![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147638289/rectangle_large_type_2_1f50002093af219d5ba067e49b52da1c.png?width=1200)
はじめましてChacoです
日本で臨床獣医師として6年間働き、5年前に夫の仕事で渡米しました。
やっぱり獣医師という仕事が諦められず、アメリカでも獣医になりたい!と思い、今は北米獣医師免許を取得するためにPAVE (The Program for the Assessment of Veterinary Education Equivalence)というプログラムに入ってます。
アメリカで獣医師として働く方法はいくつかあるのですが、北米獣医師免許を取るプロセスは道のりが長い割に情報が少なく…そんな時に先輩日本人獣医師のBlogの情報がとても助けになりました。わたしも微弱ながら誰かの役に立てばいいなと思い、記録を残すことにしました。
なぜアメリカで獣医を目指すか?
アメリカは獣医療の形態がかなりしっかりしていて、そういう新しいフィールドに飛び込んでみたいなと思ったからです。診断や実践に力を入れた教育制度や、常にディスカッションしチームを大切にする形態、専門医とのスムーズな連携など日本では最近始まったことも、こちらでは当たり前となっています。もちろん最新の獣医療に触れる機会でもあり、単純にアメリカで獣医をすることを想像するとワクワクするからです。
とはいえ、きっかけは家庭の事情。はじめに渡米した際はVISAで2年間の滞在の予定でした。しかし、3年前に夫がアメリカのstart-upに就職することが決まり、今後長くアメリカに住むとのこと。2年のサバティカルのつもりが…ということで、わたしもやりたいことについて模索した結果、アメリカでも獣医師になるぞ!という結論に至りました。
そのために今何をしているか?
今はPAVEのQualifying science examをpassし、次のステップ(Evaluated Clinical Experience)を達成するために大学に申請しつつ、NAVLE (North America Veterinary Licensing Examination)の勉強を始めるところです。
PAVEは大きく分けて4つのステップから成り、
English proficiency examinations (TOEFL or IELTS)
Qualifying science examination
Evaluated Clinical Experience ←次ここ
NAVLE
+ 州によってはJurisprudence Examinationなど追加のテスト
https://www.aavsb.org/licensure-assistance/international-pathway
わたしの持っていたVISAでは労働許可が出なかったので、1年ほど動物病院でsurgical assistantやdischarge staffとしてボランティアをしています。IELTSのスコアは取れましたが自分の英語にはまだまだ満足ではないので、英語の勉強も続けています。
振り返ってみると、ここまで来るのにも楽ではなかったですし、家族の協力は必須でした。具体的な苦悩やテスト勉強、今後の大学生活(はやく行けたら良いですが!)やプロセスについてBlogに書いていけたらなと思います。
よろしくお願いします。
From Boston,
Chaco
![](https://assets.st-note.com/img/1721836584710-rRL2UDgjti.jpg?width=1200)