激情パンクとスカの融合 - THE SUICIDE MACHINESの名作紹介
【アルバム名】
DESTRUCTION BY DEFINITION
【アーティスト名】
THE SUICIDE MACHINES
【バンド概要】
1991年に、アメリカ合衆国ミシガン州デトロイトで、ジェイ・ナバァロ(Vo)、ダン・ルカジンスキー(G&Vo)Gt)、ジェイソン・ブレイク(Ba)、ステファン・ライリヒ(Dr)の4人で結成されたスカ・パンクバンドです。
音楽性は、スカ・レゲエ・パンクをベースにメロディクなハードコアをミックスしたサウンドです。
1993年に、自主制作ミニアルバム『 THE ESSENTIAL KEVORKIAN CASSETE』をリリースしました。このアルバムは、スカパンク、ハードコアパンク、オルタナティヴ・ロックを融合させた独特のサウンドで、注目を集めました。
1993年に、当時人気絶頂のランシドのオープニング・アクトを務める程になり、それが縁で、1994年にはツアーを回るようになりました。
同年には、1stアルバム『GREEN WORLD』をリリースしました。このアルバムは、アメリカのインディーズシーンでヒットし、バンドの知名度を高めました。
1995年には、2ndアルバム『SKANK FOR BRAINS』をリリースしました。
1996年に、メジャーレーベルのHOLLYWOOD RECORDSと契約し、念願のメジャー1stアルバム「DESTRUCTION BY DEFINITION」をリリースし、20万枚のセールスを上げ、全米ビルボード200チャートで最高45位を記録しました。
1998年に、2ndアルバム「REVOLUTION SPRING」をリリースしました。このアルバムは、サウンドがメジャー寄りになったことで、賛否両論となりました。
それから2005年までに4枚のアルバム(トータル6枚)の作品をリリースしました。
しかし、メンバー間の音楽性の違いにより2006年に解散してしまいます。
2010年10月2日、バンドは公式ホームページで再結成を発表しました。
そして、2020年には7枚目のアルバム「REVOLUTION SPRING」をリリース。
2023年8月20日と21日には、再結成13周年を記念した来日公演を開催。
現在も活動を続けておます。
【アルバム紹介】
このアルバムは、1996年にメジャー移籍後初めてリリースされた作品です。
スカコアの世界で、このアルバムは記念すべきデビューアルバムとして名高いのです。
初期のゴリゴリのスカコアサウンドがこのアルバムから聴けます。
メロディックなハードコアにスカの要素がふんだんに取り入れられたスタイルは、多くのフォロワーを生み出しました。ポップでキャッチーなメロディックな楽曲に、スカのパーティ的な要素が絶妙に組み合わさり、若さと激情がたっぷり詰まった傑作です。
アルバムの冒頭を飾るのは「NEW GIRL」で、この曲も最高です。
そして、3曲目の「BREAKING THE GLASS」は、スカ・コアやスカ・パンクのファンにはおなじみの大ヒット曲です。
このアルバムは、スカコアの歴史に欠かせない一枚です。
【試聴】
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