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【世界初】誰でも無料で使えるSora並の動画生成AI「Luma AI」を徹底解説《使い方+仕事で使える活用のコツ5選》
みなさん、こんにちは。
チャエンです!(自己紹介はこちら)
3Dモデル生成で有名だったLuma AIが、超クオリティの動画生成AI「Dream machine」を一般公開しました。
実際にSoraで公開されたプロンプトを入力しても、そこそこのクオリティを出せるのがすごいですね。a16zを筆頭にシリーズBで$43Mを調達済みで、アプリも200万ユーザーほどで伸びてる会社が制作しています。
【世界初:Sora並の動画生成AIが誰でも無料で使える】
— チャエン | 重要AIニュースを毎日発信⚡️ (@masahirochaen) June 13, 2024
3Dモデル生成で有名だったLuma AIが超クオリティの動画生成AIを一般公開
しかも、月間30枚は無料で生成可能。
実際にSoraで公開されたプロンプトを入力してもそこそこのクオリティを出せる。
やはり3Dモデル発なので、クオリティが高い。… pic.twitter.com/rwWkSxwefE
3Dモデル発なのでクオリティが高いにも関わらず、月間30枚は無料で生成可能です。
今回はこのLuma AIの会社概要をはじめ、新しく公開した「Dream machine」できることや使いこなすコツ、他の動画との違いを解説します💡
新しい動画生成AIを使いこなせるように、最後までぜひご覧ください!
1.Luma AIの概要
Luma AIはアメリカ・サンフランシスコ発の企業で、主に3Dモデル生成技術を提供しています。
2024年1月には、a16zを筆頭にシリーズBラウンドで4,300万ドルを調達し、Nvidia A100 GPU約3000台のコンピュートクラスターを活用して新しいAIモデルの訓練を行っています。
ユーザーがスマートフォンで撮影した画像データを元に、AIが3Dモデルを生成するサービス「GENIE」を提供していました。その後「Dream Machine」と呼ばれる動画生成AIを一般公開しました。
1-1 Luma AIの特徴
撮影画像から3Dモデルの作成:iPhoneを使って物体や製品、日常シーンを撮影するだけで、リアルな質感や照明効果を含む詳細な3Dモデルを数分で生成します。
プロフェッショナルなツールが不要:初期投資のために専用のデバイスやツールが必要ないので、誰でも簡単に高品質なモデルが手に入るのがとても魅力的です。
テキストプロンプトから3Dモデルの作成(GENIE):テキスト指示を元に3Dモデルを生成することも可能で、10秒もかからずに4つの3Dモデルを生成します。NeRF(Neural Radiance Fields)という技術を用いて、複数の写真から三次元の状態に復元する技術を活用しています。
マルチモーダルTransformerモデルの採用:AWSとNVIDIA最新GPUで高速トレーニングされたモデルを採用しているので、スケーラブルな先進アーキテクチャを実現しています。
1-2 「Dream Machine」の機能
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2024年6月12日、Luma AIは新たに「Dream Machine」と呼ばれる動画生成AIを公開しました。
高解像度の動画生成:Dream Machineは最大4Kの高解像度動画を生成することができます。非常にクリアで詳細な映像を作成することが可能です。
動きのなめらかさ:動きのなめらかさが向上しており、リアルなカメラアクションや滑らかな動きを再現することができます。例えば、ドローンが建築物を飛び回るようなシーンも自然に生成できます。
細部までリアルな描写:120秒で120フレームのビデオを作成し、細部までリアルに描写します。
![](https://assets.st-note.com/img/1718498076070-E6KsiSzyXE.png?width=1200)
多様な入力形式:テキストまたは画像、そして両方を組み合わせ動画を生成することができます。
1-3 商用利用の注意
Luma AIは生成した出力データを商用利用することはできません。ユーザー自身の非商業的な目的でのみ使用できます。出力データの商用利用を希望する場合は、Luma AIに問い合わせて、別途契約を結ぶ必要があります。
とあるので、契約するプランによって商用利用できる幅が異なります。プランを確認した上で使用しましょう!
またAIを使う上で、以下も気をつけましょう。
①著作権と倫理的な課題
AIによる動画生成には著作権や倫理的な問題が伴う可能性があります。
著作権法の遵守:生成されたコンテンツが他者の著作権を侵害しないようにする必要があります。特に、既存の作品やブランドに類似したコンテンツを生成する場合は注意が必要です。
倫理規範の遵守:差別的な内容や暴力的な内容を含むコンテンツの生成は避けるべきです。
②撮影環境の最適化
こちらはGENIEを使う時の注意点ですが、3Dモデルを作成する際には撮影環境を最適に保つことが重要です。
カメラの角度を一定に保つ:撮影時にカメラの角度を一定に保つことで、より正確な3Dモデルを生成することができます。
360度撮影の準備:対象物を360度から撮影することで、詳細でリアルな3Dモデルを生成することが可能です。回転台を使用するなどの工夫が有効です。
1-4 Luma AIのプラン
プランは現在4つあります。
先ほどの商用利用できるプランについてですが、Standardから可能となっています。
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また無料で30枚生成することができるので、試したい方におすすめです。しかし、優先度が低いため使用するタイミングによっては以下のような制限がかかる場合があります。
安定して使用したい方は、課金して使用しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1718499893217-jwqD0YnkAm.png?width=1200)
2.その他の動画生成AI
SoraやKlingは1分以上の長尺動画生成に対応していますが、Dream MachineとRunway-Gen2は5秒の短尺動画生成に強みを持っています。
これからツールを比較解説していきます。
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