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旅行記⑦ ドイツ 1

アムステルダムから電車でケルンへ移動した。高速電車で移動したのは初だったが、席は広く乗り心地が良かった。一等車と二等車があり、ここでは二等車を選択したが、ぱっと見違いは客層くらいだった。アムステルダムは、治安が良く、もっと長く居ても良かった。欲を言えばロッテルダムにも行きたかった。そんな思いがありながらケルンに到着する。体調は変わらず優れない。駅に着くと、仮装した人が多いのに気づいた。仮装パーティでもあったのか。そんな風に思うと、ケルン大聖堂が見える。とにかくデカイ。

ケルン大聖堂は、塔を含めた高さが約157m、横幅約145mとゴシック建築の聖堂としては世界最大の大きさである。

中に入ると、荘厳な空間に圧倒される。大聖堂は何箇所も行ったが、圧倒的に高さがある。体調は変わらず悪いが、この空間にいる時だけは、その事も忘れてしまう。ここでは、日本人観光客を沢山見た。時期的に、春休みに入った大学が多くなってきたからなのだろうか。

外に出ると、写真の様な街並みが続いている。この辺は、イメージしてらドイツらしさは無く、寧ろ日本の都会の街並みと何ら変わらなかった。歩いていると、体調が悪くなり、アパレルショップに入る。ヨーロッパを歩いて気づいたのは、白と緑のアディダスのスニーカーを履いてる人が多いことだ。そして、これの答えはここで分かった。このショップに行くと、白緑のアディダススニーカーが多数売られており、しかも安い。恐らく、他のショップにも沢山売られてるのだろう。欧米人は、シンプルな服装をしている人が多く、それにこの靴はマッチする。そして、スタイルが良い人が多いため、シンプルな服装でも様になる。店を出て、この日の宿に向かう。この日の宿は、ケルンから電車で30分ほど離れたニッペス市内にあった。交通量の多い場所だったが、周辺にはスーパーとマックくらいしかない。この宿もairbnbで予約し、30代くらいのサラリーマンの家だった。洗濯物が溜まっていたので、洗濯してもいいかと聞くと快く承諾してくれた。優しいホストだったので、余計体調が悪い状態で来たことを申し訳なく思う。この日も早めに寝る。いつになったら、体調が良くなるのだろうか。

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