見出し画像

自分の居場所は、、、

去年だったかな、「最高の教師」と言うテレビドラマを観ていたとき、家にもクラスにも自分の居場所がなくて、悪い人に騙されそうになる女の子に対して、その子に片想いしている男の子が、
「お前がお前の居場所になればいいだろ」
的な決め台詞を放っていて。
そのセリフは私にもグサリと刺さった。

人がたくさんいる場所で、私は居場所を探しては見つけられずに戸惑うことがとても多い。自分からいくこともせず、受け身になって、、、その状態で誰か来てくれるという甘えを消せず。
そんな甘くないよな笑ってわかってるけど、そんな状況を嘆いてはいじけるみないなことを今までの人生ずっとしてた。
そんなふうだから誰かが声をかけてくれても、自分はそこにいていいのかわからなくなったり、場の雰囲気を壊さないようにいらん気をすり減らして、、、
人が多い場所は嫌いだとか言っている😂

そんな自分は自分でいいよなと最近は思えたけれど

そう思えるようになっていくのと同時に、
自分の居場所を自分が作れるようになっている感覚がある。

それは特に自分が編み物とか消しゴムはんこづくりとかしてる時に顕著で、
どこでだろうと、自分が好きなことに没頭できればそこは心地がいい。今はイオンにある広場でコーヒー飲みながら帽子編んでる🧶

なんだか自分の周りに1枚の柔らかな膜が貼られたような心地よさ。
誰でも入って来れる薄さで柔らかさなんだけど、周りの状況で自分が形を変えなくてもいいと言うような感じかな。
この感覚を感じることが最近とても多い。自分が自分のままでいることを周りの人も、そした自分も許すことができている感じ。

この考えは気をつけなきゃ危ないような気もするけど
結局は自分が自分を許したり、認めたり、納得できればそれが最強なんじゃないかと思っている。
自分の居場所は自分だとわからないから外に求めてしまうように、自分の行為に、自分が許可を下すことができないから、誰かに許しを乞いたくなったり、自分が自分の考えを受け入れられてないから、拒否してるから誰かにわかってほしくなったりする気がしていて。
それは下手すると押しつけになってしまったりして。相手もしんどくさせてしまうような気がする。

だから結局のところ、自分の一番の味方は自分であって。
そうできてない人にとって、自分の一番の敵は自分。
だから自分と向き合うことが1番しんどくなってしまうんじゃないかなとおもったりしてる。

私はたぶんいつからか、自分の考え、言動に全く自信がなくて、容姿とかも含め自分をかなり否定してきていたから、自分の敵は自分で、外に味方を作ろうとしていて。でもそれには限界があることをここ最近実感している。
自分が自分の味方でいてあげないと、結局のところ、自分じゃない、自分の周りにいる、私を思って味方でいてくれてる人のありがたみや、優しい言葉たちが心の中の中まで届いてくれないことに気がつき出してる。

今年の夏、自己否定MAXになった私が、母と妹の前で泣いたら、
妹が泣きながら
「みーちゃんが自分のこと自分なんかとか言うと悲しくなる」
と言ってきて。それはもうぐさぐさと私の心に刺さって。
これじゃダメだと思った。
今まで自分に起こってきたネガティブなことは全て自分の欠陥が原因だと思ってきたから、そんな自分を否定して、そんな自分じゃなくなるために足掻いてきたせいで、本当の自分が嫌いで嫌いで仕方なくなってた。
そんな風にいるのではもう限界だというのがこの休学を決めた理由のたぶん根源にあった気がする。

だけどこんな文章が心からの言葉で書けている今、
とってもとっても幸せで、
こんなふうなところに導いてくれた私の大切な人たちに心から感謝です。

いいなと思ったら応援しよう!