二万円のブラウス
妻がおねだりしてきます。
猫撫で声で訴えてきます。
普段は「暑い」と言って近づいてきませんが、今日は傍に寄ってきます。
どうやら少し高めのブラウスが欲しいようで、少し迷っているみたいです。
私の返事はいつだって縦に首を振るだけですが、ブラウスの価値がわからない私にはそれが高いのか、それとも安いのかの区別がつきません。
「二万円のブラウスを買う人ってどんな人?」
そんな質問をインターネットのサイトで見つけました。
なんとなくでいいからイメージを掴めるかと思い見てみたのですが、その質問に答える人は様々で、買う理由も様々です。
結局高いのか安いのかハッキリしません。
私たちの年代だとそのくらいの服は持っておかないといけない時があるという意見が多く、独身世代だととても服が好きだという人たちが買っているようです。
そして、みんな少し高いと感じているみたいです。
欲しいブラウスが見つかった
時々画像を見せられて
「どれがかわいい?」
妻は猫になって私にそう聞いてきます。
どうやら迷っているようです。
迷わない時は案内メールが届き
「ご購入ありがとうございます」
と、書いてあります。
聞かれる時はいくつかの候補のうちどれにしようか迷っているのです。
迷う理由はいくつかあって、欲しいものが多くて迷うか、色で迷うか、金額的に迷うかなどです。
ここまで文章を書いたところで妻の欲しいものは3万円のワンピースに変わっています。
妻の気持ち
妻に聞いたところ、2万円のブラウスは高く感じるみたいですが、気に入ってしまったものは仕方がないのです。
何やら最近はSNSを駆使して情報を集めると、勝手に妻好みのいろんなおすすめが出てくるようになったので、あちこちの服に目移りしているようです。
「5万円のブラウスが•••」
妻が何やら呟いています。
経理担当
いつも私の答えは
「買っちゃいなよ」
なんと頼りない夫なのでしょう。
我が家の経済状況を何も知らないので無責任に「Yes」としか答えない私。
仕方がないから妻は最終的に財布と相談して決めているようです。
2万円のブラウスは高いかどうかよりは、それが欲しいなら資金の割り振りを調整すればいいだけです。
我が家の場合は無駄に食費が多いので、月々の食費を少し抑えれば買えます。
というよりは健康のために食費を抑えた方が良いのです。
すぐに消えるものよりしばらくは残るものにお金をかけてみましょう。
現在妻は「黒も買えば良かった」と呟いています。
すでに何か買ったようだ。