「半信半疑=傷つかない為の予防線」
Mr.Childrenのしるし
この曲の中に「半信半疑=傷つかない為の予防線」というフレーズがある。
私には心に刺さる。ずっとずっと相手を信じられない、それはきっと私が弱いから。もしもの場合を考えてしまう。
もしも裏切られたとき、信じてたほうが悲しみが大きい。なら最初から信じていなければ裏切られても“ほら、やっぱりね”って言い聞かせられる。その分悲しみが減るでしょ?
私自身が傷つきたくないから、相手を信じられずに半信半疑でいる。
まさに傷つかない為の予防線
これは恋人のような確かな関係性が成り立っているときだけに言えること。
だってね
信じられない私も信じてもらえない相手もそんな関係性の時点でなにもないの。虚無。
好きの言葉を信じられない。相手のことを信じられない。
自分が傷つきたくないのはほんと。
だけど、こんなもの
最初から私が2番目だってわかってる関係なら、相手を信じられるもなにもそもそもだよね、って話。
あなたの1番は私じゃない。それがわかっている、だから傷つきたくないから信じないのではなく、そもそも”信じる”って言葉すら私たちの間には存在しない。
わかってても傷つきたくない。信じられないくせに信じたいと思ってしまう。わかってたのに裏切られたら傷ついてしまう。
傷つかない為の予防線を引いていたはずなのに…その予防線を引いている時点でもう傷ついているってこと。ジレンマのような。
半信半疑、不確かな関係性はいつだってからっぽなまま。悲しいね。
傷つくことを恐れないで、ただまっすぐに信じられる相手を、信じてくれる相手を。
きっと忘れられないしるしになる。