルを直接アップロードしたり取り込んだりすることは、現状できません。テキスト情報やURLを通じたやり取りに限られるため、大容量のデータやドキュメントを直接読み込ませて分析するといった使い方はまだ難しいといえます。

②GPTsとAPIへの連携
現時点では外部のGPTモデルやAPIと直接連携することはできません。外部サービスとのデータ連携を通じて複雑な処理をしたい場合や、高度な自動化を考えている方にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。

③ボイス機能
音声の入力や出力機能は未搭載のため、音声通話や音声でのやりとりをTaskモードで完結させることはできません。音声操作に慣れている方や、ハンズフリーでの会話を求める方にとっては、今後のアップデートに期待がかかるところです。

④Pythonの実行
Pythonコードを直接実行できる環境は提供されていないため、コードのテストやスクリプトの実行はChatGPT上では行えません。開発作業には引き続きローカル環境やクラウド環境が必要になります。

⑤高頻度の実行:1時間に4回以上
システムへの負荷を考慮して、短時間で過度な利用は制限されています。大量のタスクを短時間で何度も実行するケースには対応できないので、スケジューリングなどを行う際にはリクエストの頻度に注意が必要です。

1-3 使用制限

Tasksは便利な機能ですが、まだβ版のため一部使用制限があります。

  • GPT-4oの使用制限
    スケジュールタスクはGPT-4oを使うため、ChatGPTプランの使用制限が適用される。

  • アクティブタスクは10個まで
    10個を超える新規タスクを作成する場合は、既存のタスクを一時停止・削除する必要がある。

  • ベータ版である点
    今後アップデートされる可能性は高いが、現段階では機能が限定的。

2.使い方

2-1 スケジュールタスクを開く

Tasksを開く方法は2種類あります。

①ChatGPTの画面左上にあるモデル選択一覧をクリックする

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