【シュチュエーションボイス】【ヤンデレ】「どこ見てたの?」…よそ見をしたら隣にいた彼女が急にヤンデレ化した
「あのね、さっき見ちゃったんだよね……楽しそうに、あの子と話してるところ。すごく、すごく笑顔だったよね。うん、もう一回言うね。『すごく笑顔だった』よ。私、そんな顔見たことないかも? なんて思っちゃって……ねぇ、それってどういうことなの?」
「別に怒ってるわけじゃないんだよ? ほんとだよ? ただね、胸がギュウって苦しくなって、どうしてか涙が止まらなくなっちゃっただけ。私以外の誰かとそんなに楽しそうにしてるの、見たことなかったから……びっくりしちゃったの。うん、きっとびっくりしてるだけなんだと思う……ねぇ、そうだよね? びっくり、だよね?」
「でも、でもでも……それって、私が知らない顔があるってことだよね? 私、全部知ってるって思ってたんだ。でも……違うの? あの子には私に見せない顔を見せるの? どうして? どうしてなの? 私、何か悪いことしちゃった? 嫌われるようなこと、した? 教えて、ねぇ……教えてよぉ!」
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「……あ、そっか。私が知らないだけで、ずっとあの子のことが好きだったのかもしれないね。だってあんなに楽しそうだったもん。そっか……そっかぁ……でも、でもね、それってひどくない? 私がこんなに好きなのに、ずっとずっと隣にいたのに、どうしてそんなことするの? 私だけじゃ、足りなかったの?」
「ねぇ、どうしてあの子と話してたの? 私よりあの子のほうが大事なの? 私、こんなに愛してるのに……ねぇ、答えてよ! 黙ってるの、やめてよ! 私のこと、こんなに苦しめて楽しい? 私、全部捧げたのに……全部だよ! 私がどんな気持ちでここにいるか、分かってるの?」
「それとも……あの子ともっと仲良くなりたいの? 私よりも、あの子と一緒にいたいの? だとしたら、言ってよ……いや、やっぱり言わないで。だって、そんなこと言われたら、私、……嫌いになんて、絶対なれないから……でも、でも……どうしたらいいの? 私、壊れちゃいそうだよ……」
「分かったよ……どうしてもあの子を選ぶって言うなら、私、仕方ないって思う……でもね、でもね……私、一人にしないよ。ずっと一緒だよ。だって、私、生きていけないもん。あの子なんて……邪魔なのに……私だけいればいいのに……」
(少し冷静さを取り戻し、微笑む)
「私ね、もう分かってるんだ。私のこと好きじゃないなんて嘘だもんね? そうだよね? あの子とは、ただの友達だよね? 私のこと、ずっと愛してるよね? だって、私のほうが好きだもん……そうだよね?」
「ねぇ、……もし私を裏切ったりしたら……どうなるか、分かるよね? 私ね、ずっと見てるから。どこにいても、誰といても、絶対に見逃さないからね。だから……他の誰かを好きになるなんて、できないよね?」
(最後に、笑顔で囁く)
「だって、私たちは運命の人同士なんだから……ずっと、ずーっと……愛してるからね?」