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竹田城

noteの更新が久しぶりでどんな風に文字を書いていたか忘れてしまったけど、記録として残しておこうと思うので綴ります。


竹田城跡(立雲峡)

ジブリが大好きなワタシがずっとずっと行きたかったところ。

昨日の23時出発で加古川バイパスが通行止めで迂回して3時頃近くの道の駅に到着。


運転も順番こにして、彼の好きな音楽を聞いて、どんどん田舎道になる風景、信号待ちには目があったりして、SAの休憩では「星が綺麗やね。」って言いながら助手席の窓を開けてワタシの手をつないだままタバコを吸う彼、こういう時間が続けばいいのにな、と思った。


5時半から登り始める。なかなかの急斜面に懐中電灯を用意してくれたお父さんに感謝。暗くて寒くて夜の山は不気味で少し怖かったな。6時には頂上について日の出まで50分、ワタシは星を見たり日の出前に少しずつ明るくなる空を見たりして、いろんな話をしたかったけど彼はゲームに夢中で少し残念だった。


日の出時間を過ぎると少しずつ竹田城が見えてきて、でもまだ寒さのせいで雲海に隠れたりして、人間の思うようには見せてくれないなぁ、って思った。

すでに50分待ってたのもあって、ワタシはもう少し待ちたかったんだけど彼の意見に賛成して下山。降りてすぐに携帯で竹田城を画像検索してたのには笑えた。

帰りの運転は、ほとんど彼がしてくれて感謝だった。こういうのがあるから、ゲームしてたのも、はやく降りようって催促されたのも許せる。

帰ってきてから、少し一緒に寝て、今度どこ行く?次は何する?ってそんな話ができたのが嬉しかった。永遠に続かなくたって、今が心地いいならいいやと思えるようになった。


去年はワタシじゃない人と竹田城に行っていた彼、

今年はワタシが彼の隣にいる。

この夏ワタシの隣にいた人はもういなくて

この冬ワタシの隣には彼がいる。



出会いってこんな感じでいつ何が起こるかなんて想像できなくて

二人の関係に保証なんてなくて、それでも二人で生きる未来の話をする。

なんだか変な感じがするけど、それもまた幸せだな。と思えた。

今を生きている感じがする。


捉え方によっては、軽々しい感じがするかもしれないし、美化しているだけなのかもしれないけど、誰に何を思われてもいいやって他人の反応が気にならなくなった。

少し他人に対して冷静な気持ちで接することができたり、いい距離感を掴めるようになった気がする。その対象に彼もいて、以前のワタシは他人に対して期待しまくり、見返り求めすぎだったのに、出会いは人を変えることを実感している。これについてはまたゆっくり文字にしたいと思う。


話がそれたけど、ずっとずっと行きたかった場所に、しおりまで作って、一緒に行ってくれてありがとう。今度はどんな景色を一緒に見ることができるかな。





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